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公開番号
2025063505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172773
出願日
2023-10-04
発明の名称
シューズ
出願人
株式会社アシックス
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A43B
13/14 20060101AFI20250409BHJP(履物)
要約
【課題】プロネーションの発生を抑制することが可能なシューズを提供すること。
【解決手段】シューズ1は、ソール10と、アッパー20と、を備える。ソール10は、踵支持部と、ソールの外周面S10に形成された上膨出部152と、ソールの外周面S10に形成された下膨出部154と、ソールの外周面S10のうちの上膨出部と下膨出部との間の部位に形成された外周溝部156と、を有する。外周溝部156は、内足側における前端に位置する内足側前端部156aと、外足側における前端に位置する外足側前端部と、を有する。外周溝部156は、当該外周溝部156の深さが内足側前端部156aに向かうにしたがって次第に浅くなる領域156Rを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
着用者の足を支持するソールと、
前記ソールに接続されており、前記ソールとともに前記着用者の足を収容するアッパーと、を備え、
前記ソールは、
前記着用者の踵を支持する踵支持部と、
前記ソールの外周面に形成されており、前記踵支持部から離間する向きに凸となるように膨出する上膨出部と、
前記ソールの前記外周面のうちの前記上膨出部の下方に形成されており、前記踵支持部から離間する向きに凸となるように膨出する下膨出部と、
前記ソールの前記外周面のうちの前記上膨出部と前記下膨出部との間の部位に形成されており、前記踵支持部に向かって凸となる形状を有する外周溝部と、を含み、
前記外周溝部は、
前記外周溝部の内足側における前端に位置する内足側前端部と、
前記外周溝部の外足側における前端に位置する外足側前端部と、を含み、
前記外周溝部は、当該外周溝部の深さが前記内足側前端部に向かうにしたがって次第に浅くなる領域を含む、シューズ。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記外周溝部は、当該シューズが平坦な接地面に載置された状態において前記外足側前端部から前記内足側前端部に向かうにしたがって次第に前記接地面から離間する形状を有する、請求項1に記載のシューズ。
【請求項3】
平面視における、前記ソールと前記アッパーとの境界部からの前記下膨出部の膨出量は、平面視における前記境界部からの前記上膨出部の膨出量よりも大きい、請求項1に記載のシューズ。
【請求項4】
前記ソールの前記外周面は、
前記踵支持部の内足側に形成された内足側外周面と、
前記踵支持部の外足側に形成された外足側外周面と、を含み、
平面視における、前記ソールと前記アッパーとの境界部からの前記内足側外周面の膨出量は、平面視における前記境界部からの前記外足側外周面の膨出量よりも大きい、請求項1に記載のシューズ。
【請求項5】
前記ソールの前記外周面は、前記踵支持部の後方に形成された後方外周面をさらに含み、
平面視における前記境界部からの前記後方外周面の膨出量は、平面視における前記境界部からの前記外足側外周面の膨出量よりも大きい、請求項4に記載のシューズ。
【請求項6】
前記ソールは、当該ソールの表面の周縁部から起立する起立部を含み、
前記起立部は、前記踵支持部の外足側から前記踵支持部の後方を通って前記踵支持部の内足側に至るように連続的につながっており、
前記起立部は、
前記踵支持部の内足側に形成され、上に凸の形状を有する内足側変曲部と、
前記踵支持部の外足側に形成され、上に凸の形状を有する外足側変曲部と、を含み、
前記内足側変曲部の最も突出している部位は、足長方向において前記外足側変曲部の最も突出している部位よりも前方に位置している、請求項1に記載のシューズ。
【請求項7】
前記アッパーは、
前記着用者の前足部を被覆する前方被覆部と、
前記前方被覆部の引張剛性よりも高い引張剛性を有する補強部と、を含み、
前記補強部は、前記前方被覆部と前記内足側変曲部との間に配置された内足側補強部を含む、請求項6に記載のシューズ。
【請求項8】
前記補強部は、前記前方被覆部と前記外足側変曲部との間に配置された外足側補強部を含む、請求項7に記載のシューズ。
【請求項9】
前記ソールは、
ミッドソールと、
前記ミッドソールの下面に接続されたアウトソールと、を有し、
前記ミッドソールは、
前記踵支持部と、
前記上膨出部と、
前記下膨出部と、
前記外周溝部と、
