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公開番号
2025037197
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023144036
出願日
2023-09-05
発明の名称
自走式立体型洗車場
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B60S
3/04 20060101AFI20250310BHJP(車両一般)
要約
【課題】所定範囲の土地をより有効に利用する形態で、車両が自走可能なエリアに洗車室が設けられる洗車場を実現する。
【解決手段】自走式立体型洗車場1は、上下に重なる複数階の床を有し、少なくともいずれかの階の床は、車両100が自走可能な自走床である。更に、自走式立体型洗車場1は、自走床4へ車両100が入場する入口である入場口6と、自走床4から車両100が退場する出口である退場口と、を備え自走床4を仕切る構成で複数の洗車室10がそれぞれ設けられる。洗車室10は、車両100が自走することによって進入可能とされる。洗車室10が設けられた階の自走床4を覆う構成で天井が設けられる。洗車室10には、水を放出する放水部20と、当該洗車室10内の床を流れる水を集めて排水する排水部30と、隣接室との間を仕切る仕切壁40と、が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下に重なる複数階の床を有し、
少なくともいずれかの階の前記床は、車両が自走可能な自走床であり、
更に、前記自走床へ車両が入場する入口である入場口と、
前記自走床から車両が退場する出口である退場口と、
を備え
前記自走床を仕切る構成で複数の洗車室がそれぞれ設けられ、
前記洗車室は、車両が自走することによって進入可能とされ、
前記洗車室が設けられた階の前記自走床を覆う構成で天井が設けられ、
前記洗車室には、水を放出する放水部と、当該洗車室の内側の空間と外側の空間との間を仕切る仕切壁と、が設けられ
更に、当該洗車室内の床を流れる水を集めて排水する排水部が設けられる
自走式立体型洗車場。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
上下に重なる複数階の前記自走床を有し、
前記自走床が設けられた各階において、前記自走床を仕切る構成で複数の前記洗車室がそれぞれ設けられる
請求項1に記載の自走式立体型洗車場。
【請求項3】
前記複数階のうちの所定の上方階に前記自走床が設けられ、
前記上方階の前記自走床に前記洗車室及び前記排水部が設けられ、
前記上方階と前記上方階よりも下の階とに跨る構成で、前記上方階の前記排水部を流れた水を前記上方階よりも下の階側へ導く誘導路が設けられている
請求項1又は請求項2に記載の自走式立体型洗車場。
【請求項4】
前記上方階の前記自走床と前記上方階の一つ下の階の前記自走床の間で車両が自走するための傾斜走路を備えたスロープ部を有し、
前記誘導路は、前記スロープ部に形成された流路を有し、前記排水部を流れた水を前記流路内に導いて前記スロープ部において流す
請求項3に記載の自走式立体型洗車場。
【請求項5】
前記誘導路は、前記上方階と前記上方階よりも下の階とに跨る管を有し、前記排水部を流れた水を前記管内に導いて前記管内において流す
請求項3に記載の自走式立体型洗車場。
【請求項6】
上下に重なる複数階の前記自走床を有し、
前記自走床が設けられた各階において、前記自走床の一部をなす前記車両の走路が設けられるとともに、前記自走床を仕切る構成で複数の前記洗車室がそれぞれ設けられ、且つ、各々の前記洗車室の前側に前記走路が配置され、
少なくともいずれかの階において、当該階の前記走路及び当該階の複数の前記洗車室の前記自走床を覆うように前記天井が設けられ、且つ、当該階の前記走路を照らす第1照明部と、当該階の複数の前記洗車室を照らす第2照明部とが設けられ、当該階の各々の前記洗車室内を照らすように各々の前記第2照明部が設けられている
請求項1又は請求項2に記載の自走式立体型洗車場。
【請求項7】
複数の照明部を有し、
複数の前記洗車室の各々に前記照明部が設けられ、
少なくともいずれかの前記洗車室の前記照明部は、当該自走式立体型洗車場が所定の暗さになる条件又は所定時刻が到来する条件のうちの少なくともいずれかの条件を含む第1条件を満たした場合において当該照明部が設けられた前記洗車室に車両が入っていない場合には、第1の明るさで当該照明部が設けられた前記洗車室の内部を照射し、前記第1条件を満たし且つ当該照明部が設けられた前記洗車室に車両が配置される場合には、前記第1の明るさよりも明るい第2の明るさで当該照明部が設けられた前記洗車室の内部を照射する
請求項1又は請求項2に記載の自走式立体型洗車場。
【請求項8】
前記放水部の放水よりも高圧で洗浄水を供給する高圧供給装置を有し、
前記洗車室として、前記高圧供給装置が設けられる第1の洗車室と、前記高圧供給装置が設けられない第2の洗車室とが設けられ、
