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公開番号2025071759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2024080488
出願日2024-05-16
発明の名称車載用エアコンプレッサ
出願人已久工業股ふん有限公司
代理人個人
主分類B60S 5/04 20060101AFI20250428BHJP(車両一般)
要約【課題】簡易な構造でタイヤシーラントのエアコンプレッサ本体への流動を防止できる、車載用エアコンプレッサを提供する。
【解決手段】ボトルキャップ組立体は、ボトルキャップ部材と、シール兼フロー案内部材とを含む。ボトルキャップ部材はエアコンプレッサ本体に設けられ且つ空気導入口と空気排出口とを有し、ボトルキャップ部材は空気導入口によってエアコンプレッサ本体と連通する。シール兼フロー案内部材はボトルキャップ部材に配置され且つシール部1241とフロー案内部1242とを含む。シール部はフロー案内部を囲み、フロー案内部は空気導入口122aを覆い且つ少なくとも1つの空気導入孔1242aと1つの空気排出孔とを有する。フロー案内部は空気導入孔によって空気導入口と連通し且つ空気排出孔によって空気排出口と連通する。エアコンプレッサ本体からの気流は、空気導入口、空気導入孔、空気排出孔、空気排出口を順に通過する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
エアコンプレッサ本体と、
前記エアコンプレッサ本体に設けられ且つ空気導入口と空気排出口とを有し、前記空気導入口によって前記エアコンプレッサ本体と連通される、ボトルキャップ部材と、
前記ボトルキャップ部材に配置され且つシール部とフロー案内部とを含む、シール兼フロー案内部材と
を含む、
ボトルキャップ組立体と
を含み、
前記シール部は前記フロー案内部を囲み、前記フロー案内部は前記空気導入口を覆い且つ少なくとも1つの空気導入孔と1つの空気排出孔とを有し、前記フロー案内部は前記少なくとも1つの空気導入孔によって前記空気導入口と連通し且つ前記空気排出孔によって前記空気排出口と連通し、
前記エアコンプレッサ本体からの気流は、前記空気導入口、前記少なくとも1つの空気導入孔、前記空気排出孔、前記空気排出口を順に通過する、
車載用エアコンプレッサ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記シール部と前記フロー案内部は一体成型構造である、
請求項1に記載の車載用エアコンプレッサ。
【請求項3】
前記シール兼フロー案内部材と前記ボトルキャップ部材との間にフロー案内チャネルが形成され、前記フロー案内チャネルは前記少なくとも1つの空気導入孔と前記空気排出孔との間に連通する、
請求項1に記載の車載用エアコンプレッサ。
【請求項4】
前記フロー案内チャネルの幅は前記空気導入口の内径及び前記少なくとも1つの空気導入孔の内径よりも小さい、
請求項3に記載の車載用エアコンプレッサ。
【請求項5】
前記フロー案内チャネルはジグザグに延伸する、
請求項3に記載の車載用エアコンプレッサ。
【請求項6】
前記フロー案内部はボスを含み、前記少なくとも1つの空気導入孔は前記ボスの頂端に位置し、前記ボスの底端は前記空気排出孔及び前記シール部に隣接する、
請求項1に記載の車載用エアコンプレッサ。
【請求項7】
前記シール兼フロー案内部材は少なくとも1つの位置決めスロットを有し、前記ボトルキャップ部材は少なくとも1つの位置決めリブを有し、前記少なくとも1つの位置決めリブは前記少なくとも1つの位置決めスロットを貫通することで、前記シール兼フロー案内部材が前記ボトルキャップ部材に対して回転することを防止する、
請求項1に記載の車載用エアコンプレッサ。
【請求項8】
前記ボトルキャップ部材はタイヤシーラントボトルのボトルの口と互いに結合されることで、前記シール部を前記ボトルキャップ部材と前記タイヤシーラントボトルの前記ボトルの口との間で圧縮させ、且つ前記空気導入孔と前記空気排出孔を前記タイヤシーラントボトルの内部空間と連通させる、
請求項1に記載の車載用エアコンプレッサ。
【請求項9】
前記ボトルキャップ部材は少なくとも1つの切刃リブを有し、前記少なくとも1つの切刃リブは前記タイヤシーラントボトルの前記ボトルの口の封止フィルムを切るよう構成される、
請求項8に記載の車載用エアコンプレッサ。
【請求項10】
位置制限部材と、
少なくとも1つの締結部材と
を更に含み、
