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公開番号
2025071883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182297
出願日
2023-10-24
発明の名称
情報処理装置、サイレン音判定方法、サイレン音判定プログラム
出願人
BOLDLY株式会社
代理人
弁理士法人白坂
主分類
G10L
21/14 20130101AFI20250430BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】集音した音にサイレン音が含まれているか否かを判定することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、音を画像に変換した画像データと、音にサイレン音が含まれるか否かを示す情報がアノテーションされた教師データを学習した学習モデルを記憶する記憶部と、音の入力を受け付ける受付部と、音を、当該音の音量を明るさで表す画像に変換するものであって、音量の中央値に応じた明るさの画像に変換して画像データを生成する変換部と、変換部により変換された画像データに対して前処理を実行する前処理部と、前処理部による処理後の画像データと、学習モデルとに基づいて、受付部が受け付けた音にサイレン音が含まれるか否かを判定する判定部と、判定部がサイレン音を含むと判定した場合に、アラートを報知する報知部と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
音を画像に変換した画像データと、前記音にサイレン音が含まれるか否かを示す情報がアノテーションされた教師データを学習した学習モデルを記憶する記憶部と、
音の入力を受け付ける受付部と、
前記音を、当該音の音量を明るさで表す画像に変換するものであって、前記音量の中央値に応じた明るさの画像に変換して画像データを生成する変換部と、
前記変換部により変換された画像データに対して前処理を実行する前処理部と、
前記前処理部による処理後の画像データと、前記学習モデルとに基づいて、前記受付部が受け付けた音にサイレン音が含まれるか否かを判定する判定部と、
前記判定部がサイレン音を含むと判定した場合に、アラートを報知する報知部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記変換部は、前記音の音量の中央値が、予め定められた基準値となるように前記音を補正したうえで、画像に変換する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記変換部は、所定時間長の音をフーリエ変換して、時間軸上の周波数成分を示す画像データに変換する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記前処理部は、前記前処理として、前記画像データから所定の帯域の周波数をカットするノイズ除去を実行する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記前処理部は、前記前処理として、サイレン音の周波数以外の周波数を除去する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記学習モデルは、更にサイレン音の種別を学習した学習モデルであり、
前記判定部は、更に、サイレン音を含むと判定した場合に、当該サイレン音の種別を判定し、
前記報知部は、前記アラートとともにサイレン音の種別を示す情報を報知する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
音を画像に変換した画像データと、前記音にサイレン音が含まれるか否かを示す情報がアノテーションされた教師データを学習した学習モデルを記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、
音の入力を受け付ける受付ステップと、
前記音を、当該音の音量を明るさで表す画像に変換するものであって、前記音量の中央値に応じた明るさの画像に変換して画像データを生成する変換ステップと、
前記変換ステップにより変換された画像データに対して前処理を実行する前処理ステップと、
前記前処理ステップによる処理後の画像データと、前記学習モデルとに基づいて、前記受付ステップが受け付けた音にサイレン音が含まれるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップがサイレン音を含むと判定した場合に、アラートを報知する報知ステップと、
を実行するサイレン音判定方法。
【請求項8】
音を画像に変換した画像データと、前記音にサイレン音が含まれるか否かを示す情報がアノテーションされた教師データを学習した学習モデルを記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、
音の入力を受け付ける受付機能と、
前記音を、当該音の音量を明るさで表す画像に変換するものであって、前記音量の中央値に応じた明るさの画像に変換して画像データを生成する変換機能と、
前記変換機能により変換された画像データに対して前処理を実行する前処理機能と、
前記前処理機能による処理後の画像データと、前記学習モデルとに基づいて、前記受付機能が受け付けた音にサイレン音が含まれるか否かを判定する判定機能と、
前記判定機能がサイレン音を含むと判定した場合に、アラートを報知する報知機能と、
を実現させるサイレン音判定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音にサイレン音が含まれるか否かを判定する情報処理装置、サイレン音判定方法、及びサイレン音判定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
緊急車両の通行時には、一般車両は、緊急車両の走行の妨げにならないように道路脇によけて一時停止することが日本の道路交通法において定められている。しかし、場合によっては、車両の運転手が緊急車両のサイレンの音を聞き漏らす可能性がある。そこで、特許文献1には、マイクで受音した音から緊急車両のサイレン音を識別し、サイレン音を検出した場合に、緊急車両の接近を知らせる表示を行う表示器を具備した緊急車両安全通行装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-67587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載の技術では、マイクで受音した音からサイレン音を識別する構成上、サイレン音と似たような音が鳴っていた場合には、サイレン音と誤認する可能性があるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は上記問題に鑑みて成されたものであり、集音した音からサイレン音を検出する他の手法を提供することができる情報処理装置、サイレン音判定方法、サイレン音判定プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、音を画像に変換した画像データと、音にサイレン音が含まれるか否かを示す情報がアノテーションされた教師データを学習した学習モデルを記憶する記憶部と、音の入力を受け付ける受付部と、音を、当該音の音量を明るさで表す画像に変換するものであって、音量の中央値に応じた明るさの画像に変換して画像データを生成する変換部と、変換部により変換された画像データに対して前処理を実行する前処理部と、前処理部による処理後の画像データと、学習モデルとに基づいて、受付部が受け付けた音にサイレン音が含まれるか否かを判定する判定部と、判定部がサイレン音を含むと判定した場合に、アラートを報知する報知部と、を備える。
【0007】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、変換部は、音の音量の中央値が、予め定められた基準値となるように音を補正したうえで、画像に変換することとしてもよい。
【0008】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、変換部は、所定時間長の音をフーリエ変換して、時間軸上の周波数成分を示す画像データに変換することとしてもよい。
【0009】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、前処理部は、前処理として、画像データから所定の帯域の周波数をカットするノイズ除去を実行することとしてもよい。
【0010】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、前処理部は、前処理として、前処理部は、前処理として、サイレン音の周波数以外の周波数を除去することとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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