前記第1の洗車室は、地階ではない最も低い地上階に設けられ、
前記地上階よりも上の階又は下の階である所定階が、前記第2の洗車室が設けられ且つ前記第1の洗車室が設けられない階とされており、
前記地上階には、前記第1の洗車室から前記地上階又は前記自走式立体型洗車場の外側に設けられた貯留槽に前記第1の洗車室で流された泥水を誘導する泥水路が設けられる
請求項1又は請求項2に記載の自走式立体型洗車場。
【請求項9】
いずれかの前記洗車室には、当該洗車室内の空間と当該洗車室の後方側の空間とを仕切る後方壁が設けられ、更に、当該洗車室内を冷却又は加熱する空調装置、又は、当該洗車室内の空気と当該洗車室外の空気とを換気する換気装置、若しくは、前記洗車室内の空気と当該自走式立体型洗車場の場外の空気とを換気する換気装置、の少なくともいずれかが設けられている
請求項1又は請求項2に記載の自走式立体型洗車場。
【請求項10】
前記排水部は、前記洗車室における前記仕切壁の前端部よりも前側において、当該洗車室から前側に流れた水を集める前方溝を有する
請求項1又は請求項2に記載の自走式立体型洗車場。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、自走式立体型洗車場に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ゲート式の洗車場システムが開示される。この洗車場システムは、洗車場の出入口に自動ゲ-トが設けられ、洗車場が多数のガレ-ジ状の洗車室に区画される。各洗車室には、天井にシャワ-装置とエア-吹出装置が設けられる。自動ゲ-トには、満車放送装置と料金徴収口とが設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-172271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の洗車場システムでは、所定範囲の土地を利用するにあたって、所定数の洗車室等の平面的な利用しか使用できず、洗車室の上方や下方の利用は一切できないため、土地を有効に利用する上で改善の余地がある。
【0005】
本開示の目的の一つは、所定範囲の土地をより有効に利用する形態で、車両が自走可能なエリアに洗車室が設けられる洗車場を実現し得る技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つである自走式立体型洗車場は、
上下に重なる複数階の床を有し、
少なくともいずれかの階の前記床は、車両が自走可能な自走床であり、
更に、前記自走床へ車両が入場する入口である入場口と、
前記自走床から車両が退場する出口である退場口と、
を備え
前記自走床を仕切る構成で複数の洗車室がそれぞれ設けられ、
前記洗車室は、車両が自走することによって進入可能とされ、
前記洗車室が設けられた階の前記自走床を覆う構成で天井が設けられ、
前記洗車室には、水を放出する放水部と、当該洗車室の内側の空間と外側の空間との間を仕切る仕切壁と、が設けられ
更に、当該洗車室内の床を流れる水を集めて排水する排水部が設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る技術によれば、所定範囲の土地をより有効に利用する形態で、車両が自走可能なエリアに洗車室が設けられる洗車場を実現し得る
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る自走式立体型洗車場を概念的に例示する説明図である。
図2は、第1実施形態に係る自走式立体型洗車場の内部構成等を概念的に例示する説明図である。
図3は、いずれかの階の自走床のレイアウトを概念的に例示する説明図である。
図4は、洗車室内を前側から見た構成を概念的に例示する説明図である。
図5は、洗車室内を洗車室の一方の仕切壁側から横方向に見た構成を概念的に例示する説明図である。
図6は、図5の変形例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の〔1〕~〔12〕の各々は、本開示に含まれる特徴的技術の一例である。
【0010】
〔1〕上下に重なる複数階の床を有し、
少なくともいずれかの階の前記床は、車両が自走可能な自走床であり、
更に、前記自走床へ車両が入場する入口である入場口と、
前記自走床から車両が退場する出口である退場口と、
を備え
前記自走床を仕切る構成で複数の洗車室がそれぞれ設けられ、
前記洗車室は、車両が自走することによって進入可能とされ、
前記洗車室が設けられた階の前記自走床を覆う構成で天井が設けられ、
前記洗車室には、水を放出する放水部と、当該洗車室の内側の空間と外側の空間との間を仕切る仕切壁と、が設けられ
更に、当該洗車室内の床を流れる水を集めて排水する排水部が設けられる
自走式立体型洗車場。
(【0011】以降は省略されています)
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