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公開番号2025064759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174751
出願日2023-10-06
発明の名称カッター刃
出願人株式会社エス・スタイル
代理人個人
主分類B02C 1/10 20060101AFI20250410BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】 メンテナンスコストの削減が図られるツーピース構造のカッター刃において、特に、切断作業時におけるカッター刃母材と刃部との接合部におけるズレを防止し、刃部の損傷を防止するカッター刃を提供する。
【解決手段】 パワーショベル等の建設用機械のアーム先端に取り付けられる建設機械用アタッチメントXに装着されるカッター刃10であって、カッター刃母材11と、刃部12とを含んで構成され、カッター刃母材11及び刃部12は、カッター刃母材11に刃部12をボルトで装着するための接合用ボルト孔13を備え、カッター刃母材11と刃部12との接合部における接合用ボルト孔13内に、カッター刃母材11と刃部12とにわたってスリーブ14が配設される。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
パワーショベル等の建設用機械のアーム先端に取り付けられる建設機械用アタッチメントに装着されるカッター刃であって、
カッター刃母材と、
刃部と、
を含んで構成され、
前記カッター刃母材及び前記刃部は、前記カッター刃母材に前記刃部をボルトで装着するための接合用ボルト孔を備え、
前記カッター刃母材と前記刃部との接合部における前記接合用ボルト孔内に、前記カッター刃母材と前記刃部とにわたってスリーブが配設されることを特徴とするカッター刃。
続きを表示(約 92 文字)【請求項2】
前記カッター刃母材に、前記カッター刃母材を前記建設機械用アタッチメントに装着するための装着用ボルト孔を備えることを特徴とする請求項1に記載のカッター刃。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パワーショベル等の建設用機械のアーム先端に取り付けられる建設機械用アタッチメントに装着されるカッター刃に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、カッター刃(切断刃)が配設された建設機械用アタッチメントが種々開示されている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照。)。特許文献1に開示された破砕切断機は、固定顎側切断体を形成した固定顎本体と、可動顎側切断体を形成した可動顎本体とを開閉自在として破砕切断機外筺に設け、その固定顎本体には固定顎側括れ部を固定顎側切断体の切断側面に沿って形成するとともに、該固定顎側括れ部の開閉方向外方箇所に固定顎側補強部を形成し、その可動顎本体には可動顎側括れ部を可動顎側切断体の切断側面に沿って形成するとともに、可動顎側括れ部の開閉方向外方箇所に可動顎側補強部を形成してなることを特徴とする。この特許文献1に開示された破砕切断機によると、構造物の大型の鉄骨或いは鉄筋コンクリート製の柱等を破砕且つ切断することができる旨、記載されている。
【0003】
特許文献2に開示された電柱破砕機は、破砕機外筺に固定顎体と可動顎体とを開閉自在に設け、該固定顎体及び可動顎体の先端側には互い対向させて平坦状の固定側破砕板及び可動側破砕板をそれぞれ設け、且つその固定顎体及び可動顎体のそれぞれの基部側は略平坦状の固定側押圧面及び可動側押圧面とし、該固定側押圧面及び可動側押圧面の幅方向略中心に固定側切断刃及び可動側切断刃をそれぞれ突設してなることを特徴とする。この特許文献2に開示された電柱破砕機によると、鉄筋コンクリート製の電柱のコンクリート部を極めて効率的に破砕することができ、さらに鉄筋群をまとめて切断することを極めて良好に行うことができる旨、記載されている。
【0004】
特許文献3に開示された建設機械用グラップル装置は、第1爪部および第2爪部を有し、前記第1爪部および前記第2爪部を互いに開閉動作可能な建設機械用グラップル装置であって、前記第1 爪部は所定の間隔をあけて並列に配置された2枚の第1カッター刃を有し、前記第2爪部は所定の間隔をあけて並列に配置された2枚の第2カッター刃を有し、前記第1 カッター刃および前記第2 カッター刃は前記第1爪部および前記第2爪部が互いに閉じるとき互いに閉じる方向にスライドして切断可能に配置されていることを特徴とする。この特許文献3に開示された建設機械用グラップル装置によると、鉄筋等の対象物を切断しやすく、作業効率も良好な建設機械用グラップル装置を提供することができる旨、記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第2891611号公報
特開2020-90886号公報
実用新案登録第3236676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された破砕切断機等によると、切断刃(カッター刃)によって被切断物の切断作業を効率的に行うことができるものと思料する。
【0007】
しかし、特許文献1等に開示された切断刃(カッター刃)等は、摩耗したり破損したりした際、切断刃(カッター刃)自体を全て交換する必要があり、非常にコストが掛かる。
【0008】
その点、切断刃(カッター刃)を、カッター刃母材と刃部とのツーピース構造にすることによって、刃部が摩耗したり破損したりした場合には、刃部のみを交換で対応でき、カッター刃母材の交換が不要となることでコスト削減が図られる。しかし、切断作業時にカッター刃母材と刃部との接合部においてズレが生じ、切断刃(カッター刃)が破損するという問題があった。
【0009】
そこで本願発明者は、上記の問題点に鑑み、メンテナンスコストの削減が図られるツーピース構造のカッター刃において、特に、切断作業時におけるカッター刃母材と刃部との接合部におけるズレを防止し、刃部の損傷を防止するカッター刃を提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
即ち、本発明は、パワーショベル等の建設用機械のアーム先端に取り付けられる建設機械用アタッチメントに装着されるカッター刃であって、カッター刃母材と、刃部とを含んで構成され、前記カッター刃母材及び前記刃部は、前記カッター刃母材に前記刃部をボルトで装着するための接合用ボルト孔を備え、前記カッター刃母材と前記刃部との接合部における前記ボルト孔内に、前記カッター刃母材と前記刃部とにわたってスリーブが配設されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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