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公開番号2025057914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167749
出願日2023-09-28
発明の名称発光モジュールおよび発光モジュールの製造方法
出願人日亜化学工業株式会社,古河電気工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01S 5/02315 20210101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発光装置のベースに対する所望の位置決め精度をより確実にあるいはより容易に達成することが可能となるような、改善された新規な発光モジュールおよび発光モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】発光モジュールは、例えば、発光装置と、第一方向を向きはんだを介して発光装置が実装された実装面と、実装面に対して第一方向と交差した方向に隣接し当該実装面に対して相対的に第一方向に突出した少なくとも一つの突出部と、を有したベースと、を備え、少なくとも一つの突出部は、第一方向と交差した互いに異なる方向に発光装置と接した複数の第一面を有する。発光装置の側面の一部は第一面と接しており、側面のうち導体部が露出した部分は第一面と接していない。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
発光装置と、
第一方向を向き接合材を介して前記発光装置が実装された実装面と、当該実装面に対して前記第一方向と交差した方向に隣接し当該実装面に対して相対的に前記第一方向に突出した少なくとも一つの突出部と、を有する導電性のベースと、
を備え、
前記少なくとも一つの突出部は、前記第一方向と交差した互いに異なる方向に前記発光装置と接する複数の第一面を有しており、
前記発光装置は、発光素子と、前記発光素子の電極と電気的に接続された導体部が露出された側面と、を有し、
前記側面の一部は前記第一面と接しており、前記側面の前記導体部が露出した部分は前記第一面と接していない、発光モジュール。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記実装面には、前記接合材を収容する凹部が設けられている、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項3】
前記発光装置は、前記側面を有するとともに前記発光素子を収容する筐体を有し、
前記筐体は、前記第一方向に積層された複数の層を有し、
前記側面に露出した前記導体部は、前記複数の層のうち隣接した二つの層の間の境界に形成された導体層の端部である、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項4】
前記筐体は、前記発光素子から出力された光を第二方向に透過する窓部を有し、
前記発光装置は、前記窓部を透過して前記第二方向に進む光を当該第二方向と交差した方向に反射するミラーを有し、
前記ミラーは、前記発光装置の前記第二方向を向く第二面上に接合材を介して接合された、請求項3に記載の発光モジュール。
【請求項5】
前記第一面の前記第一方向と交差した第三方向における長さは、前記側面の前記第三方向における長さよりも短い、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項6】
前記ベースは、前記実装面として複数の実装面を有し、
前記発光モジュールは、
前記発光装置として複数の発光装置と、
前記発光装置のそれぞれから出力された光を第一光学部品に導く複数の第二光学部品と、
を備えた、請求項1~5のうちいずれか一つに記載の発光モジュール。
【請求項7】
発光装置と、
第一方向を向き接合材を介して前記発光装置が実装された実装面と、当該実装面に対して前記第一方向と交差した方向に隣接し当該実装面に対して相対的に前記第一方向に突出した少なくとも一つの突出部と、を有するベースと、
を備え、
前記少なくとも一つの突出部は、前記第一方向と交差した互いに異なる方向に前記発光装置と接した複数の第一面を有する、発光モジュールの製造方法であって、
前記実装面にペースト状の接合材を塗布するかまたはシート状の接合材を載せる第一工程と、
前記第一工程の後に、前記複数の第一面と前記発光装置とが接した状態で前記接合材および前記実装面の上に前記発光装置を載せる第二工程と、
前記第二工程の後に、前記接合材を加熱して溶融する第三工程と、
前記第三工程の後に、前記接合材を固化することにより前記実装面に前記接合材を介して前記発光装置を実装する第四工程と、
を備える、発光モジュールの製造方法。
【請求項8】
前記実装面に凹部が設けられ、
前記第一工程において、前記凹部の底面上にペースト状の接合材を塗布するかまたはシート状の接合材を載せる、請求項7に記載の発光モジュールの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光モジュールおよび発光モジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ベース上に設けられた発光装置から出力された光を、ベース上に設けられた複数の光学部品を介して光ファイバの端部に導く発光モジュールが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/134911号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の発光モジュールでは、発光装置から出力された光の利用効率を高める観点において、発光装置のベースに対する位置決め精度は重要である。
【0005】
そこで、本発明の課題の一つは、ベースに対する発光装置の所望の位置決め精度をより確実にあるいはより容易に達成することが可能となるような、改善された新規な発光モジュールおよび発光モジュールの製造方法を得ること、である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の発光モジュールは、例えば、発光装置と、第一方向を向き接合材を介して前記発光装置が実装された実装面と、当該実装面に対して前記第一方向と交差した方向に隣接し当該実装面に対して相対的に前記第一方向に突出した少なくとも一つの突出部と、を有する導電性のベースと、を備え、前記少なくとも一つの突出部は、前記第一方向と交差した互いに異なる方向に前記発光装置と接する複数の第一面を有しており、前記発光装置は、発光素子と、前記発光素子の電極と電気的に接続された導体部が露出された側面と、を有し、前記側面の一部は前記第一面と接しており、前記側面の前記導体部が露出した部分は前記第一面と接していない。
【0007】
また、本発明の発光モジュールの製造方法は、例えば、発光装置と、第一方向を向き接合材を介して前記発光装置が実装された実装面と、当該実装面に対して前記第一方向と交差した方向に隣接し当該実装面に対して相対的に前記第一方向に突出した少なくとも一つの突出部と、を有するベースと、を備え、前記少なくとも一つの突出部は、前記第一方向と交差した互いに異なる方向に前記発光装置と接した複数の第一面を有する、発光モジュールの製造方法であって、前記実装面にペースト状の接合材を塗布するかまたはシート状の接合材を載せる第一工程と、前記第一工程の後に、前記複数の第一面と前記発光装置とが接した状態で前記接合材および前記実装面の上に前記発光装置を載せる第二工程と、前記第二工程の後に、前記接合材を加熱して溶融する第三工程と、前記第三工程の後に、前記接合材を固化することにより前記実装面に前記接合材を介して前記発光装置を実装する第四工程と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、発光装置のベースに対する所望の位置決め精度をより確実にあるいはより容易に達成することが可能になるような、改善された新規な発光モジュールおよび発光モジュールの製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態の発光モジュールの例示的かつ模式的な平面図である。
図2は、実施形態の発光モジュールの一部の例示的かつ模式的な斜視図である。
図3は、実施形態の発光モジュールの一部の例示的かつ模式的な平面図であって、ベース上に発光モジュールが実装されていない状態での図である。
図4は、実施形態の発光モジュールの一部の例示的かつ模式的な平面図であって、ベース上に発光モジュールが実装された状態での図である。
図5は、実施形態の発光装置の例示的かつ模式的な断面図である。
図6は、実施形態の発光モジュールの製造方法の手順の一例を示すフローチャートである。
図7は、図4のVII-VII断面図である。
図8は、図4のVIII-VIII断面図である。
図9は、図4のIX-IX断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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