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公開番号2025117857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012817
出願日2024-01-31
発明の名称クッション体
出願人株式会社イノアックコーポレーション
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類A47C 27/00 20060101AFI20250805BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】良好なたわみ特性を有しつつ、クッション体の軽量化又は冷感の低減に寄与できる技術を提供する。
【解決手段】クッション体10は、樹脂発泡体層13とゲル層11とが積層されている。クッション体10は、0%から50%まで速度10mm/分にて樹脂発泡体層13側から圧縮した際に得られる力-たわみ曲線(第1SS曲線)において、第1SS曲線と、当該第1SS曲線の近似直線との相関係数R1が、0.90≦R12≦1.0を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂発泡体層とゲル層とが積層されたクッション体であって、
0%から50%まで速度10mm/分にて前記樹脂発泡体層側から圧縮した際に得られる力-たわみ曲線(第1SS曲線)において、
第1SS曲線と、当該第1SS曲線の近似直線との相関係数R1が、0.90≦R1

≦1.0を満足する、クッション体。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
50%圧縮状態から無荷重状態まで戻した際に得られる力-たわみ曲線(第2SS曲線)において、
第2SS曲線と、当該第2SS曲線の近似直線との相関係数R2が、0.87≦R2

≦1.0を満足する、請求項1に記載のクッション体。
【請求項3】
第1SS曲線の近似直線の傾きa1が10≦a1≦32を満足する、請求項1に記載のクッション体。
【請求項4】
第2SS曲線の近似直線の傾きa2が10≦a2≦30を満足する、請求項2に記載のクッション体。
【請求項5】
樹脂発泡体層とゲル層とが積層されたクッション体であって、前記樹脂発泡体層側のF硬度が56以下である、クッション体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、クッション体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ゲル状粘弾性体とそれを被覆してなるフィルムより構成されるマットを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-52182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ゲルは、良好なたわみ特性を有する。しかし、弾性体としてゲルのみを用いたマットは、質量が大きく軽量化が望まれる。また、弾性体としてゲルのみを用いたマットは、触った際に冷たく感じられる点においても改善が望まれる。
【0005】
本開示は、良好なたわみ特性を有しつつ、クッション体の軽量化又は冷感の低減に寄与できる技術を提供することを目的とする。本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
樹脂発泡体層とゲル層とが積層されたクッション体であって、
0%から50%まで速度10mm/分にて前記樹脂発泡体層側から圧縮した際に得られる力-たわみ曲線(第1SS曲線)において、
第1SS曲線と、当該第1SS曲線の近似直線との相関係数R1が、0.90≦R1

≦1.0を満足する、クッション体。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、良好なたわみ特性を有しつつ、クッション体の軽量化又は冷感の低減に寄与できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
クッション体の断面図である。
比較例1-比較例3、実施例1の力-たわみ曲線を示すグラフである。
実施例2の力-たわみ曲線を示すグラフである。
実施例3の力-たわみ曲線を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
ここで、本開示の望ましい例を示す。
[1] 樹脂発泡体層とゲル層とが積層されたクッション体であって、
0%から50%まで速度10mm/分にて前記樹脂発泡体層側から圧縮した際に得られる力-たわみ曲線(第1SS曲線)において、
第1SS曲線と、当該第1SS曲線の近似直線との相関係数R1が、0.90≦R1

≦1.0を満足する、クッション体。
[2] 50%圧縮状態から無荷重状態まで戻した際に得られる力-たわみ曲線(第2SS曲線)において、
第2SS曲線と、当該第2SS曲線の近似直線との相関係数R2が、0.87≦R2

≦1.0を満足する、[1]に記載のクッション体。
[3] 第1SS曲線の近似直線の傾きa1が10≦a1≦32を満足する、[1]又は[2]に記載のクッション体。
[4] 第2SS曲線の近似直線の傾きa1が10≦a2≦30を満足する、[1]から[3]のいずれか一項に記載のクッション体。
[5] 樹脂発泡体層とゲル層とが積層されたクッション体であって、前記樹脂発泡体層側のF硬度が56以下である、[1]から[4]のいずれか一項に記載のクッション体。
【0010】
以下、本開示を詳しく説明する。尚、本明細書において、数値範囲について「-」を用いた記載では、特に断りがない限り、下限値及び上限値を含むものとする。例えば、「10-20」という記載では、下限値である「10」、上限値である「20」のいずれも含むものとする。すなわち、「10-20」は、「10以上20以下」と同じ意味である。また、本明細書において、各数値範囲の上限値及び下限値は、任意に組み合わせることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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