TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025071823
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023177948
出願日
2023-10-16
発明の名称
電気化学セル及び電気化学装置
出願人
デノラ・ペルメレック株式会社
代理人
園田・小林弁理士法人
主分類
C25B
13/02 20060101AFI20250430BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約
【課題】製造が容易であり、かつレトロフィットが可能な電気化学セル及び電気化学装置を提供する。
【解決手段】電気化学セルは、それぞれ対向する内面側にアノード室及びカソード室がそれぞれ形成された第1プレート及び第2プレートと、第1プレートと第2プレートとの間に設けられたシール部とを備えた電気化学セルであって、シール部は、内側から外側に向け、それぞれ間隔をあけて配置された複数の枠体と、複数の枠体の間に配置され、第1プレートと第2プレートとの間に圧縮状態で配置された複数のシール材とを有する。また、電気化学装置は、上述の電気化学セルを備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれ対向する内面側にアノード室及びカソード室がそれぞれ形成された第1プレート及び第2プレートと、
前記第1プレートと前記第2プレートとの間に設けられたシール部と
を備えた電気化学セルであって、
前記シール部は、
内側から外側に向け、それぞれ間隔をあけて配置された複数の枠体と、
前記複数の枠体の間に配置され、前記第1プレートと前記第2プレートとの間に圧縮状態で配置された複数のシール材と
を有する
電気化学セル。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記複数の枠体の各々における、前記第1プレートと対向する面及び前記第2プレートと対向する面の一方又は双方は、絶縁体にて形成されている
請求項1に記載の電気化学セル。
【請求項3】
前記第1プレート及び前記第2プレートのうちの一方又は双方は、前記第1プレート及び前記第2プレートに対する前記シール部の相対位置を規制する係止部を有する
請求項1又は2に記載の電気化学セル。
【請求項4】
前記複数の枠体の各々は、その壁部の延在する方向の一部を離接可能に分断した、複数の枠体部材から構成されている
請求項1又は2に記載の電気化学セル。
【請求項5】
前記複数の枠体部材の各々は、互いの相対位置を規制する連結部を有する
請求項4に記載の電気化学セル。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の電気化学セルを備える電気化学装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シール構造を有する電気化学セル及び電気化学装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1においては、電気分解槽の内側と外部とを区画するシール構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-166092号公報
特開平10-286572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2のシール構造においては、シール材を配置するための溝を極板上に設ける必要があるため、歪みが生じやすく、精密な加工が困難であった。また、特許文献1及び特許文献2のシール構造においては、極板の溝を再加工することが困難であるため、密閉性を向上させるレトロフィットを行うことが難しく、可能であるとしても加工コストがかかるという課題があった。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、製造が容易であり、かつレトロフィットが可能なシール構造を有する電気化学セル及び電気化学装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電気化学セルは、それぞれ対向する内面側にアノード室及びカソード室がそれぞれ形成された第1プレート及び第2プレートと、前記第1プレートと前記第2プレートとの間に設けられたシール部とを備えた電気化学セルであって、前記シール部は、内側から外側に向け、それぞれ間隔をあけて配置された複数の枠体と、前記複数の枠体の間に配置され、前記第1プレートと前記第2プレートとの間に圧縮状態で配置された複数のシール材とを有する。
【0007】
また、本発明の電気化学装置は、上述の電気化学セルを備える。
【0008】
また、本発明の電気化学セル及び電気化学装置によれば、高圧運転下においても、電気化学セル1の密閉性を維持することができる。
【0009】
更に、本発明の電気化学セル及び電気化学装置によれば、高圧運転下での差圧運転が可能となるため、電気化学装置の目的に応じた効率的な運転が可能となる。
【0010】
また、本発明の電気化学セル及び電気化学装置においては、複数の枠体が、第1プレート3a及び第2プレート3bとは別に形成されている。また、複数の枠体は、互いに間隔をあけて形成されている。したがって、複数の枠体の一部又は全部の交換及び製造を含むレトロフィットが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社島谷技研
メッキ被処理物の撹拌装置
21日前
JFEスチール株式会社
亜鉛回収方法
13日前
株式会社Eプラス
電気分解方法、電気分解装置
27日前
住友金属鉱山株式会社
カソードの製造方法
今日
ナミックス株式会社
金属部材
19日前
日本特殊陶業株式会社
電気化学システム
5日前
NTN株式会社
硬質膜形成体、機械部品、および軸受
26日前
住友金属鉱山株式会社
銅張積層板の製造方法
1か月前
いすゞ自動車株式会社
酸素生成システム
12日前
トヨタ自動車株式会社
金属皮膜の成膜装置
1か月前
日本軽金属株式会社
アルミニウム部材及びその製造方法
25日前
株式会社豊田中央研究所
水電解システム
28日前
株式会社 MTG
金属回収用電極及び金属回収方法
15日前
マクセル株式会社
塑性加工用の金型
6日前
日本高純度化学株式会社
電解銀ゲルマニウム合金めっき液
26日前
松田産業株式会社
銀めっき皮膜及び該銀めっき皮膜を備えた電気接点
13日前
日本特殊陶業株式会社
セルの使用方法、電解システム及びスタック
26日前
EEJA株式会社
黒色ロジウムめっき液及び黒色ロジウムめっき膜のめっき方法
22日前
株式会社荏原製作所
遮蔽体の進退動作レシピを設定する方法、および、めっき装置
25日前
スズキ株式会社
亜鉛めっき層を備えた高強度ボルト及びその製造方法
27日前
住友金属鉱山株式会社
電着物の回収方法、電着物回収用治具、および電着物回収装置
15日前
オロル株式会社
半導体製造装置用ステンレス鋼部材およびその製造方法
15日前
日本メディア株式会社
水素ガスの製造方法及び製造装置
今日
東邦チタニウム株式会社
ガス燃焼装置、溶融塩電解装置、溶融塩浴の温度調整方法及び、金属マグネシウムの製造方法
27日前
シーエイチワイバイオテック カンパニー,リミテッド
水素ガス発生装置
27日前
東京瓦斯株式会社
メタン合成用二酸化炭素還元電極及びその製造方法、並びに、メタン合成用二酸化炭素電解セル
21日前
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
二酸化炭素還元装置及び二酸化炭素還元方法
18日前
東ソー株式会社
酸素発生電極触媒を含む電極
今日
トゥエルブ ベネフィット コーポレーション
二酸化炭素反応器制御のためのシステムおよび方法
7日前
財團法人工業技術研究院
酸窒化物触媒および水素発生装置
6日前
コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ
温度可変剛性を有する機械的補強要素を組み込んだ電気化学電池のスタックを有する、電解もしくは共電解の反応器(SOEC)または燃料電池(SOFC)
6日前
多木化学株式会社
高塩基度ポリ塩化アルミニウム溶液を用いた下水処理方法
15日前
インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
NEW RADIOにおける同期信号バースト、信号設計、およびシステムフレーム獲得
7日前
他の特許を見る