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公開番号2025064531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174375
出願日2023-10-06
発明の名称冷蔵庫
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類F25D 25/00 20060101AFI20250410BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷蔵庫の使い勝手を改善する技術を提供する。
【解決手段】冷蔵庫は、貯蔵物を貯蔵可能な貯蔵室を内部に有する冷蔵庫本体と、貯蔵室とは異なる温度帯に維持可能な特別室内に設けられる収納容器と、収納容器内に出し入れ可能に設けられ、貯蔵物が載置可能な載置部材と、を備え、載置部材は、収納容器の底面上に配置可能かつ収納容器の内部空間の一部を載置部材の下側に位置する下側領域と載置部材の上側に位置する上側領域とに仕切るように配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵物を貯蔵可能な貯蔵室を内部に有する冷蔵庫本体と、
前記貯蔵室とは異なる温度帯に維持可能な特別室内に設けられる収納容器と、
前記収納容器内に出し入れ可能に設けられ、前記貯蔵物が載置可能な載置部材と、を備え、
前記載置部材は、前記収納容器の底面上に配置可能かつ前記収納容器の内部空間の一部を前記載置部材の下側に位置する下側領域と前記載置部材の上側に位置する上側領域とに仕切るように配置される、
冷蔵庫。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記収納容器は、前記収納容器の側面に凸状あるいは凹状に設けられ前記載置部材を支持可能な支持部を有しており、
前記載置部材は、前記支持部に支持された状態で前記収納容器の内部空間の一部を前記下側領域と前記上側領域とに仕切る、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記下側領域の上下方向の寸法は、前記上側領域の上下方向の寸法よりも大きい、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記特別室の後方側に設けられ前記特別室内に冷気を供給する吹き出し口を更に備え、
前記吹き出し口は、前記支持部に前記載置部材が支持された状態で、前記載置部材よりも上方に位置しており、
前記支持部に前記載置部材が支持された状態において、前記収納容器の後面と前記載置部材の後面との間には、前記冷気が通過可能な隙間が形成される、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記載置部材は、前記載置部材の底面の裏側に設けられ前記載置部材を補強するための補強部を有している、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記支持部は、前記収納容器の前面よりも上方に位置している、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記収納容器は、前記支持部に支持された状態の前記載置部材が上下方向に傾くことを上方から抑える抑え部を更に有し、
前記抑え部の前端は、前記支持部の前端よりも後方に位置している、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項8】
前記載置部材は、前記載置部材の底面に設けられ、前記載置部材が前記支持部に支持された状態に規制する規制部を更に有し、
前記規制部は、前記載置部材が前記支持部に支持された状態から前記載置部材を前方に移動させる方向に外力が加わった際に前記支持部の形状と係合し、さらに外力が大きくなり一定以上になると前記支持部との係合が解除されるように設けられる、
請求項2に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫において、食品等の貯蔵物を収納するチルドケースのような収納容器を冷蔵室内に有しているものが知られている。そして、この収納容器の内底面上に、熱伝導性に優れた金属プレートを着脱可能に配置することで、収納容器内の貯蔵物の効率的な冷却が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-211155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来構成では、収納容器の内底面上に金属プレートを配置して貯蔵物を冷却等しようとすると、収納容器内に貯蔵される貯蔵物によっては収納容器内の上空間がデッドスペースとなる場合がある。そのため、冷蔵庫の使い勝手を向上させる点において改善の余地があった。
【0005】
そこで、本実施形態は、冷蔵庫の使い勝手を改善する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の冷蔵庫は、貯蔵物を貯蔵可能な貯蔵室を内部に有する冷蔵庫本体と、前記貯蔵室とは異なる温度帯に維持可能な特別室内に設けられる収納容器と、前記収納容器内に出し入れ可能に設けられ、前記貯蔵物が載置可能な載置部材と、を備え、前記載置部材は、前記収納容器の底面上に配置可能かつ前記収納容器の内部空間の一部を前記載置部材の下側に位置する下側領域と前記載置部材の上側に位置する上側領域とに仕切るように配置される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態による冷蔵庫の一例を概略的に示す図
一実施形態による冷蔵庫について、冷蔵室周辺の構成の一例を示す縦断面図
一実施形態による冷蔵庫について、収納容器及び背面部材の周辺の構成の一例を示す斜視図
一実施形態による冷蔵庫について、収納容器の後面と吹き出し口との位置関係を示す水平断面図
一実施形態による冷蔵庫について、載置部材の一例を概略的に示す斜視図
一実施形態による冷蔵庫について、載置部材を収納容器内に設けた場合の一例を示す縦断面図
一実施形態による冷蔵庫について、載置部材に規制部を設けた場合の一例を示す図
一実施形態による冷蔵庫について、収納容器の他の例を示す縦断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
冷蔵庫1は、図1に示すように、前面が開口した縦長矩形箱状の冷蔵庫本体10内に複数の貯蔵室を有して構成されている。以下の説明では、冷蔵庫本体10の開口側を冷蔵庫1の前側とし、開口とは反対側を冷蔵庫1の後側とする。また、冷蔵庫1を図1の姿勢で床面に設置した場合における重力方向に対する上下方向を、冷蔵庫1の上下方向とする。冷蔵庫1を前方から見た場合における左右方向を、冷蔵庫1の左右方向つまり幅方向とし、冷蔵庫1の前後方向を、冷蔵庫1の奥行方向とする。
【0009】
冷蔵庫1は、冷蔵庫本体10を主体に構成されている。冷蔵庫本体10は、前面が開口した断熱性を有する矩形の箱体で構成されている。冷蔵庫本体10は、箱体を構成する各壁部の内部に例えば発泡断熱材の一例である硬質発泡ウレタンや、断熱部材の一例である真空断熱パネル等の断熱材が設けられている。
【0010】
冷蔵庫本体10は、貯蔵物を貯蔵するための複数の貯蔵室で区分されている。冷蔵庫1は、貯蔵室として、例えば冷蔵室11、野菜室12、製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15を備えている。冷蔵室11及び野菜室12は、いずれも冷蔵温度帯の貯蔵室であり、例えば1~5℃程度に冷却される。一方、製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15は、冷凍温度帯の貯蔵室であり、例えば-18℃以下に冷却される。冷蔵温度帯及び冷凍温度帯は、貯蔵物を冷蔵又は冷凍して収容するのに適した温度帯である。
(【0011】以降は省略されています)

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