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公開番号2025071916
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182345
出願日2023-10-24
発明の名称電子機器
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 3/0484 20220101AFI20250430BHJP(計算;計数)
要約【課題】会話の聞き手が当該会話の話し手を見ていなくても、聞き手が話し手に見られていることに容易に気付けるようにする。
【解決手段】本発明の電子機器は、会話の聞き手に対応するオブジェクトを前記会話の話し手に対して表示するように制御する表示制御手段と、前記話し手の視線に関する情報を取得する取得手段と、前記話し手の視線に関する前記情報に基づいて、前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見ている場合に、前記聞き手に対して通知を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
会話の聞き手に対応するオブジェクトを前記会話の話し手に対して表示するように制御する表示制御手段と、
前記話し手の視線に関する情報を取得する取得手段と、
前記話し手の視線に関する前記情報に基づいて、前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見ている場合に、前記聞き手に対して通知を行うように制御する制御手段と
を有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記話し手の視線に関する前記情報に基づいて、前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見ているか否かを判定する判定手段
をさらに有し、
前記制御手段は、前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見ていると判定された場合に、前記聞き手に対して通知を行うように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記話し手が発している音声に関する音声情報を取得する第2取得手段
をさらに有し、
前記取得手段は、前記話し手の視線に関する前記情報として、前記話し手が見ているオブジェクトに関するオブジェクト情報を取得し、
前記判定手段は、前記音声情報と前記オブジェクト情報に基づいて、前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見て話しているか否かを判定し、
前記制御手段は、
前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見ていても話していなければ、前記聞き手に対して通知を行わず、
前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見て話していると判定された場合に、前記聞き手に対して通知を行うように制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記音声情報は、前記話し手が前記音声を発している時間帯を示す
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記オブジェクト情報は、前記オブジェクト情報に対応する前記オブジェクトを前記話し手が見ている時間帯を示す
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記判定手段は、前記音声情報が示す時間帯に対応する時間帯を示す前記オブジェクト情報に基づいて、前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見て話しているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記会話の複数の聞き手にそれぞれ対応する複数のオブジェクトを前記話し手に対して表示するように制御し、
前記制御手段は、前記話し手の視線に関する前記情報に基づいて、前記複数の聞き手のうち、前記話し手が閾値よりも高い注視度で見ているオブジェクトに対応する聞き手に対して、前記通知を行うように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御手段は、前記会話の参加人数が所定範囲の人数でない場合には、前記通知を行
わない
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記制御手段は、前記会話の複数の参加者が音声を発している場合には、前記通知を行わない
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制御手段は、前記通知を開始した後に、前記聞き手が音声を発したことに応答して前記通知を停止するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器に関するものであり、特にオンラインの会話や会議に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、遠隔地にいる人同士で会話や会議を行う需要が高まり、ネットワークを介してコンピュータやスマートフォンなどで資料や参加ユーザを表示しながら会話や会議を行えるシステム(オンライン会議システム)が普及している。また、コンピュータで生成され、あたかも現実空間のように体験することができる仮想現実(VR:バーチャルリアリティ)空間に、ユーザの分身となるアバターを表示するシステム(VR会議システム)も存在する。VR会議システムでは、遠隔地にいる各ユーザが、さもその場で会議をしているような臨場感や没入感を得ることができる。
【0003】
ユーザの視線を用いる技術も提案されている。特許文献1には、ユーザが見ている位置を別のユーザに通知する技術が開示されている。特許文献2には、ユーザがVR空間のオブジェクト(非ユーザ)を見て音声を発したことに応答して、当該オブジェクトとの対話を実行する技術が開示されている。
【0004】
会話の話し手(発話者)が変わる際には、現在の話し手が次の話し手となる人(会話の聞き手)を見ることが多く、現実世界で行われる会議では、そのような行動(注視行動)に基づいて、話し手が誰に切り替わるかが判断されることがある。ユーザの視線をアバターの視線に反映すれば、VR会議システムにおいても、話し手(話し手のアバター)の注視行動に基づいて、話し手が誰に切り替わるかを判断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2018/186031号
特開2017-78893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、現実世界の会議において、聞き手は、話し手ではなく会議資料などを見ていると、話し手に見られていることに気付けないことがある。従来のVR会議システム(ユーザの視線をアバターの視線に反映したVR会議システム)においても、聞き手は、話し手のアバターを見ていないと、話し手に見られていることに気付けないことがある。このような状況で、話し手の発話内容から聞き手が自身に話しかけられていることに気付けない場合には、聞き手を名指しするといった追加の行動が必要となる。また、従来のVR会議システムにおいて、視線が把握しにくい見た目のアバターが話し手のアバターとして用いられると、聞き手は話し手に見られていることに容易に気付くことができない。従来のオンライン会議システムでも、アバターが使用されないため、聞き手は話し手に見られていることに容易に気付くことができない。
【0007】
本発明は、会話の聞き手が当該会話の話し手を見ていなくても、聞き手が話し手に見られていることに容易に気付けるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の電子機器は、会話の聞き手に対応するオブジェクトを前記会話の話し手に対し
て表示するように制御する表示制御手段と、前記話し手の視線に関する情報を取得する取得手段と、前記話し手の視線に関する前記情報に基づいて、前記話し手が前記聞き手に対応する前記オブジェクトを見ている場合に、前記聞き手に対して通知を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、会話の聞き手が当該会話の話し手を見ていなくても、聞き手が話し手に見られていることに容易に気付けるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
表示制御装置の外観図やブロック図などである。
VR空間の模式図である。
VR会議システムアプリケーションの画面の模式図である。
表示制御装置の動作のフローチャートである。
通知判定処理のフローチャートである。
通知停止処理のフローチャートである。
通知が行われている画面の模式図である。
通知による画面の遷移の模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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