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公開番号2025064026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173400
出願日2023-10-05
発明の名称フットウェアおよび中敷き
出願人株式会社アシックス
代理人個人,個人
主分類A43B 17/00 20060101AFI20250410BHJP(履物)
要約【課題】クッション性と安定性とを向上させることが可能なフットウェアを提供する。
【解決手段】フットウェアは、ソールと、アッパーと、緩衝材30とを備える。アッパーは、ソールの上方に設けられ足挿入部を囲む。緩衝材30は、足挿入部内に収容される。緩衝材30は、上側に位置する第1部材40と下側に位置する第2部材50との少なくとも2枚の部材が重ねられて構成される。第1部材40は、踵部に対応する位置でソールの方向に突出する凸部42を有し、平面視で第2部材50の全体を覆っている。第2部材50は踵部を収容できる開口部52を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ソールと、
前記ソールの上方に設けられ足挿入部を囲むアッパーと、
前記足挿入部内に収容される緩衝材と、
を備え、
前記緩衝材は、上側に位置する第1部材と下側に位置する第2部材との少なくとも2枚の部材が重ねられて構成され、
前記第1部材は、踵部に対応する位置で前記ソールの方向に突出する凸部を有し、平面視で前記第2部材の全体を覆っており、
前記第2部材は踵部を収容できる開口部を有する、
ことを特徴とするフットウェア。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記第2部材の上面は、平面視において前記開口部の周囲で前記第1部材と接触する接触領域を有し、
前記接触領域は、前記第2部材の踵側の端点から前記開口部に向けて0.5mm以上30mm以下までの範囲に位置し、
前記第2部材の上面は、前記接触領域よりも前記開口部側において、前記開口部に向かうにつれて前記ソールの方向に傾斜する傾斜領域をさらに有する、
請求項1に記載のフットウェア。
【請求項3】
前記凸部の外周面は対向する前記傾斜領域との間に隙間を形成し、前記凸部は前記開口部を通じて前記ソールの方向に対向する対向面と接触しない、
請求項2に記載のフットウェア。
【請求項4】
前記第2部材は、前記第1部材と対向する接触領域に前記第1部材と接合されていない未接合領域を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のフットウェア。
【請求項5】
前記第1部材の硬度は、前記第2部材の硬度以下である、請求項1に記載のフットウェア。
【請求項6】
前記開口部は、足長方向寸法が足幅方向寸法よりも大きい平面形状を有し、前記足挿入部における踵側の端点から足長方向で5%以上40%以下の範囲内に位置する、請求項1に記載のフットウェア。
【請求項7】
前記第2部材は、前記足挿入部における踵側の端点から足長方向で70%以下までの範囲内に位置し、
前記第2部材のつま先側の外足側端部および内足側端部は、拇指球に対応する位置および小指球に対応する位置以外に位置する、
請求項1に記載のフットウェア。
【請求項8】
ソールと、前記ソールの上方に設けられ足挿入部を囲むアッパーと、を備えるフットウェアの前記足挿入部内に収容される中敷きであって、
上側に位置する第1部材と下側に位置する第2部材との少なくとも2枚の部材が重ねられて構成され、
前記第1部材は、踵部に対応する位置で前記ソールの方向に突出する凸部を有し、平面視で前記第2部材の全体を覆っており、
前記第2部材は踵部を収容できる開口部を有する、
ことを特徴とする中敷き。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フットウェアおよび中敷きに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
アッパーとソールの間にミッドソール等の緩衝材が配置されたフットウェアが知られている。例えば、特許文献1には、取り外し可能なアウトソールと、ミッドソールと、アッパーとを有するフットウェアが記載されている。このフットウェアのミッドソールの下面には、アウトソールのポケットと嵌合する複数の突起が設けられる。この突起は、ポケットに設けられた隆起壁と嵌合するようにスロットによって分離されている。また、このフットウェアは、ミッドソール等を交換してユーザーごとにカスタマイズできるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9737109号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のフットウェアでは、ユーザーの好みに応じてコンフォート性を確保するためにミッドソールを交換可能に構成されているが、単一のミッドソールでは異なる特性を得ることができない。
【0005】
本開示は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、クッション性と安定性とを向上させることが可能なフットウェアおよび中敷きを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある態様のフットウェアは、ソールと、前記ソールの上方に設けられ足挿入部を囲むアッパーと、前記足挿入部内に収容される緩衝材と、を備え、前記緩衝材は、上側に位置する第1部材と下側に位置する第2部材との少なくとも2枚の部材が重ねられて構成され、前記第1部材は、踵部に対応する位置で前記ソールの方向に突出する凸部を有し、平面視で前記第2部材の全体を覆っており、前記第2部材は踵部を収容できる開口部を有する。
【0007】
本開示の別の態様は、中敷きである。この中敷きは、ソールと、前記ソールの上方に設けられ足挿入部を囲むアッパーと、を備えるフットウェアの前記足挿入部内に収容される中敷きであって、上側に位置する第1部材と下側に位置する第2部材との少なくとも2枚の部材が重ねられて構成され、前記第1部材は、踵部に対応する位置で前記ソールの方向に突出する凸部を有し、平面視で前記第2部材の全体を覆っており、前記第2部材は踵部を収容できる開口部を有する。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本開示のある態様によれば、クッション性と安定性とを向上させることが可能なフットウェアおよび中敷きを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るフットウェアを概略的に示す平面図である。
図1に示す緩衝材の平面図である。
図1に示す緩衝材の側面図である。
図1に示す緩衝材の底面図である。
図1に示す緩衝材の背面図である。
図2に示す第2部材の平面図である。
第1の変形例に係る第2部材を示す平面図である。
第2の変形例に係る第2部材を示す平面図である。
第3の変形例に係る第2部材を示す平面図である。
第4の変形例に係る第2部材を示す平面図である。
第5の変形例に係る第2部材を示す平面図である。
第6の変形例に係る第2部材を示す平面図である。
図2のA-A線に沿う断面図である。
図2のB-B線に沿う断面図である。
図2に示す第2部材のつま先側の一部を示す平面図である。
第7の変形例に係る第2部材のつま先側の一部を示す平面図である。
無荷重状態における図2に示す第1部材および図2に示す第2部材の形状を模式的に示す図である。
第1荷重が加えられた状態における図2に示す第1部材および図2に示す第2部材の形状を模式的に示す図である。
第2荷重が加えられた状態における図2に示す第1部材および図2に示す第2部材の形状を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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