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公開番号
2025071891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182309
出願日
2023-10-24
発明の名称
車両の制御システム
出願人
三菱自動車工業株式会社
代理人
ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類
B60W
20/13 20160101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約
【課題】発電中の燃料消費を抑制できる車両の制御システムを提供する。
【解決手段】車両の制御システムは、車両に搭載されるエンジンと、前記エンジンによって駆動される発電機と、前記エンジンの油圧を調整するポンプと、前記エンジンによって発電機を駆動する発電モードに前記車両を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記発電モード中に前記発電機による発電量が一定であり、かつ、前記エンジンの油圧が安定状態にある場合、前記ポンプを操作し、前記油圧を第1油圧から前記第1油圧よりも低い第2油圧まで低減させる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されるエンジンと、
前記エンジンによって駆動される発電機と、
前記エンジンの油圧を調整するポンプと、
前記エンジンによって発電機を駆動する発電モードに前記車両を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記発電モード中に前記発電機による発電量が一定であり、かつ、前記エンジンの油圧が安定状態にある場合、前記ポンプを操作し、前記油圧を第1油圧から前記第1油圧よりも低い第2油圧まで低減させる、
車両の制御システム。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記第2油圧の状態において前記発電量が変化した場合、前記油圧を前記第1油圧まで戻したのち、前記発電機による実際の前記発電量である実発電量を変化させる、
請求項1に記載の車両の制御システム。
【請求項3】
前記車両の走行状態に応じて前記発電量の変化を予測する、
請求項2に記載の車両の制御システム。
【請求項4】
前記車両の外部機器に前記発電機で発電した電力を供給可能な外部給電装置と、
前記外部機器と電気的に接続されるコネクタと、
をさらに備え、
前記制御装置は、前記コネクタが前記外部機器に接続されている場合、所定期間経過後に、前記油圧を前記第1油圧から前記第2油圧に低減させる、
請求項1に記載の車両の制御システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記外部機器の消費電力を予測し、
前記消費電力が所定消費電力以上の場合、前記第2油圧から前記第1油圧に戻す、
請求項4に記載の車両の制御システム。
【請求項6】
前記第2油圧を前記エンジンの回転数に応じて変化させる、
請求項1から5のいずれか1項に記載の車両の制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の制御システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、エンジンによって発電機を駆動する車両の制御システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の車両の制御システムでは、発電した電力を車両の外部機器に電力を供給する給電に使用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-51772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなエンジンによって発電機を駆動する場合、燃料を消費する。発電中の燃料消費は、極力抑制することが好ましい。特許文献1は、このような燃料消費の抑制方法については、開示していない。
【0005】
本開示の課題は、発電中の燃料消費を抑制できる車両の制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両の制御システムは、車両に搭載されるエンジンと、前記エンジンによって駆動される発電機と、前記エンジンの油圧を調整するポンプと、前記エンジンによって発電機を駆動する発電モードに前記車両を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記発電モード中に前記発電機による発電量が一定であり、かつ、前記エンジンの油圧が安定状態にある場合、前記ポンプを操作し、前記油圧を第1油圧から前記第1油圧よりも低い第2油圧まで低減させる。
【発明の効果】
【0007】
この車両の制御システムによれば、エンジンの油圧を下げることによって、ポンプによるエネルギ消費を抑制することができる。これによって、エンジンに掛かる負荷が下がり、燃料消費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態による車両の制御システムのシステム図。
本開示の第1実施形態によるエンジンのシステム図。
本開示の第1実施形態による制御装置が実行する制御手順を示すフローチャート。
本開示の第1実施形態による制御を実行した場合のタイミングチャート。
本開示の第1実施形態による第1油圧と第2油圧を示すグラフ。
本開示の第2実施形態による車両制御装置が実行する制御手順を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1および図2に示すように、車両Cの制御システム1は、エンジン2と、モータ(FrM)3と、発電機(GEN)4と、ポンプ5と、駆動用電池(BT)6と、トランスアクスル8と、モータ3および発電機4を制御するインバータ12と、車両Cのユーザが操作するアクセルペダル14と、外部電源に接続可能な充電器16と、例えば家電などの外部機器に電力を供給可能な給電装置(外部給電装置)18と、車両制御装置(制御装置の一例)20と、エンジン2を制御するエンジン制御装置22と、燃料タンク(Fuel TANK)24と、を備える。このほか、車両Cは、例えばユーザが充電を指示する充電ボタン(図示なし)などを備えてもよい。本実施形態の車両Cは、充電器16によって外部電源からの電力を駆動用電池6に蓄電可能な外部充電、および、給電装置18によって駆動用電池6からの電力を外部機器に供給可能な外部給電を備えるプラグインハイブリッド車両(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)である。
(【0011】以降は省略されています)
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