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公開番号
2025115826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010494
出願日
2024-01-26
発明の名称
食器洗い機、食器洗い機の制御方法、制御プログラム、処理剤ユニット
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
A47L
15/44 20060101AFI20250731BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】乾燥促進剤や洗浄剤等の処理剤の交換回数を削減して使用者の使い勝手を向上させることが可能な食器洗い機を提供する。
【解決手段】食器洗い機1は、洗浄槽3、第1給水経路51、第2給水経路52、切換弁50、乾燥促進剤ユニット30、洗浄すすぎユニット、乾燥ユニット、制御装置20を備える。第2給水経路52は、第1給水経路51とは異なる経路で洗浄槽3へ給水を行う。制御装置20は、洗浄槽3において洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程を行うように洗浄すすぎユニットおよび乾燥ユニットを制御し、洗浄工程では第1給水経路51を介して、すすぎ工程では第2給水経路52を介して、洗浄槽3へ給水が行われるように、切換弁50を制御する。制御装置20は、すすぎ工程を複数段階で行うように制御し、複数段階のすすぎ工程のうち最終すすぎ工程において、第1給水経路51と第2給水経路52とを選択的に切り換えて給水を行うように制御する。
【選択図】図10C
特許請求の範囲
【請求項1】
食器が収納される洗浄槽と、
前記洗浄槽の内部へ給水を行う第1給水経路と、
前記第1給水経路とは異なる経路によって前記洗浄槽の内部へ給水を行う第2給水経路と、
前記第1給水経路と前記第2給水経路とを選択的に切り替える切換部と、
前記第2給水経路に設けられており、前記食器に対する処理を行う処理剤が含浸され、前記第2給水経路への給水によって前記処理剤の成分が水中に溶け出す処理剤ユニットと、
前記洗浄槽に収納された前記食器の洗浄およびすすぎを行う洗浄すすぎユニットと、
前記洗浄槽において少なくとも洗浄工程およびすすぎ工程を行うように前記洗浄すすぎユニットを制御するとともに、前記洗浄工程あるいは前記すすぎ工程においては前記第2給水経路を介して、前記処理剤を含む給水が前記洗浄槽へ行われるように、前記切換部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記すすぎ工程を複数段階で行うように制御し、
前記複数段階のすすぎ工程のうち、最終すすぎ工程において、前記第1給水経路と前記第2給水経路とを選択的に切り換えて給水を行うように制御する、
食器洗い機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記処理剤ユニットは、前記洗浄槽の内部に設けられており、
前記処理剤ユニットの底面は、前記洗浄槽に供給された最大水位の水面よりも高い位置に配置される、
請求項1に記載の食器洗い機。
【請求項3】
前記処理剤は、乾燥促進剤である、
請求項1に記載の食器洗い機。
【請求項4】
前記洗浄槽において洗浄およびすすぎが完了後、前記食器を乾燥させる乾燥ユニットを、さらに備え、
前記制御部は、さらに乾燥工程を行うように前記乾燥ユニットを制御し、複数のすすぎ工程を行うとともに、前記すすぎ工程において前記乾燥促進剤が前記洗浄槽へ供給されるように、前記切換部を制御する、
請求項3に記載の食器洗い機。
【請求項5】
前記乾燥ユニットは、送風ファンとヒータとを有しており、
前記制御部は、前記乾燥促進剤を前記洗浄槽内へ供給する前記すすぎ工程を終えた後、前記乾燥工程において、前記ヒータをオフにして前記送風ファンを駆動させる、
請求項4に記載の食器洗い機。
【請求項6】
前記洗浄すすぎユニットは、前記洗浄槽に供給される水の温度を上昇させる加熱ヒータを有しており、
前記制御部は、前記加熱ヒータをオフにして、前記乾燥促進剤を前記洗浄槽内へ供給する前記すすぎ工程を行う、
請求項3または4に記載の食器洗い機。
【請求項7】
前記制御部は、前記第2給水経路を通過させる給水の量を制御して、前記乾燥促進剤の濃度を調整する、
請求項3または4に記載の食器洗い機。
【請求項8】
前記制御部は、前記処理剤の使用開始からの使用回数に応じて前記第2給水経路を通過させる給水の量を制御する、
請求項1または2に記載の食器洗い機。
【請求項9】
前記制御部は、前記処理剤の水を通す前の初期体積と含浸量とによって前記第2給水経路を通過させる給水の量を制御する、
請求項1または2に記載の食器洗い機。
【請求項10】
前記切換部は、庫内へ給水を行う給水弁に接続されており、前記第1給水経路と前記第2給水経路とを選択的に切り替える切換弁である、
請求項1または2に記載の食器洗い機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、洗浄槽に収納された食器等を洗浄する食器洗い機、食器洗い機の制御方法、制御プログラム、処理剤ユニットに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、本体部に設けられた洗浄槽内にセットされた食器等を自動的に洗浄する食器洗い機が用いられている。
