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公開番号
2025071980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182441
出願日
2023-10-24
発明の名称
レッスン楽譜、レッスン楽譜の表示方法、レッスン方法およびプログラム
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
G10G
3/04 20060101AFI20250430BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】講師などによる指導の下、短期間で、楽曲を演奏できるレベルまで上達させることができる楽譜を提供する。
【解決手段】オリジナル楽譜のフレーズまたは段を対象にして、楽曲進行順に練習用段の部分を順次定める。そして、練習用段に対し、受講者が演奏する部分と演奏しない部分とを交互に繋ぎ合わせ、これらを互いに相補的に入れ替えた第1練習段、第2練習段を構成する。受講者が第1練習段、第2練習段の演奏部分を弾き、講師が第1練習段、第2練習段休止部分を続けて弾く交互演奏を行う。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
オリジナル楽譜のフレーズまたは段を対象として改変し、練習用段を表記したレッスン楽譜であって、
前記練習用段が、
オリジナル楽譜の楽譜情報に基づいて表記した部分(以下、演奏部分という)と、休符記号または空白表記の部分(以下休止部分という)とを、楽曲進行順に続けて交互に繰り返す第1練習段と、
前記第1練習段の演奏部分と休止部分に対してそれぞれ相補的に入れ替えた休止部分と演奏部分とを、交互に繰り返す第2練習段と
を含むことを特徴とするレッスン楽譜。
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【請求項2】
前記第1の練習段および前記第2の練習段において、前記演奏部分と前記休止部分とを、小節またはまとまりのある拍単位で交互に繰り返すことを特徴とする請求項1に記載のレッスン楽譜。
【請求項3】
オリジナル楽譜においてアウフタクトがある場合、前記第1練習段および前記第2練習段において、アウフタクトのある部分の小節とその次の小節とをまとめて、前記演奏部分または前記休止部分とすることを特徴とする請求項2に記載のレッスン楽譜。
【請求項4】
前記第1練習段および前記第2練習段において、前記演奏部分と前記休止部分とを、1小節の中で分割設定された拍子を単位として、交互に繰り返すことを特徴とする請求項2に記載のレッスン楽譜。
【請求項5】
前記第1練習段の演奏部分と前記第2練習段の演奏部分とを交互に繋ぎ合わせた段(ここでは、継続演奏段という)を、表記していることを特徴とする請求項1に記載のレッスン楽譜。
【請求項6】
前記演奏部分が、オリジナル楽譜の対応する部分の音符、およびその音符の音名のうち、少なくとも音名を含むことを特徴とする請求項1に記載のレッスン楽譜。
【請求項7】
前記第1練習段と、前記第2練習段とを、異なる譜面のページ、または異なる画面表示領域に表記していることを特徴とする請求項1に記載のレッスン楽譜。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載のレッスン楽譜を、データとしてメモリから読み出し、
読み出されたレッスン楽譜のデータに基づき、受講者側に設けられた表示装置または端末の画面に、レッスン楽譜を表示することを特徴とするレッスン楽譜の表示方法。
【請求項9】
請求項1乃至7のいずれかに記載のレッスン楽譜を用いて、講師が、対面式授業、またはネットワークを通じたオンライン授業を通じて、受講者に対し音楽レッスンを行うレッスン方法であって、
受講者が、前記第1練習段および前記第2練習段の演奏部分を演奏する一方、講師が、前記第1練習段および前記第2練習段の休止部分に対応するオリジナル楽譜の部分を演奏し、
受講者と講師が交互に続けて演奏することを特徴とするレッスン方法。
【請求項10】
コンピュータにおいて、
オリジナル楽譜の楽譜情報を、メモリから読み出すステップと、
オリジナル楽譜の段またはフレーズを対象として、練習用段の部分を楽曲進行順に定め、読み出された楽譜情報に基づいて表記した部分(以下、演奏部分という)と、休符記号または空白表記の部分(以下、休止部分という)とを、楽曲進行順に交互に繰り返し設定し、前記演奏部分と前記休止部分とを繋ぎ合わせた第1練習段を生成するステップと、
読み出された楽譜情報に基づいて、前記第1練習段における演奏部分と休止部分とを入れ替えて繋ぎ合わせ、前記第1練習段と相補的な第2練習段を生成するステップと、
前記オリジナル楽譜の楽曲進行順に従って作成された、前記第1練習段と前記第2練習段から成る一連の練習用段を、データとしてメモリに記憶するおよび/または外部に出力するステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、楽譜に関し、特に、講師指導下での音楽レッスンなどによる演奏の練習に利用可能な楽譜に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばピアノ演奏において、初級者などが楽譜を見ながら演奏することは、譜面の音符から音名の読み取り、押すべき鍵盤の鍵を特定する作業を瞬時かつ繰り返し行わなければならない。このような譜面の読み取り作業は長時間の練習を経た慣れが必要であり、演奏上達の障害となっている。
【0003】
従来から、演奏の初級者などを意図して、容易に読み取り可能な楽譜が提案されている。例えば、1オクターブ内での鍵盤の配列を、四角的特徴を有する鍵盤グループに分け、鍵盤グループごとに、音符を異なる色や形状にして表示する(特許文献1参照)。
【0004】
また、鍵盤をオクターブごとに分類し、楽譜に並列するようにイメージ表示する方法(特許文献2参照)、音符の位置に対し、音名と対応する指の番号を表示する楽譜が提案されている(特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-266758号公報
特開2015-72399号公報
実用新案登録第3231595号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
初級者レベルの人などを対象とした音楽レッスンでは、通常、講師の指導下で楽譜を読み取り、演奏の練習を行う。このとき、楽譜の読み取りをレッスン受講者に任せるのみでは、楽曲を最初から最後まで続けて演奏できるレベルになるまで、多大な時間を要する。
【0007】
したがって、講師などによる指導の下、短期間で、楽曲を演奏できるレベルまで上達させることができる楽譜を提供することが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、対象となった楽曲の楽譜(ここでは、オリジナル楽譜という)を改変したレッスン用の楽譜であり、講師による対面式授業、ネットワークを通じたオンライン授業などに利用可能な楽譜として構成されている。レッスン楽譜の表記の仕方は様々であり、一般的な紙面表記、モニタやタブレットなどの端末における画面表示(このような画面表示も「表記」という)が可能である。
【0009】
オリジナル楽譜としては、様々な種類の楽譜を対象とすることが可能であり、五線譜などが小節線によって区切られる段によって構成されたもの(いわゆる西洋楽譜と呼ばれるもの)であればよい。ここで「段」とは、通常、楽譜1ページ内の1行分の小節の連なりとするが、同じタイミングにおける低音部と高音部等の複数の行が組になって1段を構成する場合も有あり得る。例えば、ピアノなどの鍵盤楽器用の楽譜(大譜表)、ヴァイオリンなどの弦楽器を対象とする楽譜、フルート、ホルンなどの管楽器を対象とする楽譜、ティンパニなどの打楽器を対象とする楽譜などが、オリジナル楽譜に含まれる。
【0010】
本発明のレッスン楽譜では、オリジナル楽譜の全体または一部について、段またはフレーズを対象にし、改変した練習用段を表記している。すなわち、練習用段は、音楽的にまとまりのある範囲を単位として構成され、オリジナル楽曲の楽曲進行順に従って一連の練習用段が表記される形となる。
(【0011】以降は省略されています)
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