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公開番号
2025072036
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182520
出願日
2023-10-24
発明の名称
ステップ
出願人
オールセーフ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
3/00 20060101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約
【課題】機能の向上と着脱の容易化の両立を図ることができるステップが望まれている。
【解決手段】車両の荷室の壁に固定されたレール110に取外し可能に取付けられるステップ1であって、レール110に設けられた複数の取付孔111にそれぞれ取外し可能に取付けられる複数の取付部10と、複数の取付部10に対して所定方向に動ける単一の係合操作部材70であり、前記所定方向における第1位置に配置されると複数の取付部10が取付孔111に取付けられた状態を維持し、前記所定方向における第2位置に配置されると複数の取付部10を取付孔111から取外し可能にする、係合操作部材70と、複数の取付部10に固定された支持部材20と、支持部材20に揺動可能に取付けられ、ユーザが乗るための使用時揺動位置に配置可能なステップ部材30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の荷室の壁に固定されたレールに取外し可能に取付けられるステップであって、
前記レールに設けられた複数の取付孔にそれぞれ取外し可能に取付けられる複数の取付部と、
前記複数の取付部に対して所定方向に動ける単一の係合操作部材であり、前記所定方向における第1位置に配置されると前記複数の取付部が前記取付孔に取付けられた状態を維持し、前記所定方向における第2位置に配置されると前記複数の取付部を前記取付孔から取外し可能な状態にする、係合操作部材と、
前記複数の取付部が固定された支持部材と、
前記支持部材に揺動可能に取付けられ、ユーザが乗るための使用時揺動位置に配置可能なステップ部材と、を備えるステップ。
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【請求項2】
前記支持部材は、前記係合操作部材よりも上方に配置される上端部と、前記上端部よりも下方に配置される下端部と、を有し、
前記ステップ部材は、その基端部が前記支持部材の前記上端部に揺動可能に支持され、
前記支持部材の前記上端部の側には揺動規制部が設けられ、
前記ステップ部材が前記使用時揺動位置に配置されると、前記ステップ部材の基端の側の一部が前記揺動規制部に下方から押当てられる、請求項1に記載のステップ。
【請求項3】
前記係合操作部材を操作するための操作部は、前記使用時揺動位置に配置された前記ステップ部材における前記ユーザが乗るための足踏面よりも下方に配置され、
平面視において、前記レールの長手方向における前記ステップ部材の存在範囲の中に前記操作部が配置されている、請求項1に記載のステップ。
【請求項4】
前記支持部材は、前記係合操作部材よりも上方に配置される上端部と、前記上端部よりも下方に配置される下端部と、を有し、
前記支持部材の前記下端部の側には、前記複数の取付部よりも下方に配置され、前記ステップ部材に前記ユーザが乗った時に前記レール又は前記荷室の前記壁に押付けられる被押付部が設けられ、
前記レールの長手方向において、前記被押付部の一端および他端の間に前記複数の取付部が配置されている、請求項1に記載のステップ。
【請求項5】
前記支持部材は板部材から形成され、
前記支持部材は、前記複数の取付部に固定され上下方向に延びる固定壁と、前記レールの長手方向における前記固定壁の両端から延びる一対の側面壁であり前記レールから離れる方向に延びる一対の側面壁と、有し、
前記ステップ部材は板部材から形成され、
前記ステップ部材は、前記ユーザが乗るための足踏面を有する踏面壁と、前記使用時揺動位置において前記踏面壁における前記長手方向の両端から下方に延びる一対のステップ側面壁と、を有し、
前記一対のステップ側面壁は前記一対の側面壁に沿うように配置され、前記一対のステップ側面壁は前記一対の側面壁に揺動可能に取付けられている、請求項1に記載のステップ。
【請求項6】
前記ステップ部材における前記レールの長手方向を向く面に反射部材が取付けられている、請求項1~5の何れかに記載のステップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はステップに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トラックの荷室の後部に設けられ下方に揺動可能な後面壁のレールに取外し可能に取付けられるステップが知られている。例えば特許文献1を参照されたい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-087394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のステップは、荷室の壁に固定されたレールに沿うように取付けられる金属製の本体部を備える。