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公開番号
2025071751
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2024023985
出願日
2024-02-20
発明の名称
人工知能モデルを用いて様々な種類のペットの疾患を予測するための方法及びそのような方法が実現されたコンピューティングデバイス及びシステム
出願人
ジェナーバイオ カンパニー リミテッド
,
JENNERBIO.CO.,LTD.
代理人
個人
主分類
G16H
50/20 20180101AFI20250428BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】ペットが有している病原体の遺伝子を定性的及び定量的に分析したデータを活用しペットの現在の健康状態及び疾患を予測しそれに対する予防ソリューションを用いる。
【解決手段】本発明の一実施形態によると、電子デバイスに含まれる少なくとも1つのプロセッサにより、PCR検査結果に応じて、複数の病原体のそれぞれに対応する複数の定量値を含む定量データを取得する動作と、前記複数の定量値に基づいて少なくとも1つの予測対象疾患を決定する動作と、決定された前記予測対象疾患に対応する第1の前処理アルゴリズムにより前記予測対象疾患に対応する定量データを前処理する動作と、前処理された定量データが決定された前記予測対象疾患に対応する第1の人工知能モデルに入力し、前記予測対象疾患に対応する疾患発生確率を出力する動作と、を含む電子デバイスの動作方法を提供することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電子デバイスに含まれる少なくとも1つのプロセッサが、PCR検査結果に応じて、複数の病原体のそれぞれに対応する複数の定量値を含む定量データを取得する動作と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記複数の定量値に基づいて少なくとも1つの予測対象疾患を決定する動作と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、決定された前記予測対象疾患に対応する第1の前処理アルゴリズムにより予測対象疾患に対応する定量データを前処理する動作と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前処理された定量データを、決定された前記予測対象疾患に対応する第1の人工知能モデルに入力し、前記予測対象疾患に対応する疾患発生確率を出力する動作と、
を含む、電子デバイスの動作方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記複数の定量値は、複数の病原体の検出の程度を反映することを特徴とする、請求項1に記載の電子デバイスの動作方法。
【請求項3】
前記予測対象疾患は、ユーザの入力に基づいて決定されることを特徴とする、請求項1に記載の電子デバイスの動作方法。
【請求項4】
病原体と疾患との相関関係を反映する予め保存されたマッチングテーブルに基づいて前記予測対象疾患を決定することを特徴とする、請求項1に記載の電子デバイスの動作方法。
【請求項5】
前記予測対象疾患を決定する動作は、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記複数の定量値のうち予め決定された標準値以上の値を有する少なくとも1つの定量値を識別する動作と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、識別された少なくとも1つの定量値に対応する少なくとも1つの病原体を識別し、識別された少なくとも1つの病原体に対応する少なくとも1つの疾患を識別することによって予測対象疾患を決定する動作と、
を含む、請求項1に記載の電子デバイスの動作方法。
【請求項6】
複数の定量値によって判断される病原微生物の量及び病原微生物に由来する疾患の有無に基づいて予測対象疾患を決定することを特徴とする、請求項1に記載の電子デバイスの動作方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つのプロセッサが、ペットの健康又は疾患に関連する追加情報を取得する動作と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記追加情報を第1の人工知能モデルに入力し、前記予測対象疾患に対応する疾患発生確率を出力する動作と、
を含む、請求項1に記載の電子デバイスの動作方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記予測対象疾患に基づいて、複数の前処理アルゴリズムのうち、前記予測対象疾患に対応する第1の前処理アルゴリズムを選択する動作と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記予測対象疾患に基づいて、複数の人工知能モデルのうち、前記予測対象疾患に対応する第1の人工知能モデルを選択する動作と、
をさらに含む、請求項1に記載の電子デバイスの動作方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記疾患発生確率に基づいて、前記疾患発生確率を示す疾患スコアを算出する動作をさらに含む、請求項1に記載の電子デバイスの動作方法。
【請求項10】
メモリと、
前記メモリに電子的に接続された少なくとも1つのプロセッサと、を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
PCR検査結果に応じて、複数の病原体のそれぞれに対応する複数の定量値を含む定量データを取得し、
前記複数の定量値に基づいて少なくとも1つの予測対象疾患を決定し、
決定された前記予測対象疾患に対応する第1の前処理アルゴリズムにより前記予測対象疾患に対応する定量データを前処理し、
前処理された定量データを決定された前記予測対象疾患に対応する第1の人工知能モデルに入力し、前記予測対象疾患に対応する疾患発生確率を出力するように設定される、
コンピューティングデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、人工知能モデルを含む電子デバイスに関する。より詳しくは、人工知能モデルを用いてコンパニオンアニマル(ペット)の健康状態及び疾患状態を予測し、ペットの健康及び疾患に応じて、適した食品を推薦する電子デバイスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ペットビジネスが急成長するにつれて、ペットヘルスケア市場の規模も急速に拡大している。
【0003】
特に、ペットの疾患の多くは感染性疾患によるものである。ペットの疾患は、病原体(例えば、細菌、バクテリア、微生物など)の感染により引き起こされるものである。ところが、ペットの疾患を治療する上で最も大きな問題は、ペットは痛みを自ら訴えられないことにある。結局、ペットの疾患は、発症の後、かなり経過してからはじめて治療を行っている実情である。
【0004】
最近、ペットにかかる費用が急増している。その大きな要因として、ペットにかかる費用の半分以上を占めているペットの治療費が挙げられている。このような状況で、ペットの現在の状態を綿密に認知し、感染性疾患を予め予測し得る技術が必要となっている。
【0005】
これまで、疾患の予測は、非常に非定量的に行われてきたのに対し、本発明は、ペットが有している病原体の遺伝子を定性的及び定量的に分析したデータを活用し、ペットの現在の健康状態及び疾患を間接的に予測してみたうえで、それに対する予防ソリューションを用いることをその目的としている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一様態は、PCR検査結果を分析してペットの疾患状態を分析するものである。
【0007】
本発明の他の様態は、ペットに関する情報に基づいて、ペットの健康を正確に判断するものである。
【0008】
本発明のさらなる一様態は、ペットの健康状態及び疾患状態を反映して適した食品を推薦するものである。
【0009】
一方、本発明が解決しようとする課題は、上述の課題に限定されるものではなく、言及されない課題は、本明細書及び添付の図面により、本発明に含まれる発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解され得る。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態によると、電子デバイスに含まれる少なくとも1つのプロセッサが、PCR検査結果に応じて、複数の病原体のそれぞれに対応する複数の定量値を含む定量データを取得する動作と、少なくとも1つのプロセッサが、前記複数の定量値に基づいて少なくとも1つの予測対象疾患を決定する動作と、少なくとも1つのプロセッサが、決定された前記予測対象疾患に対応する第1の前処理アルゴリズムにより前記予測対象疾患に対応する定量データを前処理する動作と、少なくとも1つのプロセッサが、前処理された定量データを決定された前記予測対象疾患に対応する第1の人工知能モデルに入力し、前記予測対象疾患に対応する疾患発生確率を出力する動作と、を含む電子デバイスの動作方法を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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