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公開番号
2025109953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2025085273,2023514291
出願日
2025-05-22,2021-04-16
発明の名称
靴
出願人
株式会社アシックス
代理人
個人
,
個人
主分類
A43B
23/26 20060101AFI20250717BHJP(履物)
要約
【課題】足入れの容易性と足形状へのフィット性の両立を図った靴を提供する。
【解決手段】靴10において、ソール60と、ソール60に接合されるアッパー20と、ソール60およびアッパー20により形成される内部空間40内に設けられるシュータン50と、を備える。シュータン50は、ニット部材で形成され、靴10の前後方向に沿った山折り形状の稜線部56を有する。シュータン50は、一枚のニット部材で形成され、その内足側および外足側のそれぞれの側端部が、内部空間40内の底部と側部との接線近傍にそれぞれ接合される。シュータン50は、稜線部56から内足側または外足側の側端部にかけての領域の一部が、隣接する他の少なくとも一部より伸縮性が高く形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ソールと、
前記ソールに接合されたアッパーと、
前記ソールおよび前記アッパーにより形成される空間内に設けられるシュータンと、を備え、
前記シュータンは、ニット部材で形成されているとともに、靴の前後方向に沿った山折り形状の稜線部を有し、
前記ソールは、アウトソールの上にミッドソール、中底の順に重ねて接着された形で構成されており、
前記中底の外径は前記ミッドソールの外径より小さく、
前記シュータンの内足側側端部は、前記中底の外径に沿った内足側接線の位置で前記中底に縫合されており、または、前記内足側接線の近傍において前記アッパーに縫合されており、
前記シュータンの外足側側端部は、前記中底の外径に沿った外足側接線の位置で前記中底に縫合されており、または、前記外足側接線の近傍において前記アッパーに縫合されていることを特徴とする靴。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記シュータンは、その上面中央に位置する前記稜線部において山折り形状が形成されており、前記山折り形状は、爪先方向から先端部にかけて反り返るような形状であることを特徴とする請求項1に記載の靴。
【請求項3】
前記シュータンは、高伸縮領域、中伸縮領域、低伸縮領域に分けられた複数の領域を含むとともに、前記高伸縮領域、前記中伸縮領域、前記低伸縮領域が異なる厚みとなるように連続的に編まれており、それぞれの領域が1枚のニット部材となるように一体的に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の靴。
【請求項4】
前記シュータンは、その先端部における前記低伸縮領域が平面視で全体としてT字形に近い形状を有するように、三日月状に形成されている三日月形状部と、前記三日月形状部の中央部分が前記稜線部に沿って中央にある前記高伸縮領域の上端まで下方へ延びた中央下方延伸部と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の靴。
【請求項5】
前記シュータンは、平面視において外足側の前記高伸縮領域が外足側の側端部の縁まで延伸するように形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の靴。
【請求項6】
前記シュータンは、平面視において上半円状に上方へ延出する先端部と、四角形状に内足側へ延出する内足側側端部と、四角形状に外足側へ延出する外足側側端部と、波状に下方へ延出する末端部と、前記稜線部の近傍部分を含んで構成されており、
前記先端部には、平面視で三日月形状を有する前記低伸縮領域が形成されており、前記低伸縮領域は、隣接する他の部分より厚みを有するように低伸縮の編糸が厚く緊密に編み込まれて形成されていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の靴。
【請求項7】
前記低伸縮領域の前記中央下方延伸部は、前記シュータンの下端部に近い位置であって、内足側の前記高伸縮領域および外足側の前記高伸縮領域の下端部に近い位置まで下方に延びていることを特徴とする請求項4に記載の靴。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、靴に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、靴にシュータンを設ける目的は、主に着用者の足甲部分を覆って靴内部に土や粉塵の侵入を防止する点と、シューレースによる締め付け圧力から足甲部分を保護する点にある(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-130370号公報
特許第5950479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シュータンの足甲へのフィット性を向上させようとすると、設計の仕方によっては足入れの際にシュータンが足甲との摩擦で靴の内部へ引き込まれたり、足入れが窮屈となったりするおそれがあった。
【0005】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、足入れの容易性と足形状へのフィット性の両立を図った靴を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の靴は、ソールと、ソールに接合されたアッパーと、ソールおよびアッパーにより形成される空間内に設けられるシュータンと、を備える。シュータンは、ニット部材で形成されているとともに、靴の前後方向に沿った山折り形状の稜線部を有する。
【0007】
ここでいう「靴」は、例えばランニングシューズ等のシューレースを締めて結ぶタイプの靴であってよい。「アッパー」は、例えばメッシュ部材やニット部材で形成されてよい。「稜線部」は、シュータンの上面中央に前後方向に沿って上向きの山なりとなるように折られた山折り形状であってよい。山折り部分は、折目がはっきりするよう先鋭に折られていてもよいし、折目が目立たないよう湾曲状に折られていてもよい。
【0008】
この態様によると、シュータンが上向きの山なりとなる山折り形状に形成されることで、従来の平坦なシュータンと比べて足入れの間口を広くすることができ、足入れの際にシュータンと足が摩擦する面積を小さくし、シュータンを巻き込みにくくすることができる。また、山折り形状を形成していても、柔軟なニット部材で形成されているため、足入れしてシューレースを締めれば平坦となって足甲にフィットさせることができる。
【0009】
シュータンは、一枚のシート状のニット部材で形成されているとともに、その内足側および外足側のそれぞれの側端部が、空間内の底部と側部との接線近傍にそれぞれ接合されていてもよい。「接合」は、例えば縫合や接着、蒸着等の方法により接続されることであってよい。この態様によると、シュータンの両側端部が空間内の底部と側部との接線近傍に接合されていることで、シュータンが中足部全体を包み込むようにしてシュータンを足甲にフィットさせやすくすることができる。
【0010】
シュータンは、稜線部から内足側または外足側の側端部にかけての領域の一部が、隣接する他の少なくとも一部より伸縮性が高く形成されていてもよい。この態様によると、稜線から足幅方向にかけて伸縮性の高い領域を設けることで、着用者それぞれの足幅にフィットさせやすくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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