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公開番号2025044630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152324
出願日2023-09-20
発明の名称電力変換装置
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H02M 3/155 20060101AFI20250326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電力変換装置を負荷に載置した場合でも、直流直流コンバータ部を容易に交換することが可能な電力変換装置を提供する。
【解決手段】この電力変換装置100は、負荷210に載置され、負荷210に電力を供給する。電力変換装置100は、直流電源200から入力される直流電力を交流電力に変換して負荷210に供給するインバータ部10と、直流電力の電圧を異なる電圧に変換するDCDCコンバータ部30と、を備える。インバータ部10、および、DCDCコンバータ部30は、負荷210側から、この順で積層されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
負荷に載置され、前記負荷に電力を供給する電力変換装置であって、
直流電源から入力される直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給するインバータ部と、
前記直流電力の電圧を異なる電圧に変換する直流直流コンバータ部と、を備え、
前記インバータ部、および、前記直流直流コンバータ部は、前記負荷側から、この順で積層されている、電力変換装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記インバータ部および前記直流直流コンバータ部を収容する筐体をさらに備え、
前記筐体は、前記負荷とは反対側が開口しており、
前記直流直流コンバータ部は、前記筐体の開口から露出している、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記筐体は、締結部材により前記負荷に固定されている、請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記負荷は、電気自動車用のモータを含む、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記インバータ部および前記直流直流コンバータ部が配置される基台部をさらに備え、
前記直流直流コンバータ部は、前記基台部の前記負荷とは反対側に配置されている、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記直流直流コンバータ部は、締結部材により前記基台部に固定されている、請求項5に記載の電力変換装置。
【請求項7】
前記インバータ部および前記直流直流コンバータ部が配置される基台部と、
前記インバータ部の入力側に配置され、前記直流電源から入力される前記直流電力を昇圧して前記インバータ部に供給する昇圧コンバータ部と、をさらに備え、
前記昇圧コンバータ部は、前記基台部の前記負荷とは反対側に配置されている、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項8】
前記昇圧コンバータ部は、締結部材により前記基台部に固定されている、請求項7に記載の電力変換装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、電力変換装置に関し、特に、直流直流コンバータ部を備える電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、直流直流コンバータ部を備える電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、インバータ装置と、DC-DCコンバータ(直流直流コンバータ部)と、インバータ装置およびDC-DCコンバータを収容する筐体と、を備える電力変換装置が開示されている。インバータ装置は、上アームおよび下アームを構成する半導体モジュールなどを含む。DC-DCコンバータは、MOSFETや、MOSFETが実装される高電圧回路基板などを含む。上記特許文献1では、筐体内において、下方から、DC-DCコンバータ、および、インバータ装置がこの順で積層されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2015/163143号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記特許文献1に記載のような電力変換装置では、DC-DCコンバータは、定期的に交換される部品である。そして、上記特許文献1の電力変換装置を、負荷の上方に載置した場合、DC-DCコンバータが負荷とインバータ装置とに挟まれた状態となる。このため、DC-DCコンバータ(直流直流コンバータ部)の交換を容易に交換できないという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、電力変換装置を負荷に載置した場合でも、直流直流コンバータ部を容易に交換することが可能な電力変換装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、負荷に載置され、負荷に電力を供給する電力変換装置であって、直流電源から入力される直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するインバータ部と、直流電力の電圧を異なる電圧に変換する直流直流コンバータ部と、を備え、インバータ部、および、直流直流コンバータ部は、負荷側から、この順で積層されている。
【0008】
この発明の一の局面による電力変換装置では、上記のように、インバータ部、および、直流直流コンバータ部は、負荷側から、この順で積層されている。これにより、電力変換装置を負荷に載置した場合でも、直流直流コンバータ部が負荷とは反対側に配置されるので、直流直流コンバータ部を容易に交換することができる。
【0009】
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、インバータ部および直流直流コンバータ部を収容する筐体をさらに備え、筐体は、負荷とは反対側が開口しており、直流直流コンバータ部は、筐体の開口から露出している。これにより、インバータ部および直流直流コンバータ部が筐体に収容されている場合でも、直流直流コンバータ部が筐体の開口から露出しているので、直流直流コンバータ部を容易に交換することができる。
【0010】
この場合、好ましくは、筐体は、締結部材により負荷に固定されている。これにより、筐体が締結部材により負荷に固定されている状態でも、直流直流コンバータ部が筐体の開口から露出しているので、直流直流コンバータ部を容易に交換することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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