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公開番号
2025071058
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2024183267
出願日
2024-10-18
発明の名称
電磁クラッチ及び電磁クラッチの作動方法
出願人
ヘルビガー・アントリーブシュテクニク・ホールディング・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
,
HOERBIGER Antriebstechnik Holding GmbH
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16D
27/108 20060101AFI20250424BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】シフトスリーブのオーバーシュートが容易に防止される改良された電磁クラッチを特定する。
【解決手段】シフトスリーブ(18)は、第1係合位置で第1クラッチ本体(14)の内歯(26)と係合する第1歯と、第2係合位置で第2クラッチ本体(16)の内歯(26)と係合する第2歯とを有する。クラッチ(10)は、更に、シフトスリーブ(18)が係合位置から係合解除位置の方向に移動したときに、シフトスリーブ(18)が係合解除位置を超えて別の係合位置の方向に移動するのを防止するロック手段を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シャフト(12)上に配置され、前記シャフト(12)と共に回転し、前記シャフト(12)に沿って、第1係合位置、第2係合位置及び第1及び第2係合位置の間に位置する係合解除位置の間で直線的に移動可能なシフトスリーブ(18)と、
互いに軸方向に離間し、前記シャフト(12)と同軸上に並んで配置された、各々が内歯(26)を有する第1クラッチ本体(14)及び第2クラッチ本体(16)と、
前記シフトスリーブ(18)を前記シャフト(12)に沿って直接または間接的に調整するための通電可能な第1及び第2コイル(22、24)を有するステータ(20)と、
を備え、
前記シフトスリーブ(18)は、第1係合位置で前記第1クラッチ本体(14)の前記内歯(26)と係合する第1歯(34)と、第2係合位置で前記第2クラッチ本体(16)の前記内歯(26)と係合する第2歯(35)とを有し、
前記シフトスリーブ(18)が係合位置から係合解除位置の方向に移動するとき、前記シフトスリーブ(18)が係合解除位置を超えて別の係合位置の方向に移動することを防止するロック手段(47)を備える電磁クラッチ(10)。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ロック手段(47)が、解放位置とロック位置との間で半径方向に移動可能なボルトであるロック要素(48)を備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁クラッチ(10)。
【請求項3】
前記ロック要素(48)が、弾性要素(74)によって解放位置の方に作用することを特徴とする請求項2に記載の電磁クラッチ(10)。
【請求項4】
前記シフトスリーブ(18)が係合解除位置から係合位置へ移動するとき、前記ロック要素(48)が前記弾性要素(74)のばね力に抗してロック位置へ移動することを特徴とする請求項3に記載の電磁クラッチ(10)。
【請求項5】
前記ロック要素(48)が前記シフトスリーブ(18)内に径方向に移動可能に取り付けられ、特に前記シフトスリーブ(18)が中央で分割され、前記シフトスリーブ(18)の2つの部分が接続リング(36)によって軸方向に互いに固定され、前記ロック要素(48)が前記接続リング(36)内で径方向に移動可能にガイドされることを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の電磁クラッチ(10)。
【請求項6】
前記クラッチ(10)は、前記シフトスリーブ(18)に結合されたアーマチュア(28)を備え、前記アーマチュア(28)は、前記ステータ(20)の通電可能な前記第1または第2のコイル(22、24)に通電することにより、前記シャフト(12)に沿って移動可能であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の電磁クラッチ(10)。
【請求項7】
前記アーマチュア(28)は、前記ロック要素(48)によって、前記シフトスリーブ(18)に移動方向に取り外し可能な状態で結合されていることを特徴とする請求項6に記載の電磁クラッチ(10)。
【請求項8】
