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公開番号
2025064583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174464
出願日
2023-10-06
発明の名称
情報処理システム
出願人
株式会社M-INT
代理人
個人
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250410BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】
医療機関が、紹介先の医療機関に対して、患者の診療情報提供書を提供する方法を支援する情報処理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
紹介先の医療機関に対して診療情報提供書の提供を支援する情報処理システムであって、紹介先の医療機関に対して提供する診療情報提供書を作成する診療情報提供書作成処理部と、作成した診療情報提供書を提供する提供方法を判定する提供方法判定処理部と、判定した提供方法に応じて診療情報提供書を提供する提供処理部と、を有する情報処理システムである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紹介先の医療機関に対して診療情報提供書の提供を支援する情報処理システムであって、
紹介先の医療機関に対して提供する診療情報提供書を作成する診療情報提供書作成処理部と、
前記作成した診療情報提供書を提供する提供方法を判定する提供方法判定処理部と、
前記判定した提供方法に応じて、前記紹介先の医療機関に対して前記診療情報提供書を提供する提供処理部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記提供方法判定処理部は、
前記紹介先の医療機関が前記情報処理システムのアカウントを有している場合には前記診療情報提供書を電子的に提供することを判定し、
前記紹介先の医療機関が電子的に提供できないと判定した場合であって、前記紹介先の医療機関のFAX番号を記憶している場合には、FAXにより前記診療情報提供書を送信することを判定し、前記紹介先の医療機関のFAX番号を記憶していない場合には、郵送により前記診療情報提供書を送付することを判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
紹介先の医療機関に対して診療情報提供書の提供を支援する情報処理システムであって、
紹介先の医療機関に対して提供する診療情報提供書を作成する診療情報提供書作成処理部と、
少なくとも二以上の提供方法のなかから紹介元の医療機関の医療機関端末から受け付けた提供方法に応じて、前記紹介先の医療機関に対して前記診療情報提供書を提供する提供処理部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
【請求項4】
前記提供処理部は、
前記紹介元の医療機関の医療機関端末から前記診療情報提供書を電子的に提供することを受け付けた場合には、前記診療情報提供書を電子的に提供し、
前記紹介元の医療機関の医療機関端末から前記診療情報提供書をFAXでの送信を受け付けた場合には、前記診療情報提供書をFAXで送信し、
前記紹介元の医療機関の医療機関端末から前記診療情報提供書を郵送での送付を受け付けた場合には、前記診療情報提供書を郵送で送付する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
紹介先の医療機関に対して診療情報提供書の提供を支援する情報処理システムであって、
紹介先の医療機関に対して提供する診療情報提供書を作成する診療情報提供書作成処理部と、
前記作成した診療情報提供書を提供する提供方法の選択を、前記紹介先の医療機関の医療機関端末から受け付ける提供方法選択処理部と、
前記選択を受け付けた提供方法に応じて、前記紹介先の医療機関に対して前記診療情報提供書を提供する提供処理部と、を有しており、
前記提供方法選択処理部は、
前記紹介先の医療機関の医療機関端末に対して、前記診療情報提供書の提供方法の選択を行うための情報にアクセスするための情報を送り、前記紹介先の医療機関端末からそのアクセスを受け付けて、前記診療情報提供書の提供方法の選択を受け付ける、
ことを特徴とする情報処理システム。
【請求項6】
前記提供処理部は、
前記提供方法選択処理部において、前記紹介先の医療機関の医療機関端末から前記診療情報提供書を電子的に提供することの選択を受け付けた場合には、前記診療情報提供書を電子的に提供し、
前記提供方法選択処理部において、前記紹介先の医療機関の医療機関端末から前記診療情報提供書をFAXでの送信の選択を受け付けた場合には、前記診療情報提供書をFAXで送信し、
前記提供方法選択処理部において、前記紹介先の医療機関の医療機関端末から前記診療情報提供書を郵送での送付の選択を受け付けた場合には、前記診療情報提供書を郵送で送付する、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記提供処理部は、
前記FAXにより前記診療情報提供書を送信する場合には、前記診療情報提供書の正本にアクセスするための情報および/または前記情報処理システムのアカウントを発行するための情報にアクセスする情報のいずれかを記載した情報と、前記診療情報提供書の写しとをFAXで送信する、
