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公開番号
2025069682
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179562
出願日
2023-10-18
発明の名称
複合ケーブル
出願人
株式会社プロテリアル
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H01B
7/00 20060101AFI20250423BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】介在の量が必ずしも多くなくても、複合ケーブルの断面形状を円に近い形状にすることができる複合ケーブルを提供すること。
【解決手段】複合ケーブルは、第1電線、第2電線、及び第3電線を撚り合わせた集合体と、前記集合体の周囲に螺旋状に巻き付けられたテープ部材と、外部シースと、を備える。前記第1電線及び前記第2電線は、それぞれ、1本の中心導体と、絶縁体とを備える。前記第3電線は、2本の芯線を撚り合わせた対撚線と、内部シースとを備える。前記第1電線の外径に対する前記第3電線の外径の比率、及び、前記第2電線の外径に対する前記第3電線の外径の比率は、それぞれ、0.9以上1.1以下である。前記集合体における撚り方向と、前記テープ部材の巻き付け方向とは反対である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電線、第2電線、及び第3電線を、それらの外周面が接するように撚り合わせた集合体と、
前記集合体の周囲に螺旋状に巻き付けられたテープ部材と、
前記テープ部材の周囲を覆う外部シースと、
を備え、
前記第1電線及び前記第2電線は、それぞれ、1本の中心導体と、前記中心導体を被覆する絶縁体とを備え、
前記第3電線は、2本の芯線を撚り合わせた対撚線と、前記対撚線を被覆し、前記2本の芯線の間に一部が入り込んでいる内部シースとを備え、
前記第1電線の外径に対する前記第3電線の外径の比率、及び、前記第2電線の外径に対する前記第3電線の外径の比率は、それぞれ、0.9以上1.1以下であり、
前記集合体における撚り方向と、前記テープ部材の巻き付け方向とは反対である、
複合ケーブル。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の複合ケーブルであって、
前記内部シースの厚さは、前記第1電線における前記絶縁体の厚さ以上であり、且つ、前記第2電線における前記絶縁体の厚さ以上である、
複合ケーブル。
【請求項3】
請求項1に記載の複合ケーブルであって、
前記集合体と前記テープ部材との間には、介在が設けられていない、
複合ケーブル。
【請求項4】
請求項1に記載の複合ケーブルであって、
前記第1電線及び前記第2電線の前記中心導体は、複数の導体素線が撚り合わされてなり、
前記複数の導体素線の撚り方向は、前記対撚線における前記2本の芯線の撚り方向と同じ方向である、
複合ケーブル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は複合ケーブルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に複合ケーブルが開示されている。複合ケーブルは、複数の電線と複数本の介在とを撚り合わせた集合体と、その集合体の周囲に巻き付けられたテープ部材と、テープ部材の周囲を覆う外部シースとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-86780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複合ケーブルを構成する部品の点数を減らしたり、複合ケーブルを軽量化したりするためには、介在の量を減らすことが好ましい。しかしながら、従来の複合ケーブルでは、介在の量を減らすと、複合ケーブルの断面形状を円に近い形状にすることが困難であった。
【0005】
本開示の1つの局面では、介在の量が必ずしも多くなくても、複合ケーブルの断面形状を円に近い形状にすることができる複合ケーブルを提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの局面は、第1電線、第2電線、及び第3電線を、それらの外周面が接するように撚り合わせた集合体と、前記集合体の周囲に螺旋状に巻き付けられたテープ部材と、前記テープ部材の周囲を覆う外部シースと、を備える複合ケーブルである。
【0007】
前記第1電線及び前記第2電線は、それぞれ、1本の中心導体と、前記中心導体を被覆する絶縁体とを備える。前記第3電線は、2本の芯線を撚り合わせた対撚線と、前記対撚線を被覆する内部シースとを備える。前記第1電線の外径に対する前記第3電線の外径の比率、及び、前記第2電線の外径に対する前記第3電線の外径の比率は、それぞれ、0.9以上1.1以下である。前記集合体における撚り方向と、前記テープ部材の巻き付け方向とは反対である。
【0008】
本開示の1つの局面である複合ケーブルによれば、介在の量が必ずしも多くなくても、複合ケーブルの断面形状を円に近い形状とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
複合ケーブルの構成を表す平面図である。
図1におけるII-II断面での断面図である。
図3Aは、第1電線における外径及び絶縁体の厚さを表す断面図である。図3Bは、第2電線における外径及び絶縁体の厚さを表す断面図である。図3Cは、第3電線における外径及び絶縁体の厚さを表す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.複合ケーブル1の構成
複合ケーブル1の構成を、図1、図2、図3A、図3B、及び図3Cに基づき説明する。複合ケーブル1は、例えば、自動車や鉄道車両等の車両等に使用される。図1に示すように、複合ケーブル1は線状の部材である。複合ケーブル1の長手方向に直交する任意の断面において、複合ケーブル1は、図2に示す構成を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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