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公開番号2025069044
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2024079763
出願日2024-05-15
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250422BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】輸送時に規制部材が外れてしまう虞と、使用時に規制部材を外し忘れてしまう虞と、を低減できる記録装置を提供する。
【解決手段】第1移動方向D1に移動可能な液体吐出部25と、開口部17から挿入された液体収容体18を装着可能な装着空間22を有する装着部16と、液体吐出部25に着脱可能であって、液体吐出部25に装着されることによって液体吐出部25の第1移動方向D1への移動を規制可能な第1規制部材26と、を備え、第1規制部材26は、液体吐出部25の移動を規制する規制状態の場合、装着空間22に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
移動方向に移動可能な移動部と、
開口部から挿入された被装着部材を装着可能な装着空間を有する装着部と、
前記移動部に着脱可能であって、前記移動部に装着されることによって前記移動部の前記移動方向への移動を規制可能な規制部材と、
を備え、
前記規制部材は、前記移動部の移動を規制する規制状態の場合、前記装着空間に位置することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
移動方向に移動可能な移動部と、
開口部から挿入された被装着部材を装着可能な装着空間を有する装着部と、
移動不能なフレームと、
前記フレームに着脱可能であって、前記フレームに装着されることによって前記移動部の前記移動方向への移動を規制可能な規制部材と、
前記規制部材が前記フレームに装着されることによって、前記規制部材とともに前記移動部の前記移動方向への移動を規制する規制位置に変位する変位部材と、
を備え、
前記規制部材は、前記移動部の移動を規制する規制状態の場合、前記装着空間に位置することを特徴とする記録装置。
【請求項3】
前記規制状態において前記被装着部材が前記装着部に挿入された場合、前記被装着部材の少なくとも一部が前記開口部から前記装着空間の外に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記開口部を覆う閉状態と、前記開口部を覆わない開状態と、に変位可能なカバーを備えることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記開口部は、装置の正面に開口していることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記規制部材は、
前記移動部の第1被係合部と係合可能な第1係合部と、
前記装着部の第2被係合部と係合可能な第2係合部と、
を有し、
前記第1係合部から前記第2係合部までの長さは、前記第1被係合部から前記第2被係合部までの長さと同じであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記規制部材は、
前記フレームに設けられる第1被係合部と係合可能な第1係合部と、
前記装着部の第2被係合部と係合可能な第2係合部と、
を有し、
前記第1係合部から前記第2係合部までの長さは、前記第1被係合部から前記第2被係合部までの長さと同じであることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項8】
前記被装着部材は、第1方向に沿って移動することで前記装着部に装着され、
前記第2係合部は、前記第2被係合部に係合可能な係合爪を有し、
前記係合爪が前記第2被係合部から外れる第2方向は、前記第1方向とは異なる方向であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記規制部材を収納可能な収納部を備え、
前記収納部は、媒体を収納するカセットに設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
【請求項10】
前記カセットは、前記媒体を載置するための載置部を有し、
前記収納部は、前記載置部とは異なる位置に設けられることを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンターなどの記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1のように、記録装置の一例であるプリント装置がある。プリント装置は、液体吐出部の一例であるプリントヘッドから媒体の一例であるシートに液体の一例であるインクを吐出して画像のプリントを行う。プリントヘッドは、キャリッジレールに沿って往復移動可能なキャリッジに搭載される。
【0003】
キャリッジは、輸送中の衝撃によって動いてしまうことがある。そのため、プリント装置は、輸送の際に規制部材によりキャリッジを固定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-20356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の規制部材は、キャリッジに取り付けられた状態において、一部分をカバーの外に飛び出させることで、外し忘れを防止している。しかし、特許文献1の規制部材は、プリント装置の外に飛び出しているため、輸送の際に何かと接触して外れてしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する記録装置は、移動方向に移動可能な移動部と、開口部から挿入された被装着部材を装着可能な装着空間を有する装着部と、前記移動部に着脱可能であって、前記移動部に装着されることによって前記移動部の前記移動方向への移動を規制可能な規制部材と、を備え、前記規制部材は、前記移動部の移動を規制する規制状態の場合、前記装着空間に位置する。
【0007】
上記課題を解決する記録装置は、移動方向に移動可能な移動部と、開口部から挿入された被装着部材を装着可能な装着空間を有する装着部と、移動不能なフレームと、前記フレームに着脱可能であって、前記フレームに装着されることによって前記移動部の前記移動方向への移動を規制可能な規制部材と、前記規制部材が前記フレームに装着されることによって、前記規制部材とともに前記移動部の前記移動方向への移動を規制する規制位置に変位する変位部材と、を備え、前記規制部材は、前記移動部の移動を規制する規制状態の場合、前記装着空間に位置する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態の記録装置の斜視図である。
図2は、記録装置の内部構成を示す模式図である。
図3は、第1駆動部の側面図である。
図4は、ホルダーの背面図である。
図5は、ホルダーの斜視図である。
図6は、第1規制部材の斜視図である。
図7は、着脱姿勢の第1規制部材の正面図である。
図8は、回転途中の第1規制部材の正面図である。
図9は、装着姿勢の第1規制部材の正面図である。
図10は、カセットの斜視図である。
図11は、収納部に収納された第1規制部材の斜視図である。
図12は、第2実施形態の記録装置が備える変位部材の斜視図である。
図13は、図12におけるF13部分の拡大図である。
図14は、着脱姿勢の第1規制部材と変位部材の正面図である。
図15は、回転途中の第1規制部材と変位部材の正面図である。
図16は、第1規制部材と変位部材の斜視図である。
図17は、装着姿勢の第1規制部材と変位部材の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
以下、記録装置の第1実施形態を、図面を参照して説明する。記録装置は、例えば、用紙、布帛、ビニール、プラスチック部品、金属部品などの媒体に液体の一例であるインクを吐出して記録するインクジェット式のプリンターである。
【0010】
図面では、記録装置11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。以下の説明では、X軸と平行な方向を幅方向Xともいい、Y軸と平行な方向を奥行方向Yともいい、Z軸に平行な方向を鉛直方向Zともいう。
(【0011】以降は省略されています)

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