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公開番号2025069974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023179948
出願日2023-10-19
発明の名称照明装置
出願人株式会社ユーシン
代理人個人
主分類B60L 53/16 20190101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約【課題】意匠性を向上する。
【解決手段】照明装置10では、遮蔽部22が、隣り合うLED42の間に設けられ、ケース20のリング溝部20Eの内部を周方向に区画している。このため、LED42の点灯時に、LED42からリング溝部20Eの周方向外側へ広がる光を、遮蔽部22によって遮蔽することができる。その結果、LED42から照射される光が、照明対象となるインジケータ部50Cに隣接する他のインジケータ部50Cを裏面から照らすことを抑制できる。したがって、インジケータ50全体を連続的な環状に形成しつつ、照明時におけるインジケータ50の照明範囲が不明確になることを抑制できる。また、遮蔽部22は、インジケータ50の裏面側に離間して配置されている。このため、遮蔽部22をインジケータ50の裏面側に隣接配置する構成と比べて、遮蔽部22がインジケータ50の表面側へ写り込むことを抑制できる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
線状に延在されたインジケータと、
前記インジケータの裏側に設けられ、前記インジケータの長手方向に沿って延在されると共に前記インジケータの表裏方向に貫通し且つ一端側の開口部が前記インジケータによって閉塞された溝部を有するケースと、
前記溝部の他端部内に設けられ、前記長手方向に間隔を空けて並んで配置されると共に、光を前記インジケータへ照射して前記インジケータを照明させる複数の光源と、
隣り合う前記光源の間に設けられ、前記長手方向において前記溝部の内部を区画すると共に、前記インジケータの裏側に離間して配置された遮蔽部と、
を備えた照明装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記インジケータが、スモーク色の樹脂材によって構成されている請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記遮蔽部における前記溝部の内部を区画する両側面には、傾斜面がそれぞれ形成されており、前記傾斜面は、前記インジケータ側へ向かうに従い互いに接近する方向に傾斜している請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記遮蔽部は、前記溝部の幅方向から見て、前記溝部の他端側へ開放されたV字形リブ状に形成されている請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記遮蔽部が前記ケースに一体に形成されており、前記ケースが白色である請求項3に記載の照明装置。
【請求項6】
前記インジケータが、車両の充電インレットの周囲に設けられている請求項1~請求項5の何れか1項に記載の照明装置。
【請求項7】
制御部によって、前記光源が点灯又は消灯され、
前記制御部は、車両の充電池の充電量に応じて、前記光源の点灯数を変更する請求項6に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1の充放電電流量表示装置では、電流量表示部が、充電口の周囲において、充電口の周方向に沿って延在されると共に、充電口の周方向の全周に亘って形成されている。電流用表示部は、複数の表示領域に区分けされており、電流量の大小に応じて、点灯させる表示領域が増減される。これにより、充電時又は放電時に、どの程度の電流が流れているのかを視覚的に認識することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6402384号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記電流用表示部のようなリング照明では、照明対象となるインジケータの裏面に複数の光源を設けて、光源をインジケータの長手方向に沿って配置することで、インジケータの一部または全部を照明することができる。すなわち、インジケータの照明領域を変更することができる。しかしながら、この構造では、例えば、インジケータの一部を照明するときに、光源からの光がインジケータの他の部分に漏れると、インジケータによる照明範囲が不明確となり、照明時における意匠性が低下する可能性がある。
【0005】
一方、例えば、独立した複数のインジケータ部を設けて、各インジケータ部をインジケータの長手方向に沿って断続的に並べることで、光漏れを抑制した照明を行うことができる。しかしながら、この場合には、断続的に並べられたインジケータ部によってインジケータを構成するため、インジケータの全体を照明するときに、インジケータが、長手方向において、断続的に照明される。このため、この形態においても、意匠性が低下する可能性がある。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮して、意匠性を向上することができる照明装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、線状に延在されたインジケータと、前記インジケータの裏側に設けられ、前記インジケータの長手方向に沿って延在されると共に前記インジケータの表裏方向に貫通し且つ一端側の開口部が前記インジケータによって閉塞された溝部を有するケースと、前記溝部の他端部内に設けられ、前記長手方向に間隔を空けて並んで配置されると共に、光を前記インジケータへ照射して前記インジケータを照明させる複数の光源と、隣り合う前記光源の間に設けられ、前記長手方向において前記溝部の内部を区画すると共に、前記インジケータの裏側に離間して配置された遮蔽部と、を備えた照明装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、意匠性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る照明装置が設けられた車両の充電ボックスを、充電リッドを開いた状態で示す車幅方向外側から見た側面図である。
図1に示される充電ボックスの後側から見た断面図(図1の2-2線断面図)である。
図2に示される充電インレットの周辺を示す傾斜方向外側から見た図である。
図3に示される照明装置を充電ボックスから取外した状態で示す傾斜方向外側から見た図である。
図4に示される照明装置を、インジケータをケースから取外した状態で示す傾斜方向外側から見た図である。
図4に示される照明装置の分解斜視図である。
図3に示されるインジケータにおける後部の裏面側を示す上方側から見た断面図(図3の7-7線断面図)である。
図3に示されるインジケータにおける後部の裏面側を示す後側から見た断面図(図3の8-8線断面図)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて、本実施形態に係る照明装置10について説明する。図1に示されるように、照明装置10は、車両V(自動車)における充電インレット70のコネクタ部70Aの周囲に設けられて、充電インレット70(コネクタ部70A)の周囲を照明する装置として構成されている。なお、図面において適宜示される矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、それぞれ車両Vの車両上側、車両前側、車幅方向外側を示している。以下の説明において、上下、前後の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、車両上下方向、車両前後方向を示すものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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