TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025071958
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182404
出願日
2023-10-24
発明の名称
車両制御装置及びプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60W
50/038 20120101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の運転支援の機能を向上することができる車両制御装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】車両2の車内の状態を示す第1検出値に基づいて、運転者に異常が生じた際に車両を減速させ停止させる緊急停止制御を含む運転支援制御を実行する制御部12を備え、制御部は、所定条件に基づいて緊急停止制御が実行されない状態において、車両の車外の状態を示す第2検出値に基づいて車両と対象物との接触のリスクが所定レベル以上であると判定した場合であり、且つ、第1検出値に基づいて運転者以外の車両の乗員が車両の運転に関する緊急操作を行っていると判定した場合、緊急停止制御の稼働状態に関わらず、緊急停止制御を強制的に実行する、車両制御装置10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の車内の状態を示す第1検出値に基づいて、運転者に異常が生じた際に前記車両を減速させ停止させる緊急停止制御を含む運転支援制御を実行する制御部を備え、
前記制御部は、
所定条件に基づいて前記緊急停止制御が実行されない状態において、前記車両の車外の状態を示す第2検出値に基づいて前記車両と対象物との接触のリスクが所定レベル以上であると判定した場合であり、且つ、前記第1検出値に基づいて前記運転者以外の前記車両の乗員が前記車両の運転に関する緊急操作を行っていると判定した場合、
前記緊急停止制御の稼働状態に関わらず、前記緊急停止制御を強制的に実行する、
車両制御装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記第1検出値に基づいて、前記運転者による運転操作対象への操作が所定時間以上変化しないと判定し、且つ、前記緊急操作を判定した場合、前記緊急停止制御を強制的にオン状態とする、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1検出値に基づいて、前記乗員が座席に着座する第1乗車姿勢から前記運転者側に接近する第2乗車姿勢を所定時間以上継続したことを検出した場合、前記緊急操作を行っていると判定する、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1検出値に含まれる着座検出値に基づいて前記乗員の着座位置を判定すると共に、前記第1検出値に含まれるシートベルトの着脱検出値に基づいて前記第2乗車姿勢を判定する、
請求項3に記載の車両制御装置。
【請求項5】
車両に搭載されたコンピュータに前記車両を減速させ停止させる緊急停止制御を含む運転支援制御を実行させるプログラムであって、
前記車両の車内の状態を示す第1検出値に基づいて車内の状態を判定させ、
前記車両の車外の状態を示す第2検出値に基づいて前記車両と対象物との接触のリスクのレベルを判定させ、
所定条件に基づいて前記緊急停止制御が実行されない状態において、前記リスクのレベルが所定以上であり、且つ、前記車両の運転者以外の前記車両の乗員が前記車両の運転に関する緊急操作を行っていると判定された場合、前記緊急停止制御の稼働状態に関わらず、前記緊急停止制御を強制的に実行させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の運転支援のための車両制御装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の運転者に異常が生じた場合に車両を停車させる車両制御装置が記載されている。この車両制御装置は、運転者の状態を監視する監視部と、車両の周囲の環境情報を検出する検出部と、運転者の運転を支援する制御部を備え、制御部は、監視部の監視結果に基づいて、運転者に異常が生じたと判定した場合、検出部の検出結果に基づいて、車両を路肩に停車させる運転支援を実行するように構成されている。
【0003】
更に、この車両制御装置は、運転支援の機能を運転者の操作に基づいて、無効化されるように構成されている。この車両制御装置は、運転支援の機能が無効化された場合、車両が物体に接触するリスクの判定結果が所定以上である場合に、運転支援の機能を強制的に有効化するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-128249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された車両制御装置は、運転支援の機能が無効化された状態から運転支援の機能を強制的に有効化する場合、車両の外部を検出する検出条件によっては、運転支援の機能が確実に動作しない可能性があった。
【0006】
本発明は、車両の運転支援の機能を向上することができる車両制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、車両の車内の状態を示す第1検出値に基づいて、運転者に異常が生じた際に前記車両を減速させ停止させる緊急停止制御を含む運転支援制御を実行する制御部を備え、前記制御部は、所定条件に基づいて前記緊急停止制御が実行されない状態において、前記車両の車外の状態を示す第2検出値に基づいて前記車両と対象物との接触のリスクが所定レベル以上であると判定した場合であり、且つ、前記第1検出値に基づいて前記運転者以外の前記車両の乗員が前記車両の運転に関する緊急操作を行っていると判定した場合、前記緊急停止制御の稼働状態に関わらず、前記緊急停止制御を強制的に実行する、車両制御装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車両の運転支援の機能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る車両制御装置の構成を示すブロック図である。
車両制御方法の処理の流れを示すフローチャートである。
車両制御方法の処理の流れを示すフローチャートである。
乗員の緊急操作を判定する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に示されるように、車両システム1は、車両2と、車両2に設けられた車両制御装置10と、車両2とネットワークWを介して通信可能に接続されたサーバ装置30とにより構成されている。車両2は、例えば、運転者の手動運転に基づいて走行する手動運転車両である。車両2は、電気自動車、内燃機関自動車、ハイブリッド自動車等に搭載される任意の駆動源を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
飛行自動車
2か月前
個人
警告装置
24日前
個人
小型EVシステム
26日前
日本精機株式会社
ケース
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
アンチロール制御装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
ブレーキシステム
1か月前
株式会社松華
懸架装置
1か月前
個人
自走式立体型洗車場
1か月前
個人
ステージカー
1か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
25日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
帝国繊維株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
8日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
8日前
マツダ株式会社
車両
2か月前
マツダ株式会社
車両
2か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
1か月前
コイト電工株式会社
座席装置
1か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
1か月前
個人
農業機械への架線給電システム
1か月前
株式会社SUBARU
保護構造
3か月前
極東開発工業株式会社
荷役車両
1か月前
続きを見る
他の特許を見る