TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025005274
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105415
出願日
2023-06-27
発明の名称
センサ装置及び歩行情報通信システム
出願人
株式会社バンダイ
代理人
主分類
A43B
13/14 20060101AFI20250108BHJP(履物)
要約
【課題】通信によるバッテリーの消費を軽減すること。
【解決手段】人の履物に装着されるセンサ装置である。センサ装置は、人の動きを検出する検出部と、検出部により検出された検出情報に基づいた歩行情報を、外部の端末に送信する通信部と、検出情報を用いて、人の動きを判定し、判定された人の動きに応じて、通信部の通信を制御する制御部と、を備える。制御部は、人の動きが人の歩行動作と異なる動作であることを条件として、通信部の通信を可能に制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
人の履物に装着されるセンサ装置であって、
人の動きを検出する検出部と、
前記検出部により検出された検出情報に基づいた歩行情報を、外部の端末に送信する通信部と、
前記検出情報を用いて、人の動きを判定し、判定された人の動きに応じて、前記通信部の通信を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、人の動きが人の歩行動作と異なる動作であることを条件として、前記通信部による通信を可能に制御する、
センサ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記検出情報を用いて、前記人の動きが、人の歩行動作である第1の動き又は前記人の歩行動作以外の動作である第2の動きのいずれであるかを判定し、前記人の動きが前記第2の動きであることを条件として、前記通信部による通信を可能に制御する、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記第2の動きは、前記センサ装置が装着された履物の先端部を地面に接触させる動作である第1種別の第2の動き、前記センサ装置が装着された履物の内側面と他の靴の内側面とを接触させる動作である第2種別の第2の動きの、少なくともいずれかである、
請求項2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記第1種別の第2の動きは、前記センサ装置が装着された履物の先端部を地面に複数回接触させる動作であり、
前記第2種別の第2の動きは、前記センサ装置が装着された履物の内側面と他の靴の内側面とを複数回接触させる動作である、
請求項3に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記検出部は、人の動きの加速度を検出可能であり、
前記制御部は、人の歩行方向の加速度を連続して検出した場合、第1の動きと判定し、それ以外の加速度を検出した場合、第2の動きと判定する、
請求項2又は請求項3に記載のセンサ装置。
【請求項6】
前記制御部は、人に対して上下方向の加速度及び衝撃を連続して検出した場合、前記第1種別の第2の動きと判定し、人の歩行方向に対して外側方向の加速度及び衝撃を連続して検出した場合、前記第2種別の第2の動きと判定する、
請求項5に記載のセンサ装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記人の動きが前記第2の動きであることを条件として、前記通信部による通信を可能にし、前記端末とのペアリング処理又は前記端末への前記歩行情報の送信処理を行う、
請求項2又は請求項3に記載のセンサ装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記人の動きが前記第1種別の第2の動きであることを条件として、前記通信部による通信を可能にして前記端末とのペアリング処理を行い、
前記人の動きが前記第2種別の第2の動きであることを条件として、前記通信部による通信を可能にして前記歩行情報を前記端末に送信する、
請求項7に記載のセンサ装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記人の動きが歩行動作である場合、前記通信部による歩行情報の送信をしないように制御する、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項10】
前記歩行情報は、歩数情報、速度情報、加速度情報の少なくとも何れかの情報である、
請求項1に記載のセンサ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、履物に装着可能なセンサ装置と、センサ装置により収集された歩行情報の通信システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、センサと通信機を内蔵した小型のセンサ装置を、ソールに設けた凹部に収容した靴等の履物が知られている。センサ装置は、センサで計測したデータに基づいて運動に関する様々なパラメータ値(例えば、消費カロリーの計算やランニングした距離など)を算出し、センサで計測したデータや算出したパラメータ値等の歩行情報を、ユーザのスマートフォン等の端末に送信することができる。そして、ユーザは、運動に関する様々なパラメータ値を自らの健康管理等に役立てることができる(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-535157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
履物に装着されるセンサ装置は小型であることが要求され、それゆえ、センサを駆動するバッテリーも小型であることが要求される。一方、センサ装置に記憶されている歩行情報をスマートフォン等の端末に送信する必要があり、通信によるバッテリーの消費が課題となっていた。
【0005】
そこで、通信によるバッテリーの消費を軽減することが可能なセンサ装置及び歩行情報通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、人の履物に装着されるセンサ装置であって、人の動きを検出する検出部と、検出部により検出された検出情報に基づいた歩行情報を、外部の端末に送信する通信部と、検出情報を用いて、人の動きを判定し、判定された人の動きに応じて、通信部の通信を制御する制御部と、を備え、制御部は、人の動きが人の歩行動作と異なる動作であることを条件として、通信部による通信を可能に制御する、センサ装置である。
【0007】
本発明の一態様は、端末と、人の履物に装着されるセンサ装置と、を備え、端末は、センサ装置と通信可能な通信部を備え、センサ装置は、人の動きを検出する検出部と、検出部により検出された検出情報に基づいた歩行情報を、端末に送信する通信部と、検出情報を用いて、人の動きを判定し、判定された人の動きに応じて、通信部の通信を制御する制御部と、を備え、制御部は、人の動きが人の歩行動作と異なる動作であることを条件として、センサ装置の通信部による通信を可能に制御する、歩行情報通信システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、通信による、センサ装置のバッテリーの消費を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は本実施形態の靴1の左側面図である。
図2は、ソール10とセンサ装置2との構成例を示す図であって、靴1を真上から見た(上面視した)平面図である。
図3はセンサ装置2の斜視図である。
図4はセンサ装置2の機能のブロック図である。
図5は第1の動きを説明するための図である。
図6は第1種別の第2の動きを説明するための図である。
図7は第2種別の第2の動きを説明するための図である。
図8はメモリ部102のスロットを説明するための図である。
図9は本実施の形態における歩行情報通信システムの概略図である。
図10はセンサ装置2の動作フローチャートである。
図11はセンサ装置2の通信処理の動作フローチャートである。
図12はペアリング処理(Step 203)におけるセンサ装置2と無線端末3とのシーケンス図である。
図13は歩行情報通信処理(Step 204)におけるセンサ装置2と無線端末3とのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社バンダイ
ヨーヨー
5日前
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
コンピュータシステム
今日
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
コンピュータシステム
今日
株式会社バンダイ
プログラム、及び商品提供管理装置
6日前
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
コンピュータシステムおよびプログラム
今日
株式会社バンダイ
玩具
11日前
株式会社バンダイ
ヨーヨー
5日前
株式会社バンダイ
電池収容構造及び玩具
10日前
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
コンピュータシステムおよびゲームシステム
3日前
他の特許を見る