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公開番号2025117260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012004
出願日2024-01-30
発明の名称加熱調理器
出願人株式会社フジマック,株式会社フジマックネオ
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A47J 37/06 20060101AFI20250804BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】排気ダクトの閉塞時における異音の発生を抑制することができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器10は、熱源部31から伝達される熱を用いて食材を焼成する焼成部30と、食材の焼成時に発生する煙を焼成部30から排気する排気ダクト41と、排気ダクト41を閉塞状態とする第1位置と排気ダクト41を開放状態とする第2位置との間で変位可能に構成されたダンパー42と、排気ダクト41におけるダンパー42よりも煙の流動方向の下流側位置に設けられ、ダンパー42が第1位置にあるとき、排気ダクト41から煙を排気させる排気ファン50の駆動に基づいて排気ダクト41の内部に気体を取り込む気体取込部60とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱源部から伝達される熱を用いて食材を焼成する焼成部と、
食材の焼成時に発生する煙を前記焼成部から排気する排気ダクトと、
前記排気ダクトを閉塞状態とする第1位置と前記排気ダクトを開放状態とする第2位置との間で変位可能に構成されたダンパーと、
前記排気ダクトにおける前記ダンパーよりも煙の流動方向の下流側位置に設けられ、前記ダンパーが前記第1位置にあるとき、前記排気ダクトから煙を排気させる排気ファンの駆動に基づいて前記排気ダクトの内部に気体を取り込む気体取込部と
を備える、
加熱調理器。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記気体取込部は、
前記排気ダクトの内外を連通する気体取込口と、
前記気体取込口に接続され、前記気体取込口から前記排気ダクトの内部または外部に向けて延出された延出部と
を有する、
請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記延出部は、筒状をなしており、水平方向に延びる底面部と、前記底面部に連結されて鉛直方向に延びる側面部と、前記側面部に連結されて水平方向に延びる天面部とを含む、
請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記延出部は、前記気体取込口からの延出方向及び前記延出部の厚み方向の双方と交差する方向を幅方向とするとき、前記底面部及び前記天面部の幅方向の寸法は、前記側面部の幅方向の寸法よりも大きい、
請求項3に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記延出部は、前記気体取込口から斜め上方に延出されている、
請求項2に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、食材を加熱した際に発生する煙を排気する排気ダクトを備える加熱調理器が広く知られている。例えば、特許文献1には、排気ダクトにおける脱臭装置よりも上流側位置に排気ファンを配置することにより、脱臭装置による排気ダクトの圧力損失を低減し、排気ファンの出力を低く設定することで、排気ファンによる騒音の発生を抑制するようにした加熱調理器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-59687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の技術においては、例えば、フランベを行う際にフライパン上に立ち昇る炎が排気ダクトに回り込むことを防ぐために排気ダクトを閉塞することがある。この場合、排気ダクトを閉塞した状態で排気ファンの駆動が継続されることにより、排気ダクトの内部に負圧が蓄圧され、排気ダクトを構成する部材間の隙間を空気が流動する際の風切り音が異音として発生する虞があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、排気ダクトの閉塞時における異音の発生を抑制することができる加熱調理器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する加熱調理器は、熱源部から伝達される熱を用いて食材を焼成する焼成部と、食材の焼成時に発生する煙を焼成部から排気する排気ダクトと、排気ダクトを閉塞状態とする第1位置と排気ダクトを開放状態とする第2位置との間で変位可能に構成されたダンパーと、排気ダクトにおけるダンパーよりも煙の流動方向の下流側位置に設けられ、ダンパーが第1位置にあるとき、排気ダクトから煙を排気させる排気ファンの駆動に基づいて排気ダクトの内部に気体を取り込む気体取込部とを備える。
【0007】
上記構成によれば、ダンパーが排気ダクトを閉塞状態とする第1位置にあるときには、排気ダクトの内部に気体取込部を通じて気体が取り込まれる。そのため、排気ダクトから煙を排気させる排気ファンの駆動に基づいて、排気ダクトの内部に負圧が蓄圧されることが抑えられる。したがって、排気ダクトを構成する部材間の隙間を空気が流動する際の風切り音が異音として発生することを抑制できる。
【0008】
上記加熱調理器において、気体取込部は、排気ダクトの内外を連通する気体取込口と、気体取込口に接続され、気体取込口から排気ダクトの内部または外部に向けて延出された延出部とを有してもよい。
【0009】
上記構成によれば、食材の焼成時に発生する煙に含まれる油分が排気ダクトの内壁に付着したとしても、こうした油分は排気ダクトの内部から延出部を伝って堆積する。そのため、食材の焼成時に発生する煙に含まれる油分が排気ダクトの外部に漏出することを抑制できる。
【0010】
上記加熱調理器において、延出部は、筒状をなしており、水平方向に延びる底面部と、底面部に連結されて鉛直方向に延びる側面部と、側面部に連結されて水平方向に延びる天面部とを含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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