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公開番号2025072015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182497
出願日2023-10-24
発明の名称通信装置および通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04W 48/16 20090101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信キャリアの選択のために無線通信のスキャンを行いつつ、データ送信の待機時間を短くする。
【解決手段】通信キャリアの基地局300を介してサーバ400と通信するための無線通信モジュール121と、無線通信モジュールに複数の周波数帯のスキャンを指示するマイクロコンピュータ110と、を備える通信装置100が提供される。マイクロコンピュータは、データ送信の必要が生じた場合に、未だスキャンを実行していない周波数帯のスキャンを待機して、無線通信モジュールを介してデータ送信を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
通信キャリアの基地局を介してサーバと通信するための無線通信モジュールと、
前記無線通信モジュールに複数の周波数帯のスキャンを指示するマイクロコンピュータと、を備える通信装置であって、
前記マイクロコンピュータは、データ送信の必要が生じた場合に、未だスキャンを実行していない周波数帯のスキャンを待機して、前記無線通信モジュールを介して前記データ送信を実行する、通信装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記マイクロコンピュータは、2回目以降の前記複数の周波数帯のスキャンに関しては、以前に見つけた通信キャリアの周波数の近傍のスキャンを実行する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記マイクロコンピュータは、前記複数の周波数帯のスキャンの履歴を記憶しておき、前記スキャンの履歴に基づいて、前記複数の周波数帯のスキャンの順序を設定する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記マイクロコンピュータは、前記複数の周波数帯のスキャンの履歴を記憶しておき、前記複数の周波数帯のスキャンの途中にデータ送信の必要が生じた場合に、前記履歴に基づいて以前のスキャンの際に通信状態が良かった通信キャリアを利用して前記データ送信を実行する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
通信装置における通信方法であって、
マイクロコンピュータが、無線通信モジュールを利用することによって、通信キャリアの基地局を介してサーバと通信するステップと、
前記マイクロコンピュータが、前記無線通信モジュールに、複数の周波数帯に関して順にスキャンを指示していくステップと、
データ送信の必要が生じた場合に、前記マイクロコンピュータが、前記スキャンを未だ実行していない周波数帯のスキャンを待機して、前記無線通信モジュールを利用して前記データ送信を実行するステップと、を備える通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置の技術に関し、特に通信キャリアを利用して無線通信するための通信装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、検針結果や測定結果やその他の情報などを無線通信によって通信キャリアの基地局装置を介してサーバにアップロードする通信装置が知られている。たとえば、特開2017-37358号公報(特許文献1)には、観測システム、中継装置及び観測データ受信方法が開示されている。特許文献1によると、観測対象の観測データを観測して所定の周期で送信する観測局から観測データを間欠受信し、無線受信部が観測データを受信できなかった場合に、現在設定された受信周期を、無線受信部における間欠受信の受信休止時間又は受信時間の少なくとも一方を現在の受信休止時間又は現在の受信時間とは異なる時間に設定した受信周期に変更して、次回の受信動作を行い、無線受信部が観測データを受信できた場合に、無線受信部における間欠受信の受信休止時間及び受信時間を予め設定された基本受信休止時間及び基本受信時間に設定した、所定の送信周期に対応する基本受信周期で、次回の受信動作を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-37358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、通信キャリアの選択のために無線通信のスキャンを行いつつ、データ送信の待機時間を短くすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明のある態様に従うと、通信キャリアの基地局を介してサーバと通信するための無線通信モジュールと、無線通信モジュールに複数の周波数帯のスキャンを指示するマイクロコンピュータと、を備える通信装置が提供される。マイクロコンピュータは、データ送信の必要が生じた場合に、未だスキャンを実行していない周波数帯のスキャンを待機して、無線通信モジュールを介してデータ送信を実行する。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明によれば、通信キャリアの選択のために無線通信のスキャンを行いつつ、データ送信の待機時間を短くする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施の形態にかかるネットワークシステムの全体構成を示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかる通信装置の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態にかかる履歴データを示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかるネットワークシステムの通信方法を示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかる通信装置の制御処理を示すフローチャートである。
第2の実施の形態にかかる通信装置の第1の制御処理を示すフローチャートである。
第2の実施の形態にかかる通信装置の第2の制御処理を示すフローチャートである。
第3の実施の形態にかかる通信装置の制御処理を示すフローチャートである。
第4の実施の形態にかかるネットワークシステムの通信方法を示すイメージ図である。
第4の実施の形態にかかる通信装置の制御処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステムの全体構成>
【0009】
まず、図1を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、検針メータ200と、通信装置100と、無線通信キャリアの基地局装置300と、ネットワーク500と、センタサーバ400などを含むものである。
【0010】
検針メータ200は、水道やガスなどの使用量を測定する検針用のメータやセンサなどであって、特に、測定結果として、これまでの使用量の累積値を記憶したり外部に出力したりするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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