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公開番号2025071075
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2024184782
出願日2024-10-21
発明の名称組立が容易なケーブルトレイ
出願人スー ハン インダストリー株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】堅固に結合される組立可能なケーブルトレイを提供する。
【解決手段】PosMAC(高耐食性合金めっき鋼材)を素材とした本体10の上下に水平フランジ11が直交するように折り曲げ形成され、長手方向の両端部に複数の連結用ボルト孔12が貫通した一対の平行なサイドレール50と、サイドレールと同じPosMAC鋼材で、一対の平行なサイドレールの間に所定間隔で交差するように設置される複数のラダー60で構成されたケーブルトレイ100であって、ラダーは、一対の平行なサイドレールの幅に対応する長さで、水平部と直交するように両側に折り曲げ形成された垂直部の両端部が、それぞれ内側に垂直部に向かって上向き巻成されて内部にねじ止め穴を形成する一対の巻成部が離間するように対向する断面門形状で構成され、サイドレールのピース穴を貫通したタップタイトボルト30がねじ止め穴の内周面にねじタップを切削しながらねじ締結される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
高強度、高耐食性及び加工性を有するPosMAC(高耐食性合金めっき鋼材)を素材とする本体の上下に水平フランジが直交するように折り曲げ形成され、長手方向の両端部に複数の連結用ボルト孔が貫通された一対の平行なサイドレールと、前記サイドレールと同じPosMAC鋼材で前記一対の平行なサイドレールの間に所定間隔で交差するように設置され固定される複数のラダーからなるケーブルトレイにおいて、前記ラダーは、前記一対の平行なサイドレールの幅に対応する長さであって、水平部と直交するように両側に折り曲げ形成された垂直部の両端部がそれぞれ内側に垂直部に向かって上向き巻成されて内部にねじ止め穴を形成する一対の巻成部が離れて対向する断面門形状で構成され、
前記サイドレールのピース孔を貫通したタップタイトボルトが前記ねじ止め穴の内周面にねじタップを切削しながらねじ結合されることを特徴とする組立が容易なケーブルトレイ。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記タップタイトボルトは、前記ねじ止め穴の内径よりも大きい外径を有する直径で構成されている、請求項1に記載の組立が容易なケーブルトレイ。
【請求項3】
前記サイドレールに前記ラダーを固定する前記タップタイトボルトは、前記ラダーの両側端のずれた偏心位置の前記ねじ止め穴に締結され、曲げ強度とねじり強度を向上させることを特徴とする、請求項1に記載の組立が容易なケーブルトレイ。
【請求項4】
前記ラダーの巻成部は、円形または角形を形成する形状で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の組立が容易なケーブルトレイ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
発明の属する技術分野の本発明は組立がなされたケーブルトレイに関し、より詳細には住宅、工場又は船舶及び海洋構造物等で配線されたケーブルを支持固定するケーブルトレイのサイドレールと結合されるラダーの構造を改良して別の複雑な固定手段を使用せずにサイドレールとラダーを簡単に結合固定することにより組立可能にしたケーブルトレイに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、住宅、ビルなど、工場や大型造船所、船舶や海洋構造物などには、電源供給や流体などの供給のために大小径のケーブルが天井や床や壁に沿って配線されるが、このように配線される様々なケーブルは互いに区別がつき、また機能上、外観上に見やすくしながら通行者に不快感を与えないために、まるで梯子形状に似たケーブルトレイを使用して整理整頓状態で支持固定している。
【0003】
このように各種ケーブルを支持固定する従来のケーブルトレイは、全体的に一定の長さを有する左右側に位置する一対のサイドレールと前記サイドレールとの間に一定の間を置いて結合される横棒(以下ラダーという。)で構成されており、サイドレールとラダーの結合方式は、溶接、ボルト結合、リベット方式など多様に採用されている。
【0004】
溶接方式は、大量のラダーを一斉に溶接しなければならない作業上の難しさ、とりわけ溶接過程で、高熱がサイドレールとラダーにさらされ、ケーブルトレイの強度を低下させるだけでなく、均一な溶接ビードを形成できず強度の均一性確保が容易ではなく、折り畳みにより分離組立が困難な問題点がある。また、ボルト結合方式は、ボルト穴を形成したり、別の組立金具を使用して1つずつ結合しなければならないため、組立時間が長くかかり、結合状態で解けるようになるという欠点があり、リベット方式は、別のリベットを買わなければならない部品数の増加をはじめ、リベット作業に多くの時間を要する問題があった。
【0005】
また、上記のような方法の他に、ラダーをトレイ幅に該当する長さの鋼板素材として両端が内側に円形になるように2つの巻成部を当接するように形成し、巻成部の内部にねじ止め穴がある。形成される以下のような断面形状に構成し、サイドレールの外面でピース孔を介してねじ止め穴にボルトをねじ込むことにより締結する構造がある。
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【0006】
しかし、前記のラダーは鋼板素材を二つの巻成部が接するように巻成する構造が製作上通常の機械装置では行うことができない構造であるため実施不可能であり価値がない問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は前記の問題点を解決するためのものであって、高耐食性合金めっき鋼材(別名PosMAC)を素材としたラダーの内部に機械装置として製作が可能な構造のねじ止め穴を形成する巻成部を構成してこれを構成する。サイドレールとは別の固定手段を使用せずにタップタイトボルトとしてしっかりと結合し、組立が安価な単価で製作可能なケーブルトレイを提供することにある。
【0008】
本発明は両側のサイドレールとラダーをタップタイトボルトとして組立時に両側のねじ止め穴が偏心する位置にねじ固定し、より堅固に結合される組立可能なケーブルトレイを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のこのような目的を達成するための手段であって、高い強度と高耐食性及び加工容易性を有するPosMAC(高耐食性合金めっき鋼材)を素材とした本体の上下に水平フランジが直交するように折り曲げ形成され、長手方向の両端部に複数の連結用ボルト孔が貫通した一対の平行サイドレールと、前記サイドレールと同一のPosMAC鋼材として一対の平行なサイドレールとの間に所定間隔で交差して設置され固定される複数のラダーからなるケーブルトレイ。
【0010】
前記ラダーは、一対の平行なサイドレールの幅に対応する長さとして、水平部に直交するように両側に折り曲げられた垂直部の両端部が、それぞれ内側に垂直部に向かって上方に巻成され、内部にねじ止め穴を形成する一対の巻成部が対向する以下のような断面形状で構成され、サイドレールのピース穴を貫通したタップタイトボルトが前記ねじ止め穴の内周面にねじタップを削りながらねじ嵌合されることを特徴とする組立が容易なケーブルトレイを提供する。
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(【0011】以降は省略されています)

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