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公開番号
2025063934
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2025010020,2023208911
出願日
2025-01-23,2023-12-12
発明の名称
組成物、シート及びその製造方法
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人タス・マイスター
主分類
C08L
27/12 20060101AFI20250409BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 電気特性は維持したままで線膨張率が低いシートを得るための組成物、また、それを用いたシート及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 フッ素樹脂粒子とフィラーを含み、フィラーの含有量がフッ素樹脂粒子とフィラーとの全量中67~96.5質量%であることを特徴とする組成物。
フッ素樹脂粒子とフィラーを含み、フィラーの含有量がフッ素樹脂粒子とフィラーとの全量中67~96.5質量%である組成物からなることを特徴とするシート又は膜。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フッ素樹脂粒子とフィラーを含み、フィラーの含有量がフッ素樹脂粒子とフィラーとの全量中67~96.5質量%であることを特徴とする組成物。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記フッ素樹脂粒子は非溶融加工性である請求項1記載の組成物。
【請求項3】
前記フッ素樹脂粒子がポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である請求項1又は2記載の組成物。
【請求項4】
前記ポリテトラフルオロエチレンは、標準比重(SSG)が2.0~2.3である請求項3記載の組成物。
【請求項5】
前記フィラーが、シリカ、酸化チタン、酸化マグネシウム又はこれらの組み合わせを含むものである請求項1又は2記載の組成物。
【請求項6】
前記フィラーは、表面がシランカップリング剤でコーティングされたものである請求項1又は2記載の組成物。
【請求項7】
前記フィラーが球状である請求項1又は2記載の組成物。
【請求項8】
前記球状フィラーの平均粒子径が0.1~10μmである請求項7記載の組成物。
【請求項9】
前記フッ素樹脂粒子は、平均粒子径が0.05~1000μmである請求項1又は2記載の組成物。
【請求項10】
フッ素樹脂粒子とフィラーを含み、フィラーの含有量がフッ素樹脂粒子とフィラーとの全量中67~96.5質量%である組成物からなることを特徴とするシート又は膜。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、組成物、シート及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
高周波用プリント配線板において、伝送損失が小さい高周波用プリント配線板が求められている。このような高周波用プリント配線板において、フッ素樹脂フィルムを使用することが公知である(特許文献1等)。また、配線基板材料としてフィラーを配合したフッ素樹脂を使用することについて、特許文献2~4に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-8260号公報
特開昭63-259907号公報
国際公開第2021/024883号
国際公開第2021/235460号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、電気特性は維持したままで線膨張率が低いシートを得るための組成物、また、それを用いたシート及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、フッ素樹脂粒子とフィラーを含み、フィラーの含有量がフッ素樹脂粒子とフィラーとの全量中67~96.5質量%であることを特徴とする組成物である。
【0006】
前記フッ素樹脂粒子は非溶融加工性であることが好ましい。
前記フッ素樹脂粒子がポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であることが好ましい。
前記ポリテトラフルオロエチレンは、標準比重(SSG)が2.0~2.3であることが好ましい。
【0007】
前記フィラーが、シリカ、酸化チタン、酸化マグネシウム又はこれらの組み合わせを含むものであることが好ましい。
前記フィラーは、表面がシランカップリング剤でコーティングされたものであることが好ましい。
前記フィラーが球状であることが好ましい。
前記球状フィラーの平均粒子径が0.1~10μmであることが好ましい。
【0008】
前記フッ素樹脂粒子は、平均粒子径が0.05~1000μmであることが好ましい。
【0009】
本開示は、フッ素樹脂粒子とフィラーを含み、フィラーの含有量がフッ素樹脂粒子とフィラーとの全量中67~96.5質量%である組成物からなることを特徴とするシート又は膜でもある。
厚みが5~250μmであることが好ましい。
10GHzでの比誘電率(Dk)が3.5以下、誘電正接(Df)が0.0014以下、及び線膨張率(CTE)が40ppm/K以下であることが好ましい。
【0010】
本開示は、フッ素樹脂粒子とフィラーとを、フィラーの含有量がフッ素樹脂粒子とフィラーとの全量中67~96.5質量%となるように混合して成膜する工程を有することを特徴とする上記シート又は膜の製造方法でもある。
実質的にフッ素樹脂粒子とフィラーとからなる組成物を用いて成膜することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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