前記位置制限部材は前記ボトルキャップ部材の位置を前記エアコンプレッサ本体に制限し、前記少なくとも1つの締結部材は前記位置制限部材を前記エアコンプレッサ本体に締結する、
請求項1に記載の車載用エアコンプレッサ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はエアコンプレッサに関するものであり、特に、車載用エアコンプレッサに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車載用エアコンプレッサは、タイヤシーラントボトルと共に用いることで車両のタイヤに補修又は空気充填を行うことができ、且つタイヤシーラントボトルを用いずに車両のタイヤに空気充填を行うことができる。一般的に、タイヤの補修又は空気充填を行う場合、車載用エアコンプレッサのエアコンプレッサ本体に、タイヤシーラントボトルと互いに結合するようボトルキャップ組立体を設けて、エアコンプレッサ本体からの高圧気流をボトルキャップ組立体を介してタイヤシーラントボトルに進入させる必要があり、これにより高圧気流によってタイヤシーラントボトル内のタイヤシーラントをタイヤに進入させてタイヤの補修又は空気充填の効果を達成する。
【0003】
タイヤシーラントボトル内のタイヤシーラントが意図せずボトルキャップ組立体を通過してエアコンプレッサ本体へと流動した場合、エアコンプレッサ本体がこれによって正常に動作することができなくなる可能性がある。上述した状況が発生することを回避するためにボトルキャップ組立体に別途部品を追加することでタイヤシーラントのエアコンプレッサ本体への流動を回避する場合、部品数及びボトルキャップ組立体の製造組立の難易度が増加してしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、簡易な構造でタイヤシーラントのエアコンプレッサ本体への流動を防止することのできる、車載用エアコンプレッサ及びそのボトルキャップ組立体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の車載用エアコンプレッサは、エアコンプレッサ本体と、ボトルキャップ組立体とを含む。ボトルキャップ組立体は、ボトルキャップ部材と、シール兼フロー案内部材とを含む。ボトルキャップ部材はエアコンプレッサ本体に設けられ且つ空気導入口と空気排出口とを有し、ボトルキャップ部材は空気導入口によってエアコンプレッサ本体と連通する。シール兼フロー案内部材はボトルキャップ部材に配置され且つシール部とフロー案内部とを含む。シール部はフロー案内部を囲み、フロー案内部は空気導入口を覆い且つ少なくとも1つの空気導入孔と1つの空気排出孔とを有する。フロー案内部は空気導入孔によって空気導入口と連通し且つ空気排出孔によって空気排出口と連通する。エアコンプレッサ本体からの気流は、空気導入口、空気導入孔、空気排出孔、空気排出口を順に通過する。
【0006】
本発明のボトルキャップ組立体は車載用エアコンプレッサに適用され、ボトルキャップ部材と、シール兼フロー案内部材とを含む。ボトルキャップ部材は車載用エアコンプレッサのエアコンプレッサ本体に設けられ且つ空気導入口と空気排出口とを有し、ボトルキャップ部材は空気導入口によってエアコンプレッサ本体と連通する。シール兼フロー案内部材はボトルキャップ部材に配置され且つシール部とフロー案内部とを含む。シール部はフロー案内部を囲み、フロー案内部は空気導入口を覆い且つ少なくとも1つの空気導入孔と1つの空気排出孔とを有する。フロー案内部は空気導入孔によって空気導入口と連通し、且つ空気排出孔によって空気排出口と連通する。エアコンプレッサ本体からの気流は、空気導入口、空気導入孔、空気排出孔、空気排出口を順に通過する。
【0007】
本発明の1つの実施形態において、上述したシール部とフロー案内部は一体成型構造をである。
【0008】
本発明の1つの実施形態において、上述したシール兼フロー案内部材とボトルキャップ部材との間にフロー案内チャネルが形成され、フロー案内チャネルは少なくとも1つの空気導入孔と空気排出孔との間に連通する。
【0009】
本発明の1つの実施形態において、上述したフロー案内チャネルの幅は、空気導入口の内径及び少なくとも1つの空気導入孔の内径よりも小さい。
【0010】
本発明の1つの実施形態において、上述したフロー案内チャネルはジグザグに延伸する。
(【0011】以降は省略されています)

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