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公開番号
2025070570
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181010
出願日
2023-10-20
発明の名称
逆止弁
出願人
株式会社テイエルブイ
代理人
個人
,
個人
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個人
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個人
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個人
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個人
,
個人
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個人
,
個人
主分類
F16K
15/06 20060101AFI20250424BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】小さな力で開弁し、かつ逆流の発生を抑制する逆止弁を提供する。
【解決手段】逆止弁100は、一次側から二次側に流体が流通する弁室25と、弁室25に設けられた弁孔21と、弁孔21の二次側に配置され、弁孔21の軸方向に変位することで弁孔21を開閉する弁体3と、弁孔21の軸方向に、かつ弁体3に向かって開口する一次側開口51と、一次側開口51よりも大きな径を有する二次側開口52とを有し、弁体3より二次側に配置されるノズル5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一次側から二次側に流体が流通する弁室と、
前記弁室に設けられた弁孔と、
前記弁孔の二次側に配置され、前記弁孔の軸方向に変位することで前記弁孔を開閉する弁体と、
前記弁孔の軸方向に、かつ前記弁体に向かって開口する一次側開口と、前記一次側開口よりも大きな径を有する二次側開口とを有し、前記弁体より二次側に配置されるノズルと、
を備える逆止弁。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の逆止弁であって、
前記弁体から二次側に延びるシャフトと、
前記シャフトを前記弁体の変位方向に移動自在に保持する保持部と、をさらに備え、
前記シャフトは、前記一次側開口が前記シャフトの二次側端面に対向するように配置される、
逆止弁。
【請求項3】
請求項2に記載の逆止弁であって、
前記シャフトは、前記弁体から二次側に延びるシャフト本体と、前記シャフト本体の二次側端部に設けられ、前記シャフト本体よりも拡径する拡径部を有し、
前記ノズルは、前記一次側開口が前記拡径部の二次側端面に対向するように配置される、
逆止弁。
【請求項4】
請求項2または3に記載の逆止弁であって、
前記シャフトは、二次側端面に凹部を有する、
逆止弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、逆止弁に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
逆止弁は、流体が通る配管に設けられ、一方向の流れは許すが、その逆方向の流れは止める機構である。特許文献1には、入口および出口が形成されたケーシングと、入口と出口の間に設けられた環状弁座と、環状弁座の出口側に設けられたディスク状弁体と、ディスク状弁体を環状弁座に付勢するバネとを有する、バネ付勢ディスク状逆止弁が開示されている。この構成では、入口側(一次側)の圧力が出口側(二次側)の圧力よりも高まり、圧力差がバネの付勢力よりも大きくなると、開弁することで、入口から出口に流体が流れる。また、圧力差が付勢力より低くなると閉弁するので、出口から入口に流体が逆流しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-030743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の逆止弁では、開弁するには、一次側の圧力と二次側の圧力との差が少なくともバネの付勢力を超える必要がある。しかし、用途によってはごく小さい圧力差で開弁したいという要求がある。
一方で、この要求に応えるためにバネを除くと、二次側の圧力が一次側の圧力より高くなっても、弁体が閉じずに、結果として逆流が起きるおそれがある。これは、弁孔が大きく開放された状態では、流体が弁体を迂回して弁孔を通過できるために、閉弁方向に流体の圧力がかかりにくくなるためである。
【0005】
本開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来のバネ付勢逆止弁よりも小さな圧力差で弁体を開くとともに、逆流の発生を抑制することができる逆止弁を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の逆止弁は、一次側から二次側に流体が流通する弁室と、前記弁室に設けられた弁孔と、前記弁孔の二次側に配置され、前記弁孔の軸方向に変位することで前記弁孔を開閉する弁体と、前記弁孔の軸方向に、かつ前記弁体に向かって開口する一次側開口と、前記一次側開口よりも大きな径を有する二次側開口とを有し、前記弁体より二次側に配置されるノズルと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
前記逆止弁によると、一次側から二次側への流れに対しては、従来よりも小さい圧力差で開弁することができる。一方で、二次側から一次側への逆方向の流れが生じると、その一部がノズルを通る。ノズルを通った流体の流速(流体力)は増大し、この流体は、弁体に衝突することで弁体の閉弁方向への変位を促進する。その結果、弁を閉鎖して逆流の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、弁体が全開位置にあるときの逆止弁の縦断面図である。
図2は、図1の逆止弁におけるケーシングおよび一次側保持部材を弁孔側から視て示す平面図である。
図3は、図1の逆止弁におけるケーシングのC1-C1矢視断面図である。
図4は、図1の逆止弁におけるノズルの斜視図である。
図5(a)および図5(b)はノズルの他の例を示す断面図である。
図6は、図1の逆止弁において、弁体が閉鎖される様子を示す断面図である。
図7は、二次側シャフトの端部の形状の他の例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.第1実施形態
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
(逆止弁の構造)
図1は、本形態における逆止弁100の断面図である。図2は、逆止弁100における一次側保持部材(保持部材)41を含むケーシング1を弁孔21側から視て示す平面図である。図3は、二次側保持部材(保持部材)42を含むケーシング1のC1-C1矢視断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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