前記アーマチュア(28)の軸方向で反対側の面に当接し、それぞれの前記アーマチュア(28)から離れた端部が前記シフトスリーブ(18)に当接する2つの前記弾性ばね要素(42)を介して、前記アーマチュア(28)が前記シフトスリーブ(18)に結合されていることを特徴とする請求項6に記載の電磁クラッチ(10)。
【請求項9】
前記アーマチュア(28)を前記ロック要素(48)に確実に結合するための駆動形状(50)が前記アーマチュア(28)上に存在し、前記駆動形状(50)は、段差(76)またはベベル(54)を有し、前記シフトスリーブ(18)が前記アーマチュア(28)に対して移動すると、前記段差(76)または前記ベベル(54)に沿った動きによって前記ロック要素(48)が解放位置からロック位置へ、またはその逆に移動するように構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の電磁クラッチ(10)。
【請求項10】
前記シャフト(12)の外側にガイド面(72)が存在し、前記ガイド面(72)の中央にロック歯(70)が配置され、ロック要素(48)が係合位置から解放位置に移動するときに前記ロック歯(70)に当接することを特徴とするに請求項1から9の何れか1項に記載の電磁クラッチ(10)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁クラッチ及び電磁クラッチの作動方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
「電磁クラッチ」という用語は、クラッチが電磁的に作動するという事実を指す。しかし、クラッチが閉じているときに、トルクはフォームフィット方式及び/または摩擦方式で伝達される場合がある。言い換えれば、クラッチは磁力と機械力との組み合わせによってシフトされる。
【0003】
クラッチは、通常、2つのシャフトが恒久的に接続されていない状態で、1つのシャフトからそれと同軸に整列した別のシャフトにトルクを一時的に伝達する場合に使用される。ここでは、摩擦クラッチとポジティブクラッチが区別される。本発明は、ポジティブクラッチに限定される。
【0004】
ポジティブクラッチの場合、スライドシフトスリーブがよく使用される。これらには、1つ以上の異なる歯があり、これがカウンター歯と噛み合って、1つのシャフトから別のシャフトにトルクを伝達できるポジティブ噛み合いを形成する。
【0005】
電磁クラッチは、従来から知られており、この従来技術では、シフトスリーブは、シフトスリーブに磁力を及ぼすコイルによって調整される。このようなクラッチでは、シフトスリーブは、係合解除位置から反対方向に移動して、軸方向に間隔を置いた異なるクラッチ本体と係合することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来技術のクラッチの場合、シフトスリーブが係合位置から係合解除位置に戻されるとき、係合解除中にシフトスリーブのオーバーシュートが発生する可能性がある。これは、シフトスリーブが係合解除位置を超えて移動するため、シフトスリーブが意図せずに反対側のクラッチ本体と係合し、短時間トルクが伝達される可能性があることを意味する。
【0007】
従って、本発明の目的の1つは、シフトスリーブのオーバーシュートが容易に防止される改良された電磁クラッチを特定することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、この目的は、シャフト上に一体回転するように配置され、シャフトに沿って第1係合位置、第2係合位置、及び係合位置の間に位置する係合解除位置の間で直線的に移動可能なシフトスリーブと、互いに軸方向に離間し、それぞれシャフトと同軸上に並び、各クラッチ本体が内歯を有する第1クラッチ本体及び第2クラッチ本体と、シフトスリーブをシャフトに沿って直接または間接的に調整するための通電可能な第1及び第2コイルを有するステータとを備える電磁クラッチによって達成される。シフトスリーブは、第1係合位置で第1クラッチ本体の内歯と係合するための第1歯と、第2係合位置で第2クラッチ本体の内歯と係合するための第2歯とを有する。更に、電磁クラッチは、シフトスリーブが係合位置から係合解除位置の方向に移動するときに、シフトスリーブが係合解除位置を超えて別の係合位置の方向に移動することを防止するロック手段を備える。
【0009】
ロック手段は、解除時にシフトスリーブが解除位置を超えてオーバーシュートするのを防ぎ、シフトスリーブが他のクラッチ本体と係合しないようする。
【0010】
係合位置では、特に、シフトスリーブと2つのクラッチ本体の1つとの間に確実な係合を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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