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公開番号
2025071851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182224
出願日
2023-10-24
発明の名称
レンズユニットおよび撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20250430BHJP(光学)
要約
【課題】径方向のサイズ増加を抑制しつつ組み立てが容易なレンズユニットを提供する。
【解決手段】レンズユニットは、レンズ6dを内周側において保持する保持部材5と、保持部材の内周に配置され、保持部材の当接面5eに光軸方向から当接して該保持部材に固定部材ADにより固定されることで、レンズを保持部材に対して光軸方向から押える押え部材15とを有する。保持部材は、周方向の少なくとも1箇所に径方向外側に向かって凹んだ第1凹部5dを有する。押え部材は、周方向の少なくとも1箇所に径方向内側に向かって凹んだ第2凹部15cを有する。第1凹部と第2凹部と当接面に面する領域に、固定部材が配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
レンズを内周側において保持する保持部材と、
前記保持部材の内周に配置され、前記保持部材の当接面に光軸方向から当接して該保持部材に固定部材により固定されることで、前記レンズを前記保持部材に対して光軸方向から押える押え部材とを有し、
前記保持部材は、周方向の少なくとも1箇所に径方向外側に向かって凹んだ第1凹部を有し、
前記押え部材は、周方向の少なくとも1箇所に径方向内側に向かって凹んだ第2凹部を有し、
前記第1凹部と前記第2凹部と前記当接面に面する領域に、前記固定部材が配置されていることを特徴とするレンズユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記固定部材は、接着剤であることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項3】
前記保持部材は、内周ねじ部を有し、
前記押え部材は、外周ねじ部を有し、
前記押え部材は、前記当接面に当接するまで前記外周ねじ部が前記内周ねじ部に螺合することで前記保持部材に組み付けられて、前記接着剤により前記第1保持部材に固定されていることを特徴とする請求項2に記載のレンズユニット。
【請求項4】
前記保持部材は、前記レンズが固定された第1保持部材と、該第1保持部材を内周側にて保持する第2保持部材とにより構成され、
前記押え部材は、前記第1保持部材に設けられた前記当接面に当接して、前記第1および第2保持部材に前記接着剤により固定され、
前記第1凹部は、前記第2保持部材に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のレンズユニット。
【請求項5】
前記第2保持部材は、内周ねじ部を有し、
前記押え部材は、外周ねじ部を有し、
前記押え部材は、前記当接面に当接するまで前記外周ねじ部が前記内周ねじ部に螺合することで前記第2保持部材に組み付けられて、前記接着剤により前記第1および第2保持部材に固定されていることを特徴とする請求項4に記載のレンズユニット。
【請求項6】
前記第2保持部材は、前記第1保持部材が保持する前記レンズとしての最も物体側のレンズよりも物体側にて径方向内側に突出する突出部を有し、
前記突出部と前記最も物体側のレンズとの間に第1シール部材が配置されていることを特徴とする請求項4に記載のレンズユニット。
【請求項7】
前記第1凹部は、前記内周ねじ部における周方向の少なくとも1箇所に設けられ、
前記第2凹部は、前記外周ねじ部における周方向の少なくとも1箇所に設けられているとことを特徴とする請求項3または5に記載のレンズユニット。
【請求項8】
前記第1および第2凹部のうち少なくとも一方は、前記領域の前記径方向の幅が前記光軸方向のうち前記当接面とは反対側に向かって広くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項9】
前記第1および第2凹部のうち少なくとも一方の前記周方向の長さが他方の前記周方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項10】
前記押え部材と前記レンズとの間に弾性部材が配置されており、
前記押え部材は、前記弾性部材を介して前記レンズを前記保持部材に対して押さえていることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載カメラや監視カメラ等の撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
上記のように屋外環境で用いられることが多い撮像装置では、外力に対する耐衝撃性能が求められる。
【0003】
特許文献1には、物体側に設けられた第1レンズと、第1レンズを物体側から鏡筒の前端に押圧して保持する固定部材とを含むレンズモジュールが開示されている。鏡筒は、固定部材に接着固定される。特許文献2には、物体側に設けられたレンズと、該レンズを物体側から鏡筒の前端に押圧して固定する固定部材とを含むレンズモジュールが開示されている。固定部材のうちレンズに当接する当接部とレンズとの間に接着剤が充填される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-27284号公報
特開2020-27278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
耐衝撃性の向上のためにはレンズを固定部材に接着処理することは有効である。しかしながら、特許文献1の構成では、固定部材が鏡筒の外周部に固定される構成が前提となっており、固定部材の径方向のサイズ分、レンズモジュールが大径化する。また特許文献2の構成では、固定部材とレンズとの間に接着剤が塗布されるため、レンズの光学有効エリア内への接着剤の塗り広がりがないように組み立てる必要があり、組み立てが容易ではない。
【0006】
本発明は、径方向のサイズ増加を抑制しつつ組み立てが容易なレンズユニットおよびこれを備えた撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としてのレンズユニットは、レンズを内周側において保持する保持部材と、保持部材の内周に配置され、保持部材の当接面に光軸方向から当接して該保持部材に固定部材により固定されることで、レンズを保持部材に対して光軸方向から押える押え部材とを有する。保持部材は、周方向の少なくとも1箇所に径方向外側に向かって凹んだ第1凹部を有する。押え部材は、周方向の少なくとも1箇所に径方向内側に向かって凹んだ第2凹部を有する。第1凹部と第2凹部と当接面に面する領域に、固定部材が配置されていることを特徴とする。なお、上記レンズユニットと、レンズを通して被写体を撮像する撮像素子とを有する撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、径方向のサイズ増加を抑制しつつ組み立てが容易なレンズユニットおよびこれを備えた撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1のレンズユニットの背面図と断面図。
実施例1の撮像ユニットの断面図。
実施例1の撮像ユニットの物体側から見た分解斜視図。
実施例1の撮像ユニットの像側から見た分解斜視図。
実施例1のカメラの斜視図。
実施例2のレンズユニットの背面図と断面図。
実施例2の撮像ユニットの断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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