ことを特徴とする請求項2、請求項4または請求項6のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記提供処理部は、
前記郵送により前記診療情報提供書を送信する場合には、前記診療情報提供書の正本にアクセスするための情報および/または前記情報処理システムのアカウントを発行するための情報にアクセスする情報のいずれかを記載した情報と、前記診療情報提供書の写しとを出力する、
ことを特徴とする請求項2、請求項4または請求項6のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項9】
紹介先の医療機関に対して診療情報提供書の提供を支援する情報処理システムであって、
紹介先の医療機関に対して提供する診療情報提供書を作成する診療情報提供書作成処理部と、
あらかじめ定めた提供方法により、前記紹介先の医療機関に対して、前記診療情報提供書の正本にアクセスするための情報および/または前記情報処理システムのアカウントを発行するための情報を記載した情報と、前記診療情報提供書の写しとを提供する提供処理部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
【請求項10】
紹介先の医療機関に対して診療情報提供書の提供を支援する情報処理システムであって、
紹介先の医療機関に対して提供する診療情報提供書を作成する診療情報提供書作成処理部と、
あらかじめ定めた提供方法により、前記紹介先の医療機関に対して、診療情報提供書の提供方法の確定を受け付けるための画面へアクセスするための情報を提供する提供方法確定処理部と、
前記紹介先の医療機関に対して前記診療情報提供書を提供する提供処理部と、を有しており、
前記提供処理部は、
前記紹介先の医療機関の医療機関端末から提供方法の確定を受け付けた後、前記紹介先の医療機関に対して、前記診療情報提供書を提供する、
ことを特徴とする情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機関または医療従事者(以下、まとめて「医療機関」という)が、紹介先の医療機関に対して、患者の診療情報提供書を提供する方法を支援する情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
患者がある症状を訴えて医療機関で診察を受けた場合、当該医療機関の医療従事者は診察をし、診察結果や検査結果などを総合的に判断し、その患者の病名(臨床病名)などを判断し、必要があれば薬剤を処方する。しかし、医療分野は高度に専門性が高いため、医療従事者がすべての領域において専門性を有しているわけではない。また、医療機関によっては検査等に用いる設備を備えていないなどもある。
【0003】
そのような場合、医療従事者は、患者に対して、専門性を有している医療機関等、あるいは設備のある医療機関などで診察を受けるように、他の医療機関等を紹介することがある。この際には、当該医療機関等の情報のみを患者に紹介する場合と、当該患者の症状などを診察した結果を記載した診療情報提供書(いわゆる紹介状)と呼ばれる書面も交付して紹介する場合がある。
【0004】
前者の場合には、医療従事者は、医療機関等の情報を口頭で伝えるか、あるいはその医療機関等のウェブページを印刷するなどして紹介し、後者の場合には、それらに加えて診療情報提供書を作成して患者に交付する。
【0005】
診察時間では、多くの患者が順番待ちをしている。そのため、医療従事者としては、診察以外の作業で多くの時間を一人に要することはできない。診療情報提供書の作成にはそれなりに時間を要するため、診療情報提供書をその場で患者に交付することはできず、診察時間の終了後に診療情報提供書を作成し、後日、患者がそれを受領するために、医療機関に来院する、といったことが行われている。
【0006】
そこで、診療情報提供書の発行作業の負担を軽減するため、下記特許文献1乃至特許文献3に記載のような診療情報提供書の発行作業を支援するシステムがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2007-011544号公報
特開2007-328473号公報
特開2010-237834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述の各特許文献に記載の診療情報提供書の発行作業を支援するシステムでは、コンピュータ上で作成した診療情報提供書を、紹介先の医療機関がネットワークを介して閲覧可能としている。このようなシステム構成の場合、紹介元の医療機関と紹介先の医療機関とが、診療情報提供書を共有するための同一のシステムを利用している前提が必要となる。
【0009】
しかし、各医療機関は、独自にシステムを構築していることも多く、紹介元の医療機関と紹介先の医療機関とが同一のシステムを利用している可能性は高くない。また、同一のシステムを利用している医療機関に限り、診療情報提供書を送れることとすると、紹介先の医療機関が限定されてしまう課題がある。
【0010】
そこで、紹介先の医療機関を限定せずに、かつ紹介元の医療機関の診療情報提供書の提供にかかる事務処理の負担を大きくすることなく、診療情報提供書の提供を行うことができるシステムが望まれている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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