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公開番号2025069873
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179862
出願日2023-10-18
発明の名称プログラム、方法、およびシステム
出願人カバー株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 67/131 20220101AFI20250423BHJP(電気通信技術)
要約【課題】上限数による仮想空間への入室の規制を状況に応じて変動可能とするプログラム、方法、およびシステムを提供する。
【解決手段】ユーザからの仮想空間への入室要求を受け付けることにより、複数の仮想空間提供部のいずれかに当該ユーザを関連付けるための処理を行い、複数の仮想空間提供部は、各々、提供先となるユーザ数の上限が所定数に定められており、ユーザには、特定条件を満たさない非特定ユーザと、特定条件を満たす特定ユーザとを含み、受け付けた入室要求が非特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が所定数に到達している仮想空間提供部に当該非特定ユーザを関連付けることを許容しない一方、受け付けた入室要求が特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が所定数に到達しているか否かにかかわらず所定の仮想空間提供部に当該特定ユーザを関連付けることを許容可能とする。
【選択図】図42
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに対し仮想空間を提供するための複数の仮想空間提供部を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザからの前記仮想空間への入室要求を受け付けることにより、前記複数の仮想空間提供部のいずれかに当該ユーザを関連付けるための処理を行う手段として機能させ、
前記複数の仮想空間提供部は、各々、提供先となるユーザ数の上限が所定数に定められており、
前記ユーザには、特定条件を満たさない非特定ユーザと、前記特定条件を満たす特定ユーザとを含み、
前記関連付けるための処理を行う手段は、受け付けた入室要求が前記非特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が前記所定数に到達している仮想空間提供部に当該非特定ユーザを関連付けることを許容しない一方、受け付けた入室要求が前記特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が前記所定数に到達しているか否かにかかわらず所定の仮想空間提供部に当該特定ユーザを関連付けることを許容可能とする、プログラム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記所定の仮想空間提供部は、前記複数の仮想空間提供部のうち、前記特定ユーザからの入室要求であれば前記所定数に到達しているか否かにかかわらず当該特定ユーザを関連付けることが可能である仮想空間提供部として前記仮想空間の提供を運営する運営者により指定されている仮想空間提供部である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記特定ユーザからの入室要求は、入室する仮想空間提供部を指定するための指定情報を含み、
前記所定の仮想空間提供部は、前記複数の仮想空間提供部のうち、前記特定ユーザからの入室要求に含まれる指定情報に基づいて指定された仮想空間提供部である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記関連付けるための処理を行う手段は、所定期間内において複数の特定ユーザから同じ仮想空間提供部への入室要求を受け付けたときには、当該複数の特定ユーザを当該同じ仮想空間提供部に関連付けるための処理を行う、請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記所定の仮想空間提供部は、入室要求している特定ユーザと関連性を有する他の特定ユーザが関連付けられている仮想空間提供部である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記特定ユーザには、前記仮想空間においてコンテンツを進行する演者が含まれる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記特定ユーザには、前記仮想空間内を撮影した画像を他のコンピュータにおいて表示可能とするために出力する権限を得ているユーザが含まれる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記特定ユーザは、前記複数の仮想空間提供部のいずれかにすでに関連付けられている他のユーザと関連性を有するユーザを含み、当該特定ユーザが関連付けられる所定の仮想空間提供部は、前記他のユーザが関連付けられている仮想空間提供部である、請求項1に記載のプログラム
【請求項9】
ユーザに対し仮想空間を提供するための複数の仮想空間提供部を制御するコンピュータの制御方法であって、
ユーザからの前記仮想空間への入室要求を受け付けることにより、前記複数の仮想空間提供部のいずれかに当該ユーザを関連付けるための処理を行うステップを備え、
前記複数の仮想空間提供部は、各々、提供先となるユーザ数の上限が所定数に定められており、
前記ユーザには、特定条件を満たさない非特定ユーザと、前記特定条件を満たす特定ユーザとを含み、
前記関連付けるステップは、受け付けた入室要求が前記非特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が前記所定数に到達している仮想空間提供部に当該非特定ユーザを関連付けることを許容しない一方、受け付けた入室要求が前記特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が前記所定数に到達しているか否かにかかわらず所定の仮想空間提供部に当該特定ユーザを関連付けることを許容可能とする、方法。
