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公開番号
2025069077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2024175580
出願日
2024-10-07
発明の名称
電気車両の空冷システム
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
B60K
11/06 20060101AFI20250422BHJP(車両一般)
要約
【課題】本発明の好適な実施形態は、電気車両の構成部品を効率的に冷却するために使用できる構造及び配置を含む電気車両を提供する。
【解決手段】本発明の好適な実施形態に係る車両は、複数の第1電池モジュールを収容する第1電池ハウジングと、複数の第1電池モジュールを冷却する空冷システムと、を備える。空冷システムは、コンプレッサと、凝縮器と、蒸発器コイルと、を備える。蒸発器コイルは、暖気を受け取る第1側と、蒸発器コイルを通過した冷気が流出する第2側と、を有し、蒸発器コイルの第2側から流出する冷気が、第1電池ハウジングの中央部において、第1電池ハウジングに流入する。
【選択図】図46
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の第1電池モジュールを収容する第1電池ハウジングと、
前記複数の第1電池モジュールを冷却する空冷システムと、
を備え、
前記空冷システムは、
コンプレッサと、
凝縮器と、
蒸発器コイルと、
を備え、
前記蒸発器コイルは、暖気を受け取る第1側と、前記蒸発器コイルを通過した冷気が流出する第2側と、を有し、
前記蒸発器コイルの前記第2側から流出する冷気が、前記第1電池ハウジングの中央部において、前記第1電池ハウジングに流入する、車両。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記空冷システムは、前記蒸発器コイルの前記第2側からの前記冷気を前記第1電池ハウジング内に誘導する送風機をさらに備え、
前記送風機はダクトに接続されており、当該ダクトを通って前記冷気が前記蒸発器コイルの前記第2側から前記第1電池ハウジングに流入する、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記ダクトの下端は、前記蒸発器コイルを収容する蒸発器エアボックスに接続されており、
前記送風機は、前記ダクトの上端に接続されている、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記第1電池ハウジングの前記中央部において前記第1電池ハウジングに流入する前記冷気は、前記第1電池ハウジングの前記中央部から、前記複数の第1電池モジュールを横断して横方向に流れる、請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記第1電池ハウジングの前記中央部から前記複数の第1電池モジュールを横断して前記横方向に流れる前記冷気は、前記第1電池ハウジングのサイドカバーに、暖気となって到達し、
前記暖気は、前記サイドカバーに沿って後方に流れた後、前記第1電池ハウジングに取り付けられたリターンハウジングを介して前記第1電池ハウジングから流出する、請求項4に記載の車両。
【請求項6】
前記第1電池ハウジングは、前記第1電池ハウジングを分割することにより前記第1電池ハウジングが第1部分と第2部分とを有するようにする縦仕切壁を備え、
前記第1電池ハウジングの前記第1部分は、前記複数の第1電池モジュールの第1部分を含む第1電池モジュールバンクを収容し、
前記第1電池ハウジングの前記第2部分は、前記複数の第1電池モジュールの第2部分を含む第2電池モジュールバンクを収容し、
前記蒸発器コイルは、第1蒸発器コイルと第2蒸発器コイルとを含み、
前記第1蒸発器コイル及び前記第2蒸発器コイルの各々は、暖気を受け取る第1側と、対応する前記第1蒸発器コイル又は前記第2蒸発器コイルを通過した冷気が流出する第2側と、を有し、
前記第1蒸発器コイルの前記第2側から流出する前記冷気と、前記第2蒸発器コイルの前記第2側から流出する前記冷気とが、前記第1電池ハウジングの前記中央部において、前記第1電池ハウジングに流入する、請求項1に記載の車両。
【請求項7】
前記第1電池ハウジングの前記中央部において前記第1電池ハウジングに流入する前記
冷気は、前記縦仕切壁に沿って、前記車両の前後方向及び上下方向に流れる、請求項6に記載の車両。
【請求項8】
前記第1電池ハウジングの前記中央部において前記第1電池ハウジングに流入する前記冷気は、前記第1電池ハウジングの前記中央部から、前記第1電池モジュールバンクを横断して第1横方向に流れ、かつ、前記第2電池モジュールバンクを横断して第2横方向に流れる、請求項6に記載の車両。
【請求項9】
前記第1電池ハウジングの前記中央部から前記第1横方向に流れて前記第1電池モジュールバンクを横切る前記冷気は、第1暖気となって、前記第1電池ハウジングの第1側カバーに到達し、
前記第1電池ハウジングの前記中央部から前記第2横方向に流れて前記第2電池モジュールバンクを横切る前記冷気は、第2暖気となって、前記第1電池ハウジングの第2側カバーに到達し、
