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公開番号
2025023167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2024209442,2021025352
出願日
2024-12-02,2021-02-19
発明の名称
靴
出願人
株式会社アシックス
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A43B
23/02 20060101AFI20250206BHJP(履物)
要約
【課題】ソール本体の材料選択の自由度を高めつつ部品点数の増加を抑制することができ、しかも製造が容易に行なえる靴を提供する。
【解決手段】靴1Aは、内部空間SPが形成された可撓性のシェル10Aと、シェル10Aに収容されたソール本体20とを備える。シェル10Aは、底壁部11と周壁部12とを含み、底壁部11とこれに隣接する部分の周壁部12とにより、内部空間SPのうちのソール本体20が配置される空間である下部側空間SP1が形成され、底壁部11に隣接する部分よりも上方に位置する部分の周壁部12により、内部空間SPのうちの着用者の足が挿入される空間である上部側空間SP2が形成される。底壁部11によってソール本体20の下面22が覆われることにより、底壁部11の外面11bによって靴1Aの接地面が構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
着用者の足が挿入される内部空間が形成された可撓性のシェルと、
前記シェルに収容されるとともに、着用者の足の足裏を支持するソール本体とを備え、
前記シェルは、底壁部と、当該底壁部の周縁から立設された周壁部とを含み、
前記底壁部と、当該底壁部に隣接する部分の前記周壁部とにより、前記内部空間のうちの前記ソール本体が配置される下部側空間が形成されるとともに、前記底壁部に隣接する部分よりも上方に位置する部分の前記周壁部により、前記内部空間のうちの着用者の足が挿入される上部側空間の少なくとも一部が形成され、
前記底壁部によって前記ソール本体の下面が覆われることにより、前記底壁部の外面によって接地面が構成されている、靴。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、靴に関し、特に、ソール本体と当該ソール本体を収容するシェルとを備えた靴に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
米国特許第10241498号明細書(特許文献1)の図6Eおよび図6Fには、ソール本体と、アッパー本体と、これらソール本体およびアッパー本体が収容されてなるシェルとを備えた靴が開示されている。
【0003】
当該特許文献1に開示された靴においては、シェルの底壁部に複数の孔部が設けられるとともにソール本体の下面に複数の突起部が設けられており、これら複数の突起部が上述した孔部に挿入されている。これにより、シェルの底壁部の外面上においてソール本体に設けられた複数の突起部が外部に向けて突出するように露出して位置することになり、これら複数の突起部の先端面によって接地面が構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第10241498号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に開示された靴においては、ソール本体に設けられた複数の突起部によって接地面が構成されているため、当該ソール本体を構成する材料として耐摩耗性に優れた材料を選択する必要が生じ、ソール本体の他の機能である履き心地の改善やクッション性の確保等を考慮した場合に、ソール本体の材料選択の余地が狭められてしまう問題が発生する。
【0006】
これを回避するためには、複数の突起部をソール本体の他の部分とは異なる材料にて形成することも考えられるが、そのように構成した場合には、部品点数が増加することに伴って製造コストが圧迫されてしまう問題が別途発生してしまう。
【0007】
また、上記特許文献1に開示された靴においては、その製造時において、ソール本体に設けられた複数の突起部とシェルの底壁部に設けられた複数の孔部との位置決めを行ないつつ、これら複数の突起部を複数の孔部に挿入する必要がある。そのため、この点においても、製造作業が煩雑化し、結果として製造コストが圧迫されてしまう問題が生じてしまう。
【0008】
したがって、本発明は、上述した問題を解決すべくなされたものであり、ソール本体の材料選択の自由度を高めつつ部品点数の増加を抑制することができ、しかも従来に比して製造が容易に行なえる靴を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る靴は、シェルと、ソール本体とを備えている。上記シェルは、着用者の足が挿入される内部空間が形成された可撓性の部材からなる。上記ソール本体は、上記シェルに収容されており、着用者の足の足裏を支持するものである。上記シェルは、底壁部と、当該底壁部の周縁から立設された周壁部とを含んでいる。上記本発明に係る靴にあっては、上記底壁部と、当該底壁部に隣接する部分の上記周壁部とにより、上記内部空間のうちの上記ソール本体が配置される空間である下部側空間が形成されており、上記底壁部に隣接する部分よりも上方に位置する部分の上記周壁部により、上記内部空間のうちの着用者の足が挿入される空間である上部側空間の少なくとも一部が形成されている。上記本発明に係る靴にあっては、上記底壁部によって上記ソール本体の下面が覆われることにより、上記底壁部の外面によって接地面が構成されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ソール本体の材料選択の自由度を高めつつ部品点数の増加を抑制することができ、しかも従来に比して製造が容易に行なえる靴とすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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