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公開番号
2025065756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175178
出願日
2023-10-10
発明の名称
バリアフィルムおよびバリアフィルム付偏光板
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
G02B
1/10 20150101AFI20250415BHJP(光学)
要約
【課題】加熱加湿条件下における偏光板の変色を抑制することができるバリアフィルムおよびバリアフィルム付偏光板を提供する。
【解決手段】バリアフィルム1は、透明基材フィルム2と、透明基材フィルム2の厚み方向一方側に配置されるバリア層4とを備える。透明基材フィルム2は、透明樹脂フィルム21を備える。バリア層4は、少なくとも一層の酸化ケイ素層42および酸化ケイ素層42の厚み方向一方側に配置される防汚層43を備える。厚み方向において、防汚層43に最も近い酸化ケイ素層42の密度が、2.35g/cm
3
以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
透明樹脂フィルムを備える、透明基材フィルムと、
前記透明基材フィルムの厚み方向一方側に配置されるバリア層と
を備え、
前記バリア層は、少なくとも一層の酸化ケイ素層および前記酸化ケイ素層の厚み方向一方側に配置される防汚層を備え、
厚み方向において、前記防汚層に最も近い前記酸化ケイ素層の密度が、2.35g/cm
3
以上である、バリアフィルム。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記透明基材フィルムは、さらに、前記透明樹脂フィルムの厚み方向一方側に配置される硬化樹脂層を備える、請求項1に記載のバリアフィルム。
【請求項3】
前記バリアフィルムは、さらに、プライマー層を備え、
前記プライマー層は、金属酸化物層であり、
前記プライマー層は、前記透明基材フィルムの厚み方向一方側、かつ、前記バリア層の厚み方向他方側に配置される、請求項1に記載のバリアフィルム。
【請求項4】
前記バリア層は、少なくとも一層の酸化ニオブ層および少なくとも一層の酸化ケイ素層からなる交互積層体と、前記交互積層体の厚み方向一方面に配置される前記防汚層とを備える、請求項1に記載のバリアフィルム。
【請求項5】
前記バリア層は、酸化ケイ素層および前記酸化ケイ素層の厚み方向一方面に配置される前記防汚層からなる、請求項1に記載のバリアフィルム。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載のバリアフィルムと、
前記バリアフィルムの厚み方向他方側に配置される偏光板と
を備える、バリアフィルム付偏光板。
【請求項7】
前記偏光板は、保護フィルムと偏光子とを備え、
前記偏光子は、ポリビニルアルコール樹脂のコーティング膜である、請求項6に記載のバリアフィルム付偏光板。
【請求項8】
60℃、90%RHで240時間の加熱加湿条件での、透過光の色度の変化量Δb
*
が、0.5以下である、請求項6に記載のバリアフィルム付偏光板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バリアフィルムおよびバリアフィルム付偏光板に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶ディスプレイおよび有機ELディスプレイなどの画像表示装置には、その画像形成方式に起因して、表示セルの少なくとも一方の側に偏光板が配置されている。このような偏光板は、次のように製造される。例えば、樹脂基材にポリビニルアルコール(PVA)樹脂を塗布することで、樹脂基材上に偏光子を形成し、その後、延伸および染色する。そして、得られた偏光子に保護フィルムを貼り付け、樹脂基材を除去する。このような方法で製造された偏光板は、厚みの薄い偏光子を有し、この偏光板を用いることで、画像表示装置を薄型化することができる。
【0003】
また、このような偏光板に、偏光板の保護を目的として、反射防止フィルムを貼り合わせた反射防止層付偏光板が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2019/163461号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、偏光板には、加熱加湿条件下における、高い信頼性が要求される。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の反射防止層付偏光板は、加熱加湿条件下において、偏光板が変色するという不具合がある。
【0007】
本発明は、加熱加湿条件下における偏光板の変色を抑制することができるバリアフィルムおよびバリアフィルム付偏光板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明[1]は、透明樹脂フィルムを備える、透明基材フィルムと、前記透明基材フィルムの厚み方向一方側に配置されるバリア層とを備え、前記バリア層は、少なくとも一層の酸化ケイ素層および前記酸化ケイ素層の厚み方向一方側に配置される防汚層を備え、厚み方向において、前記防汚層に最も近い前記酸化ケイ素層の密度が、2.35g/cm
3
以上である、バリアフィルムを含んでいる。
【0009】
本発明[2]は、前記透明基材フィルムは、さらに、前記透明樹脂フィルムの厚み方向一方面に配置される硬化樹脂層を備える、[1]に記載のバリアフィルムを含んでいる。
【0010】
本発明[3]は、前記バリアフィルムは、さらに、プライマー層を備え、前記プライマー層は、金属酸化物層であり、前記プライマー層は、前記透明基材フィルムの厚み方向一方側、かつ、前記バリア層の厚み方向他方側に配置される、[1]または[2]に記載のバリアフィルムを含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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