前記踵支持部の前方に形成されており、足幅方向における長さが前記ミッドソールのうち前記踵支持部を含む部位の前記足幅方向の長さよりも小さな幅狭部と、
前記幅狭部の前方に形成されており、前記足幅方向における長さが前記足幅方向における前記幅狭部の長さよりも大きな幅拡部と、を含み、
前記ミッドソールの下面には、足長方向における後端部よりも内足側の部位から前方に向かうにしたがって次第に外足側に向かうように延びる下面傾斜溝が形成されており、
前記アウトソールは、前記ミッドソールの下面のうち内足側の部位の一部を被覆する内足側被覆部を含み、
前記内足側被覆部は、前記下面傾斜溝から前記幅拡部に至るように連続的に延びる形状を有する、請求項1に記載のシューズ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、シューズに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特開2020-81154号公報には、ランニング等で着用されるシューズが開示されている。このシューズのソールには、内足側から後端部を通って外足側に至るように延びる凹部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-81154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、ランニングで着用されるシューズにおいては、ランニング時における足関節回内(プロネーション)の発生を抑制することが望ましい。
【0005】
本開示の目的は、プロネーションの発生を抑制することが可能なシューズを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この開示の一局面に従ったシューズは、着用者の足を支持するソールと、前記ソールに接続されており、前記ソールとともに前記着用者の足を収容するアッパーと、を備え、前記ソールは、前記着用者の踵を支持する踵支持部と、前記ソールの外周面に形成されており、前記踵支持部から離間する向きに凸となるように膨出する上膨出部と、前記ソールの前記外周面のうちの前記上膨出部の下方に形成されており、前記踵支持部から離間する向きに凸となるように膨出する下膨出部と、前記ソールの前記外周面のうちの前記上膨出部と前記下膨出部との間の部位に形成されており、前記踵支持部に向かって凸となる形状を有する外周溝部と、を含み、前記外周溝部は、前記外周溝部の内足側における前端に位置する内足側前端部と、前記外周溝部の外足側における前端に位置する外足側前端部と、を含み、前記外周溝部は、当該外周溝部の深さが前記内足側前端部に向かうにしたがって次第に浅くなる領域を含む。
【発明の効果】
【0007】
この開示によれば、プロネーションの発生を抑制することが可能なシューズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態におけるシューズを内足側から見た側面図である。
シューズを外足側から見た側面図である。
シューズを後方から見た図である。
ソールの斜視図である。
ソールの平面図である。
ソールとアッパーとの境界部と下膨出部の外縁との関係を示す平面図である。
図5におけるVII-VII線での断面図である。
図7において実線VIIIで示される範囲を概略的に示す図である。
ソールの底面図である。
外周溝部の変形例を概略的に示す断面図である。
外周溝部の変形例を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一又はそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。以下の説明では、足長方向、足幅方向、前方、後方等の用語が用いられる。これら方向を示す用語は、地面等の平坦な接地面P(図1及び図2を参照)に置かれたシューズ1を着用した着用者の視点から見た方向を示す。例えば、前方は、つま先側を指し、後方は、踵側を指す。また、内側又は内足側は、足幅方向における足の第1趾(母指)側を指し、外側又は外足側は、足幅方向における足の第5趾側を指す。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態におけるシューズを内足側から見た側面図である。図2は、シューズを外足側から見た側面図である。図3は、シューズを後方から見た図である。なお、図1~図3には、左足用のシューズ1が示されているが、このシューズ1は、右足にも適用可能である。この場合、右足用のシューズ1は、左足用のシューズ1と左右対称な形状、あるいは、概ねそれに準じる形状に形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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