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公開番号
2025057902
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167735
出願日
2023-09-28
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/506 20060101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】簡素な構成で外部ハウジングおよび内部ハウジングを外れ難くすることができるコネクタを提供する。
【解決手段】L型のコネクタ1は、電線部材の先端を端子ごと収容する内部ハウジング11と、内部ハウジング11を収容する外部ハウジング3と、を備える。コネクタ1は、外部ハウジング3において相手端子が挿入される第2開口23の周縁を防水するシール部材35と、シール部材35を保持するリテーナ37と、を備える。リテーナ37は、外部ハウジング3および内部ハウジング11を係合する1次ロック部26をロックする2次ロック部52を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
長さ方向と交差する方向に相手端子が接続される端子を先端に有する電線部材と、
前記電線部材の先端を前記端子ごと内部に収容する内部ハウジングと、
前記内部ハウジングを収容する第1開口を、前記相手端子を収容する第2開口に交差するように設けた外部ハウジングと、
前記第2開口の周縁を防水するシール部材と、
前記外部ハウジングに取付けられた前記シール部材を保持するリテーナと、を備え、
前記リテーナは、前記外部ハウジングおよび前記内部ハウジングを係合する1次ロック部をロックする2次ロック部を有する、コネクタ。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記リテーナは、前記シール部材を保持するにあたって前記外部ハウジングに係合されるリテーナロックを有し、
前記2次ロック部は、前記リテーナロックに一体に形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記リテーナロックは、複数形成され、
前記1次ロック部は、前記内部ハウジングに設けられるとともに、前記外部ハウジングが有する被係合部に係合され、
前記2次ロック部は、前記複数のリテーナロックのうち、前記被係合部に係合されるものに形成されている、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記リテーナロックは、材料の弾性を利用して前記外部ハウジングに係合されるスナップフィット部を有し、
前記2次ロック部は、一対設けられた前記スナップフィット部の先端に架設されるとともに、前記スナップフィット部が前記外部ハウジングに係合された場合に前記1次ロック部を上から押さえる、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記スナップフィット部は、前記外部ハウジングに係合される突起と、前記突起を先端に有する脚部と、を有し、
前記脚部および前記2次ロック部は、同じ厚さに形成されている、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記スナップフィット部は、前記外部ハウジングに係合される突起を有し、
前記突起は、前記スナップフィット部を挿入する方に位置する面において斜面部を有する、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記内部ハウジングを前記外部ハウジングに対して挿入方向に位置決めする位置決め部を有する、請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、電線に対して交差する方向を相手側コネクタの嵌合方向とするコネクタが周知である。特許文献1のコネクタは、端子付電線と、端子付電線を収容するインナーハウジングと、インナーハウジングを収容するアウターハウジングと、を備える。アウターハウジングは、インナーハウジングをインナー挿入方向で受け入れる電線導出開口と、インナー挿入方向に対して直交する方向を相手側コネクタの嵌合方向とするハウジング嵌合開口と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-164945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インナーハウジングには、相手側コネクタが接続される端子付電線が収容されている。このため、端子付電線と相手側コネクタとの接続を維持するために、インナーハウジングをアウターハウジングから脱落し難くする必要がある。但し、インナーハウジングがアウターハウジングから外れることを防止する対策をとるにしても、コネクタの部品点数が増えたり構造が複雑化してしまったりするのは好ましくない。よって、簡素な構成でインナーハウジングの脱落を防止できる対策が必要であった。
【0005】
本開示の目的は、簡素な構成で外部ハウジングおよび内部ハウジングを外れ難くすることができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するコネクタは、長さ方向と交差する方向に相手端子が接続される端子を先端に有する電線部材と、前記電線部材の先端を前記端子ごと内部に収容する内部ハウジングと、前記内部ハウジングを収容する第1開口を、前記相手端子を収容する第2開口に交差するように設けた外部ハウジングと、前記第2開口の周縁を防水するシール部材と、前記外部ハウジングに取付けられた前記シール部材を保持するリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記外部ハウジングおよび前記内部ハウジングを係合する1次ロック部をロックする2次ロック部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、簡素な構成で外部ハウジングおよび内部ハウジングを外れ難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図2は、電線部材、内部ハウジング、およびシールドシェルの斜視図である。
図3は、内部ハウジングを有する電線部材からシールドシェルを外した場合の斜視図である。
図4は、コネクタの縦方向の断面図である。
図5は、コネクタの平面方向の断面図である。
図6は、コネクタの分解斜視図である。
図7は、第1リテーナロックの斜視図である。
図8は、コネクタの縦方向の断面図である。
図9は、外部ハウジングへのアセンブリの挿入を示す斜視図である。
図10は、外部ハウジングへのシール部材およびリテーナの取付図である。
図11(a)、図11(b)は、第1リテーナロックの係合の仕方を示す説明図である。
図12は、別例に係る第1リテーナロックの斜視図である。
図13は、別例に係る第1リテーナロックの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、長さ方向と交差する方向に相手端子が接続される端子を先端に有する電線部材と、前記電線部材の先端を前記端子ごと内部に収容する内部ハウジングと、前記内部ハウジングを収容する第1開口を、前記相手端子を収容する第2開口に交差するように設けた外部ハウジングと、前記第2開口の周縁を防水するシール部材と、前記外部ハウジングに取付けられた前記シール部材を保持するリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記外部ハウジングおよび前記内部ハウジングを係合する1次ロック部をロックする2次ロック部を有する。
【0010】
本構成によれば、外部ハウジングおよび内部ハウジングが1次ロック部によってロックされる。また、リテーナには、1次ロック部を外れ難くするために、1次ロック部をロックする2次ロック部を設けている。このように、シール部材を保持するために設けられたリテーナに、1次ロック部をロックする2次ロック部が設けられるので、部品を追加しなくても、外部ハウジングおよび内部ハウジングを強固にロックすることが可能となる。よって、簡素な構成で内部ハウジングおよび外部ハウジングを外れ難くすることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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