【請求項10】
ユーザに対し仮想空間を提供するための複数の仮想空間提供部を制御するコンピュータを備えるシステムであって、
ユーザからの前記仮想空間への入室要求を受け付けることにより、前記複数の仮想空間提供部のいずれかに当該ユーザを関連付けるための処理を行う手段を備え、
前記複数の仮想空間提供部は、各々、提供先となるユーザ数の上限が所定数に定められており、
前記ユーザには、特定条件を満たさない非特定ユーザと、前記特定条件を満たす特定ユーザとを含み、
前記関連付けるための処理を行う手段は、受け付けた入室要求が前記非特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が前記所定数に到達している仮想空間提供部に当該非特定ユーザを関連付けることを許容しない一方、受け付けた入室要求が前記特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が前記所定数に到達しているか否かにかかわらず所定の仮想空間提供部に当該特定ユーザを関連付けることを許容可能とする、システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、方法、およびシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ネットワークを介してユーザに対し仮想空間を提供し、他のユーザと仮想空間上で交流を図ることを可能とするシステムが知られている。
【0003】
このようなシステムでは、仮想空間を提供するサーバなどの処理能力等の関係で、入室できるユーザ数に上限が設けられているものがある。また、サーバなどの処理能力等とは関係なく、いわゆるルームに入室できるユーザ数に上限が設けられているもの(例えば、特許文献1参照)などもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-055790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のシステムでは、サーバの処理能力が考慮されているものの、上限に達したとしてもサーバの処理能力に影響が出ない程度に余裕を持たせて上限が設定されるのが一般的であるが、上限に達したときには一律に仮想空間への入室を規制してしまう。一方で、例えば、仮想空間におけるイベントを盛り上げるために、タレントや著名人が複数人で同じ仮想空間に入室を希望する状況や、フレンド関係にある他のユーザがすでに入室しているために同じ仮想空間に入室を希望する状況などが生じ得るところ、従来のシステムで上限に達しているときには、このような状況に対応することができない。
【0006】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、上限数による仮想空間への入室の規制を状況に応じて変動可能とするプログラム、方法、およびシステムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明のある局面にしたがうプログラム(例えば、仮想空間生成プログラム120、視聴者用プログラム)は、ユーザに対し仮想空間を提供するための複数の仮想空間提供部(例えば、図12の空間エリアER1a~空間エリアER1dなどに相当するルーム、図42(a)の各仮想空間を構成する複数のルーム)を制御するコンピュータ(例えば、配信用サーバコンピュータ100など)に実行させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザからの前記仮想空間への入室要求(例えば、ログインや、コンテンツの選択などによるルームへの入室、入室するルームの指定など)を受け付けることにより、前記複数の仮想空間提供部のいずれかに当該ユーザを関連付けるための処理を行う手段(例えば、図42(b)のルーム入室特例処理のステップS423、S425、S426など)として機能させ、
前記複数の仮想空間提供部は、各々、提供先となるユーザ数の上限が所定数(例えば、200人)に定められており、
前記ユーザには、特定条件を満たさない非特定ユーザ(例えば、一般ユーザ、他のユーザと関連性を有していないユーザなど)と、前記特定条件を満たす特定ユーザ(例えば、タレントのアカウントや運営者のアカウントなどや、他のユーザと関連性を有するユーザ)とを含み、
前記関連付けるための処理を行う手段は、受け付けた入室要求が前記非特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が前記所定数に到達している仮想空間提供部に当該非特定ユーザを関連付けることを許容しない一方(例えば、図42(b)のステップS421またはS424でNO)、受け付けた入室要求が前記特定ユーザからの入室要求であるときには関連付けられているユーザ数が前記所定数に到達しているか否かにかかわらず所定の仮想空間提供部に当該特定ユーザを関連付けることを許容可能とする(例えば、図42(b)のステップS421~S423、ステップS424~425)。
【0008】
このような構成によれば、特定ユーザからの入室要求であるときには、例外的に上限数による仮想空間への入室の規制を解除して、所定の仮想空間提供部に当該特定ユーザを関連付けることが許容され、特定ユーザの利便性を向上させることができる。
【0009】
(2) 上記(1)において、前記所定の仮想空間提供部(例えば、図12の空間エリアER1a~空間エリアER1dなどに相当するルーム、図42(a)の各仮想空間を構成する複数のルーム)は、前記複数の仮想空間提供部のうち、前記特定ユーザからの入室要求であれば前記所定数に到達しているか否かにかかわらず当該特定ユーザを関連付けることが可能である仮想空間提供部として前記仮想空間の提供を運営する運営者により指定されている仮想空間提供部(例えば、予め定められたルームIDのルーム)である。
【0010】
このような構成によれば、特定ユーザについては運営者により指定されている仮想空間提供部に関連付けられるため、処理負担を軽減できる。
(【0011】以降は省略されています)

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