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公開番号2025063379
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172497
出願日2023-10-04
発明の名称アクチュエーター
出願人株式会社アイエイアイ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16H 25/20 20060101AFI20250409BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】小型化しても給油路を確保することができるアクチュエーターを提供する。
【解決手段】アクチュエーターは、ボールねじ軸71と、ボールねじナット72と、を有するボールねじと、ボールねじナット72を保持するスライド部31と、循環路を転動する転動体と、転動体を介してスライド部31を直線運動可能に支持するレール部60と、を有するガイド装置と、直線運動する作業軸11と、スライド部31と作業軸11とを連結する連結部50と、を備える。スライド部31には、内部にボールねじナット72と連結部50の円筒部52が固定された貫通孔32a,32cが形成されており、連結部50には、ボールねじ軸71が挿通される挿通孔50aが形成されている。円筒部52は、挿通孔50a及び循環路への給油路が設けられた連結部側給油部を有している。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
モーターによって回転運動するボールねじ軸と、前記ボールねじ軸の回転運動に伴って直線運動するボールねじナットと、を有するボールねじと、
前記ボールねじナットを保持するスライド部と、循環路を転動する転動体と、前記転動体を介して前記スライド部を直線運動可能に支持するレール部と、を有するガイド装置と、
前記スライド部とともに直線運動する作業軸と、
前記スライド部と前記作業軸とを連結する連結部と、を備え、
前記スライド部には、前記スライド部が直線運動する方向である直線運動方向に貫通し、内部に前記ボールねじナットと前記連結部の嵌合部が固定された貫通孔が形成されており、
前記連結部には、前記ボールねじ軸が挿通される挿通孔が形成されており、
前記挿通孔の内周面の少なくとも一部には、前記作業軸に形成された雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成されており、
前記嵌合部は、前記挿通孔及び前記循環路への給油路が設けられた連結部側給油部を有している、
アクチュエーター。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記連結部側給油部は、前記嵌合部の外周から前記挿通孔に貫通した第1貫通孔部を有し、
前記第1貫通孔部は、前記スライド部の外周から前記貫通孔に貫通した第2貫通孔部と連通している、
請求項1に記載のアクチュエーター。
【請求項3】
前記連結部側給油部は、前記嵌合部の外周面に形成された外周溝部を有し、
前記スライド部は、前記スライド部の外周から前記貫通孔に貫通した第2貫通孔部と、前記貫通孔から前記循環路への給油路が設けられたスライド部側給油部とを有しており、
前記外周溝部は、前記第2貫通孔部と前記スライド部側給油部とを連通させる、
請求項1に記載のアクチュエーター。
【請求項4】
前記スライド部の両端には、前記転動体を転向させるリターン部が取り付けられており、
前記スライド部側給油部の一部は前記リターン部に設けられている、
請求項3に記載のアクチュエーター。
【請求項5】
前記リターン部に設けられた前記スライド部側給油部の一部は、前記スライド部に当接する前記リターン部の当接面に設けられた凹部により形成されている、
請求項4に記載のアクチュエーター。
【請求項6】
前記連結部は、前記嵌合部を前記貫通孔に嵌め合わせることで、前記スライド部にインロー接続されている、
請求項1に記載のアクチュエーター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエーターに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
アクチュエーターは、例えば、ボールねじが、モーターの回転運動をスライダーの直線運動に変換する機械装置である。スライダーは、例えば、複数の球形の転動体を介して、レールに取り付けられている。そして、転動体が転動することにより、スライダーは、レールに沿って円滑に直線運動する。このようなアクチュエーターにおいては、レールに対するスライダーの円滑な移動のために、転動体に、潤滑油が供給されている。
【0003】
特許文献1は、スライダーに形成された給油路を介して、転動体と、ボールネジとに潤滑油を供給する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-090176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、アクチュエーターをさらに小型化する場合、スライド部のサイズも小さくなることから潤滑油の給油路を確保することが困難になる。
【0006】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、小型化しても給油路を確保することができるアクチュエーターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るアクチュエーターは、モーターによって回転運動するボールねじ軸と、前記ボールねじ軸の回転運動に伴って直線運動するボールねじナットと、を有するボールねじと、前記ボールねじナットを保持するスライド部と、循環路を転動する転動体と、前記転動体を介して前記スライド部を直線運動可能に支持するレール部と、を有するガイド装置と、前記スライド部とともに直線運動する作業軸と、前記スライド部と前記作業軸とを連結する連結部と、を備え、前記スライド部には、前記スライド部が直線運動する方向である直線運動方向に貫通し、内部に前記ボールねじナットと前記連結部の嵌合部が固定された貫通孔が形成されており、前記連結部には、前記ボールねじ軸が挿通される挿通孔が形成されており、前記挿通孔の内周面の少なくとも一部には、前記作業軸に形成された雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成されており、前記嵌合部は、前記挿通孔及び前記循環路への給油路が設けられた連結部側給油部を有している。
【0008】
前記連結部側給油部は、前記嵌合部の外周から前記挿通孔に貫通した第1貫通孔部を有し、前記第1貫通孔部は、前記スライド部の外周から前記貫通孔に貫通した第2貫通孔部と連通していてもよい。
【0009】
前記連結部側給油部は、前記嵌合部の外周面に形成された外周溝部を有し、前記スライド部は、前記スライド部の外周から前記貫通孔に貫通した第2貫通孔部と、前記貫通孔から前記循環路への給油路が設けられたスライド部側給油部とを有しており、前記外周溝部は、前記第2貫通孔部と前記スライド部側給油部とを連通させてもよい。
【0010】
前記スライド部の両端には、前記転動体を転向させるリターン部が取り付けられており、前記スライド部側給油部の一部は前記リターン部に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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