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公開番号
2025082109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195363
出願日
2023-11-16
発明の名称
電気分解方法、電気分解装置
出願人
株式会社Eプラス
代理人
個人
主分類
C25B
9/60 20210101AFI20250521BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約
【課題】本発明は、省エネルギーで効率よく電解反応を起こすことができる新規な電気分解方法、及び、電気分解装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 電解液(W)に電極間電圧をかけることによって電解反応を起こす電気分解方法において、電解槽2中に複数個の磁石3を互いに離間させた状態で配置し、各磁石3の磁極の向きが揃えられた状態、且つ、各磁石3の磁極の向きを陽極4Pと陰極4Nとが相対する方向に対して交差させた状態で電極間電圧をかける。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電解槽中に貯留された電解液に電極間電圧をかけることによって電解反応を起こす電気分解方法であって、
前記電解槽中に複数個の磁石を互いに離間させた状態で配置し、
各磁石の磁極の向きが揃えられた状態、且つ、各磁石の磁極の向きを陽極と陰極とが相対する方向に対して交差させた状態で、電極間電圧をかけることを特徴とする電気分解方法。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電気分解方法において、
前記電解槽中に直線状に配された磁石の列を一ないし複数列配置する電気分解方法。
【請求項3】
請求項2に記載の電気分解方法において、
磁石の列を構成する磁石を等間隔に配置する電気分解方法。
【請求項4】
請求項1に記載の電気分解方法において、
磁極の向きを陽極と陰極とが相対する方向に対して90±30度の交差角で交差させる電気分解方法。
【請求項5】
電解槽中に貯留された電解液に電極間電圧をかけることによって電解反応を起こすための電気分解装置であって、
複数個の磁石が互いに離間された状態、且つ、各磁石の磁極の向きが揃えられた状態、且つ、各磁石の磁極の向きを陽極と陰極とが相対する方向に対して交差させた状態で、前記電解槽中に配置されてなることを特徴とする電気分解装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電解槽中に貯留された電解液に陽極と陰極とを接触させ、電極間電圧をかけることによって電解反応を起こす電気分解方法、及び、電気分解装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
水や水溶液に陽極と陰極とを接触させ、電極間電圧をかけることによって、陽極側における酸化反応並びに陰極側における還元反応を起こす電気分解は、現在、水素の製造や金属の単離、或いは有機排水の処理や電解合成などの多岐の分野において利用されている。
しかしながら、例えば、水の電気分解により水素を製造するためには、電気抵抗値が高い水に電流を通すことから、電極間電圧を高くしたり、電解槽を電極間距離が短い比較的小型のものとしたりする必要がある。そのため、電気分解による大量の水素の製造は困難とされていた。
【0003】
この点につき下記特許文献1では、効率良く水素を製造する方法として、電解槽に貯められた水中に強磁性体を配し、前記強磁性体に磁場をかけながら電気分解を行う手段が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018‐90882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記特許文献1に記載の発明によれば、電解槽内の電気抵抗値が下がり、水素の発生効率が向上することが確認されている。
【0006】
しかしながら、燃料としての水素の需要の高まり等に応じ、より省エネルギーで効率よく電気分解を実行することができる手段の開発が望まれている。
【0007】
本発明は、前記技術的課題を解決するために開発されたものであって、省エネルギーで効率よく電解反応を起こすことができる新規な電気分解方法、及び、電気分解装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記技術的課題を解決するための本発明の電気分解方法は、電解槽中に貯留された電解液に電極間電圧をかけることによって電解反応を起こす電気分解方法であって、前記電解槽中に複数個の磁石を互いに離間させた状態で配置し、各磁石の磁極の向きが揃えられた状態、且つ、各磁石の磁極の向きを陽極と陰極とが相対する方向に対して交差させた状態で、電極間電圧をかけることを特徴とする(以下、「本発明方法」と称する。)。
【0009】
前記本発明方法においては、前記電解槽中に直線状に配された磁石の列を一ないし複数列配置することが好まし態様となる。
【0010】
前記本発明方法においては、磁石の列を構成する磁石を等間隔に配置することが好ましい態様となる。
(【0011】以降は省略されています)
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