例えば、特許文献1には、洗剤補充口とリンス補充口とが表裏貫通する基板と、基板の裏面に固定され、洗剤補充口を介して洗剤が補充される洗剤タンクと、基板の裏面に固定され、リンス補充口を介してリンスが補充されるリンスタンクと、を備えた食器洗浄機の洗剤供給装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-131053号公報(特許第4131406号)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の食器洗い機では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された食器洗浄機の洗剤供給装置の構成では、上方からの洗剤、リンス等の処理剤の補充作業を簡単に行うことができるものの、食器洗浄数回に1回程度、繰り返し、洗剤やリンス等の処理剤を補充する必要があり、使用者にとって面倒であった。
【0005】
本開示の課題は、乾燥促進剤や洗浄剤等の処理剤の交換回数を削減して、使用者の使い勝手を向上させることが可能な食器洗い機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る食器洗い機は、洗浄槽と、第1給水経路と、第2給水経路と、切換部と、処理剤ユニットと、洗浄すすぎユニットと、乾燥ユニットと、制御部と、を備えている。洗浄槽は、食器が収納される。第1給水経路は、洗浄槽の内部へ給水を行う。第2給水経路は、第1給水経路とは異なる経路によって洗浄槽の内部へ給水を行う。切換部は、第1給水経路と第2給水経路とを選択的に切り替える。処理剤ユニットは、第2給水経路に設けられており、食器に対する処理を行う処理剤が含浸され、第2給水経路への給水によって処理剤の成分が水中に溶け出す。洗浄すすぎユニットは、洗浄槽に収納された食器の洗浄およびすすぎを行う。乾燥ユニットは、洗浄槽において洗浄およびすすぎが完了後、食器を乾燥させる。制御部は、洗浄槽において洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程を行うように洗浄すすぎユニットおよび乾燥ユニットを制御するとともに、洗浄工程においては第1給水経路を介して、すすぎ工程においては第2給水経路を介して、洗浄槽へ給水が行われるように、切換部を制御する。制御部は、すすぎ工程を複数段階で行うように制御し、複数段階のすすぎ工程のうち、最終すすぎ工程において、第1給水経路と第2給水経路とを選択的に切り換えて給水を行うように制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る食器洗い機によれば、乾燥促進剤や洗浄剤等の処理剤の交換回数を削減して、使用者の使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る食器洗い機について、洗浄槽を引き出した状態を示す斜視図。
図1の食器洗い機の構成を示す側断面図。
図1の食器洗い機の制御ブロック図。
図1の食器洗い機の洗浄槽を上から見た平面図。
図4のA-A線断面図。
図4に示されている洗浄槽内に設置された乾燥促進剤ユニットが所定の位置に装着された状態を示す側面図。
図6Aの乾燥促進剤ユニットを着脱する際に洗浄槽の内側へ回動させた状態を示す側面図。
図6A等に示す乾燥促進剤ユニットの構成を示す分解斜視図。
図7の乾燥促進剤ユニットに含まれるジョイント部材をケースの蓋部材に対して装着する状態を示す斜視図。
図7の乾燥促進剤ユニットに含まれるジョイント部材をケースの蓋部材に対して装着する状態を示す斜視図。
図6A等に示す乾燥促進剤ユニットの内部において給水された水が乾燥促進剤を含む水として下方から洗浄槽へ排出されるとともに、ケース内で溢れた水がオーバーフロー水となって側方から排出される状態示す断面図。
図1等の食器洗い機において、給水弁を閉じた状態を示す図。
図1等の食器洗い機において、図10Aに示す状態から、給水弁を開け、切換弁を閉じて第1給水経路へ給水した状態を示す図。
図1等の食器洗い機において、図10Bの状態から切換弁を開いて第2給水経路へ給水した状態を示す図。
図1等の食器洗い機において、図10Cの状態から切換弁を開閉して第1給水経路および第2給水経路へ間欠給水した状態を示す図。
図6A等の乾燥促進剤ユニットにおける乾燥促進剤の使用回数に対する放出量の変化と、乾燥促進剤の放出量の変化に伴う給水量を変化させる制御を示すグラフ。
本開示の他の実施形態に係る食器洗い機について、洗浄槽を引き出した状態を示す斜視図。
図12の食器洗い機の洗浄槽の外側に配置される乾燥促進剤ユニットの構成を示す斜視図。
図12の食器洗い機の洗浄槽の外側に配置される乾燥促進剤ユニットの構成を示す斜視図。
図13A等の乾燥促進剤ユニットが食器洗い機の洗浄槽の外側に配置された構成を示す断面図。
図13A等の乾燥促進剤ユニットの分解斜視図。
本開示のさらに他の実施形態に係る食器洗い機の洗浄槽に取り付けられる乾燥促進剤ユニットの内部に第1給水経路と第2給水経路とが形成された状態を示す断面図。
本開示のさらに他の実施形態に係る食器洗い機に取り付けられる切換弁の構成を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
【0010】
(実施形態1)
本開示の一実施形態に係る食器洗い機1について、図1~図11を用いて説明すれば以下の通りである。
(1)食器洗い機1全体の構成
本実施形態に係る食器洗い機1は、例えば、システムキッチン等に組み込まれて使用される引き出し式の食器洗浄機であって、内部の洗浄槽3において被洗浄物としての食器類D(図2参照)を洗浄する。また、食器洗い機1は、後述する洗剤および乾燥促進剤を洗浄槽3内へ供給して、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程等を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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