TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025066477
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176121
出願日
2023-10-11
発明の名称
冷凍機
出願人
株式会社freefreeze
,
個人
,
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
F25B
9/14 20060101AFI20250416BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】コンパクトな構成で効率よく商品の冷凍を行うことができ、産地やスーパーでの急速冷凍用に用いるのに好適な液体冷凍機を提供することを課題とする。
【解決手段】機枠1上段の水槽フレーム2内に商品冷凍用水槽4を配備し、機枠1下段の機械室フレーム5内に水槽4にブライン溶液を循環供給する冷凍機器を設置して成る。冷凍機器は、スターリング冷凍機7と、スターリング冷凍機7の冷却ヘッド8を囲むインナーシリンダー9内にブライン溶液を出入させると共に、ブライン溶液を水槽4に出入させるためのブライン循環ポンプ10と、スターリング冷凍機7を冷却するためのラジエーター11を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
機枠上段の水槽フレーム内に商品冷凍用水槽を設置し、機枠下段の機械室フレーム内に前記水槽にブライン溶液を循環供給する冷凍機器を配備して成り、
前記冷凍機器は、スターリング冷凍機と、前記スターリング冷凍機の冷却ヘッドを囲むインナーシリンダー内にブライン溶液を出入させると共に、前記ブライン溶液を前記水槽に出入させるよう作用するブライン循環ポンプと、前記スターリング冷凍機を冷却するためのラジエーターを含むことを特徴とする液体冷凍機。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記ラジエーターの冷却水は、前記スターリング冷凍機に形成されるウォータージャケットを通流して前記スターリング冷凍機を冷却する、請求項1に記載の液体冷凍機。
【請求項3】
前記ラジエーターの冷却ファンは、前記冷却水の水温が所定温度にまで上昇した時点で回転を開始し、また、所定温度まで下降した時点で回転が停止するように制御される、請求項2に記載の液体冷凍機。
【請求項4】
前記水槽に、商品の出し入れの際に開閉する密閉蓋が取り付けられる、請求項1に記載の液体冷凍機。
【請求項5】
前記スターリング冷凍機のインナーシリンダーは、真空断熱室であるアウターシリンダーに包囲されている、請求項1に記載の液体冷凍機。
【請求項6】
前記水槽に接続される吐出用配管の吐出口に噴射ノズルが取り付けられている、請求項1に記載の液体冷凍機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷凍機に関するものであり、より詳細には、コンパクトな構成で効率よく商品の冷凍を行うことができる冷凍機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
食品の品質保持、長期保存のために、冷凍保存が不可欠となっている。食品は内部に大量の水分を含むため、低温下に置くことにより凍結させることができるが、凍結処理が緩やかに進行する場合は細胞膜の破壊が起こり、水分が細胞外で大きな氷となるために品質の低下を招く。そこで、凍結処理はできるだけ急速に行う必要がある。
【0003】
急速冷凍の方法としては、冷却機で冷やされた冷気を直接食品に当てる空気冷却式凍結方法、食品を冷たい金属板上に載置する接触凍結方法、食品を低温の不凍液中に浸漬して凍結させる液体冷凍式凍結方法、窒素等の低温液化ガスの気化潜熱を利用する液化ガス凍結方法等が知られている。本発明に係る冷凍機は、これらの凍結方法のうち、空気方式に比較して、表面熱伝達力が良くて凍結時間の短縮を図ることができる液体冷凍式凍結方法によるものである。
【0004】
従来の一般的液体冷凍機はコンプレッサー式のものであるが、その場合小型のコンプレッサーで-20℃以下の低温を得ることは困難であるので、コンプレッサーとして大型のものを用いる必要があるため、装置全体が大型化して設置にスペースを要し、また、消費電力が嵩むという問題がある。
【0005】
冷凍機として、スターリング冷凍機を用いる提案がある(特開2004-286368号公報)。その提案に係るスターリング冷凍機は、スターリング冷凍機の作動ガスと放熱用冷媒との熱交換を行う冷却水装置のラジエーターに特徴のあるものであるが、複雑な構成であって、本発明において企図するコンパクト化、シンプル化の要請に応えることができないものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-286368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記提案に係るスターリング冷凍機を用いる冷凍機の場合は、複雑な構成であって、本発明において企図するコンパクト化、シンプル化の要請に応えることができないものである。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、コンパクト且つシンプルな構成であって、効率よく商品の冷凍を行うことができ、産地やスーパー等に手軽に設置でき、その場での急速冷凍用に用いるのに好適な液体冷凍機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、機枠上段の水槽フレーム内に商品冷凍用水槽を設置し、機枠下段の機械室フレーム内に前記水槽にブライン溶液を循環供給する冷凍機器を配備して成り、
前記冷凍機器は、スターリング冷凍機と、前記スターリング冷凍機の冷却ヘッドを囲むインナーシリンダー内にブライン溶液を出入させると共に、前記ブライン溶液を前記水槽に出入させるよう作用するブライン循環ポンプと、前記スターリング冷凍機を冷却するためのラジエーターを含むことを特徴とする液体冷凍機である。
【0010】
一実施形態においては、前記ラジエーターの冷却水は、前記スターリング冷凍機に形成されるウォータージャケットを通流して前記スターリング冷凍機を冷却する。一実施形態においては、前記ラジエーターの冷却ファンは、前記冷却水の水温が所定温度にまで上昇した時点で回転を開始し、また、所定温度まで下降した時点で回転が停止するように制御される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社不二工機
膨張弁
21日前
桑名金属工業株式会社
冷却装置
28日前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
6日前
シャープ株式会社
冷却庫
21日前
シャープ株式会社
冷却庫
23日前
シャープ株式会社
冷却庫
23日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
23日前
フクシマガリレイ株式会社
冷却庫
6日前
フクシマガリレイ株式会社
冷却庫
16日前
株式会社竹中工務店
熱源システム
14日前
シャープ株式会社
冷却庫
10日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
14日前
シャープ株式会社
冷却庫
10日前
シャープ株式会社
ケース
10日前
ホシザキ株式会社
オーガ式製氷機
6日前
ホシザキ株式会社
ドラム式製氷機
10日前
ダイキン工業株式会社
冷媒回路システム
28日前
アクア株式会社
冷蔵庫
23日前
アクア株式会社
冷蔵庫
7日前
アクア株式会社
冷蔵庫
7日前
アクア株式会社
冷蔵庫
7日前
住友重機械工業株式会社
極低温冷凍機
29日前
住友重機械工業株式会社
極低温冷凍機
29日前
株式会社ゼロカラ
冷凍装置
1か月前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
蒸発器及び冷蔵庫
今日
シャープ株式会社
冷蔵庫の扉および冷蔵庫
6日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
14日前
シャープ株式会社
ケース及び冷却庫
10日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
21日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
8日前
シャープ株式会社
ケースおよび冷蔵庫
21日前
大和冷機工業株式会社
蓄冷式保冷庫、及び、その蓄冷構造
6日前
株式会社freefreeze
冷凍機
15日前
シャープ株式会社
冷却庫の棚板、及び冷却庫
21日前
続きを見る
他の特許を見る