前記第1暖気は、前記第1側カバーに沿って後方に流れた後、前記第1電池ハウジングに取り付けられた第1リターンハウジングを介して、前記第1電池ハウジングから流出し、
前記第2暖気は、前記第2側カバーに沿って後方に流れた後、前記第1電池ハウジングに取り付けられた第2リターンハウジングを介して、前記第1電池ハウジングから流出する、請求項8に記載の車両。
【請求項10】
1又は複数の電装品を収容する他のハウジングをさらに備え、当該他のハウジングは、前記第1電池ハウジングの前面に取り付けられており、
前記第1電池ハウジングの前記中央部において前記第1電池ハウジングに流入する前記冷気は、前記車両の前後方向に前記縦仕切壁に沿って、かつ、前記第1電池ハウジングの前記前面にある通気口を通って流れ、
前記第1電池ハウジングの前記前面にある前記通気口を通って流れる前記冷気は、前記他のハウジングに流入する、請求項6に記載の車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気車両の構成部品を冷却するために使用できる構造及び配置を含む電気車両に関する。より具体的には、本発明は、冷却空気を電気車両の構成部品間に導き、それにより電気車両の構成部品を効果的に冷却するために使用できる構造及び配置を含む電気車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の構成部品を冷却するために使用される従来の構造及び配置は、通常、エンジン構成部品には液冷を、車両の運転者には空冷を使用するのみである。しかし、電気車両にはさまざまな追加部品の冷却も必要であり、従来の液冷や空冷システムでは冷却できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の好適な実施形態は、電気車両の構成部品を効率的に冷却するために使用できる構造及び配置を含む電気車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の好適な実施形態に係る車両は、複数の第1電池モジュールを収容する第1電池ハウジングと、前記複数の第1電池モジュールを冷却する空冷システムと、を備える。前記空冷システムは、コンプレッサと、凝縮器と、蒸発器コイルと、を備える。前記蒸発器コイルは、暖気を受け取る第1側と、前記蒸発器コイルを通過した冷気が流出する第2側と、を有し、前記蒸発器コイルの前記第2側から流出する冷気が、前記第1電池ハウジングの中央部において、前記第1電池ハウジングに流入する。
【0005】
本発明の好適な実施形態において、前記空冷システムは、前記蒸発器コイルの前記第2側からの前記冷気を前記第1電池ハウジング内に誘導する送風機をさらに備え、前記送風機はダクトに接続されており、当該ダクトを通って前記冷気が前記蒸発器コイルの前記第2側から前記第1電池ハウジングに流入する。
【0006】
本発明の好適な実施形態において、前記ダクトの下端は、前記蒸発器コイルを収容する蒸発器エアボックスに接続されており、前記送風機は、前記ダクトの上端に接続されている。
【0007】
本発明の好適な実施形態において、前記第1電池ハウジングの前記中央部において前記第1電池ハウジングに流入する前記冷気は、前記第1電池ハウジングの前記中央部から、前記複数の第1電池モジュールを横断して横方向に流れる。
【0008】
本発明の好適な実施形態において、前記第1電池ハウジングの前記中央部から前記複数の第1電池モジュールを横断して前記横方向に流れる前記冷気は、前記第1電池ハウジングのサイドカバーに、暖気となって到達し、前記暖気は、前記サイドカバーに沿って後方に流れた後、前記第1電池ハウジングに取り付けられたリターンハウジングを介して前記第1電池ハウジングから流出する。
【0009】
本発明の好適な実施形態において、前記第1電池ハウジングは、前記第1電池ハウジングを分割することにより前記第1電池ハウジングが第1部分と第2部分とを有するようにする縦仕切壁を備える。前記第1電池ハウジングの前記第1部分は、前記複数の第1電池モジュールの第1部分を含む第1電池モジュールバンクを収容し、前記第1電池ハウジン
グの前記第2部分は、前記複数の第1電池モジュールの第2部分を含む第2電池モジュールバンクを収容する。前記蒸発器コイルは、第1蒸発器コイルと第2蒸発器コイルとを含み、前記第1蒸発器コイル及び前記第2蒸発器コイルの各々は、暖気を受け取る第1側と、対応する前記第1蒸発器コイル又は前記第2蒸発器コイルを通過した冷気が流出する第2側と、を有する。前記第1蒸発器コイルの前記第2側から流出する前記冷気と、前記第2蒸発器コイルの前記第2側から流出する前記冷気とが、前記第1電池ハウジングの前記中央部において、前記第1電池ハウジングに流入する。
【0010】
本発明の好適な実施形態において、前記第1電池ハウジングの前記中央部において前記第1電池ハウジングに流入する前記冷気は、前記縦仕切壁に沿って、前記車両の前後方向及び上下方向に流れる。
(【0011】以降は省略されています)
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