本体部のレール長手方向の寸法は15cm程度、20cm程度等である。また、従来のステップは、本体部の上端に基端が固定されたステップ部材を有する。ステップ部材は、その基端から先端に向かってレールから離れる方向に延び、当該方向におけるステップ部材の寸法は15cm以上、20cm以上等である。従来のステップは、本体部におけるレール長手方向の両端にはそれぞれ取付機構が設けられ、各取付機構は本体部をレールに取付けるためのものである。各取付機構は、ユーザが取付機構の可動部をスプリングの付勢力に抗して動かすことによってレールの取付孔に係合できる状態となる。また、ユーザが可動部から手を離すと、前記スプリングによって前記可動部が所定位置に戻され、その取付機構が取付孔に完全に係合する。
【0005】
従来のステップは、ユーザが乗ったステップ部材が安定するように、本体部のレール長手方向の両端にそれぞれレールへの取付機構が設けられている。このため、ユーザはステップの着脱のために両手を用いて一対の取付機構をそれぞれ操作する必要がある。また、一対の取付機構の一方がレールの取付孔に完全に係合しない場合もあり得る。例えば、ユーザが一対の可動部から手を離した時に、一方の可動部はスプリングによって前記所定位置まで移動するが、他方の可動部が前記所定位置まで移動しきらない場合がある。
機能の向上と着脱の容易化の両立を図ることができるステップが望まれている。また、機能の向上として、レールから取外した後にコンパクトに収納可能であることも望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両の荷室の壁に固定されたレールに取外し可能に取付けられるステップであって、前記レールに設けられた複数の取付孔にそれぞれ取外し可能に取付けられる複数の取付部と、前記複数の取付部に対して所定方向に動ける単一の係合操作部材であり、前記所定方向における第1位置に配置されると前記複数の取付部が前記取付孔に取付けられた状態を維持し、前記所定方向における第2位置に配置されると前記複数の取付部を前記取付孔から取外し可能な状態にする、係合操作部材と、前記複数の取付部が固定された支持部材と、前記支持部材に揺動可能に取付けられ、ユーザが乗るための使用時揺動位置に配置可能なステップ部材と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態のステップおよびレールの一部断面斜視図である。
本実施形態のステップおよびレールの一部断面斜視図である。
本実施形態のステップの一部断面斜視図である。
本実施形態のステップの取付部およびその近傍の断面図である。
本実施形態のステップの取付部およびその近傍の断面図である。
本実施形態のステップの取付部およびその近傍の断面図である。
本実施形態のステップの斜視図である。
本実施形態のステップの斜視図である。
本実施形態のステップの正面図である。
本実施形態のステップの背面図である。
本実施形態のステップの右側面図である。
本実施形態のステップの左側面図である。
本実施形態のステップの平面図である。
本実施形態のステップの底面図である。
本実施形態のステップが取付けられる車両および荷室の概略図である。
本実施形態のステップの変形例の斜視図である。
本実施形態のステップの動作説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態に係るステップ1が、図面を用いながら以下説明されている。
本実施形態のステップ1は、トラック等の車両の荷室2の側面壁、後面壁、前面壁等に固定された金属製のレール110に取付けられるものである。荷室2は、車両に設けられた直方体形状の箱型の荷室、主に枠だけからなる荷室、上側に開口している荷室、コンテナ等である。レール110にはその長手方向に間隔をおいて複数の取付孔111が設けられている。
【0009】
本実施形態では、図1、8に示されるように、レール110の長手方向(X方向)と平行な軸はX軸、レール110の厚さ方向と平行な軸はY軸、X軸およびY軸に直交する軸はZ軸である。典型的には、X軸方向がトラックの荷室2の前後方向又は幅方向であり、Z軸方向が上下方向である。本実施形態では、X軸、Y軸、およびZ軸に沿った方向をそれぞれX方向、Y方向、およびZ方向と称する場合がある。
本実施形態では、各取付孔111はレール110のZ軸方向に長い長穴である。各取付孔111のZ軸方向の両方の端縁111aはX軸と略平行である。レール110が取付孔111として他の形状の取付孔を有する場合もある。
【0010】
本実施形態のステップ1が例えば図1~図3,図7,図8に示されている。ステップ1は一対の取付部10が固定された取付部品50を有する。なお、取付部品50が3つ以上の取付部10を有する場合もあり得る。取付部品50が後述の支持部材20の一部となる場合もある。本実施形態では取付部品50と後述の支持部材20が別体であるが、取付部品50と支持部材20は一体であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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