TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025073934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023194007
出願日2023-10-26
発明の名称車窓用防虫網戸
出願人個人
代理人
主分類B60J 1/20 20060101AFI20250502BHJP(車両一般)
要約【課題】 車両の外側に突出することなく、小さな虫の侵入を防ぐことが可能であり、特別な金属製の留め具を使用せず、簡易に取り付けることができる車窓用防虫網戸を提供する。
【解決手段】 内側が開口して、車窓や車窓枠に取り付けられる第一枠と、前記第一枠と同様に内側が開口している第二枠と、前記第一枠と前記第二枠で挟み込むネットを備え、前記第一枠と前記第二枠の間に、防水性に優れた接着剤で前記ネットを挟み、全周を固定している網戸であって、車内側の車窓や車窓枠に極めて薄い両面テープで取り付けている。そのため、特別な金具を必要とせずに簡易に取り付けられるとともに、第一枠と第二枠は車両から突出せず、車両本来の外観を損ねることはなく、また空気抵抗にもならない。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
内側が開口して、車窓や車窓枠に取り付けられる第一枠と、
前記第一枠と同様に内側が開口している第二枠と、
前記第一枠と前記第二枠で挟み込むネットを備え、
前記第一枠と前記第二枠の間に、防水性に優れた接着剤で
ネットを挟み、全周を固定している網戸であって、
車内側の車窓や車窓枠に取り付け、
車両外観からは前記第一枠と前記第二枠が突出しない
ことを特徴とする車窓用防虫網戸
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
車窓用防虫網戸の厚みを2mm以下とし、
防水性に優れた極めて薄い両面テープにて、
車内側の車窓や車窓枠に取り付けた
ことを特徴とする請求項1に記載の車窓用防虫網戸

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車窓や車窓枠に簡単に装着し、外気と車内の空気を換気するとともに、蚊などの小さな虫が車内に侵入することを防止し、さらに窓が閉まっている状態では雨や水の車内への侵入も防ぐことができる、常設可能な車窓用防虫網戸に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
夏場など暑い季節においては、車の走行中や停車中などに窓を開けて換気をし、車内温度や湿度を下げることがなされる。また、近年のキャンプブームにより、キャンピングカーやワゴン車などで車中泊することが増加しているが、就寝時に車内の温度や湿度が高いことがあり、外気と換気をして、車内の温度や湿度を下げる場合に、窓が開けられることがある。しかし、窓を開ければ、蚊などの虫が車内に入り込んでしまうという問題があった。また、窓を閉めて冷房することもできるが、エンジンを稼働して燃料を消費する問題につながるか、バッテリで冷房を駆動するにも、長時間冷房するには、大きなバッテリを複数搭載する必要があった。
【0003】
そこで、従来から自動車の車窓部に取り付ける車窓用網戸が種々提案されている。例えば、特許文献1(特開2023-047385)では、車外(窓外側)に網戸の枠を取り付けて、網戸を固定する方法などが記載されている。
【0004】
さらに、特許文献2(実用新案登録第3130274号)では、網戸を取り付ける金具が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-047385
実用新案登録第3130274号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記の特許文献1では、車体の外側に網戸の枠が突出するため、車両本来の外観を損ねるとともに、空気抵抗になるという問題があった。
【0007】
さらに、前記の特許文献2では、網戸を取り付けるのに、特別な金具が必要となり、金具によって車体や窓枠、防水のためのパッキンなどを傷つける懸念もあった。
【0008】
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされたものであり、車両本来の外観を変えることなく、また取り付け時に特別な金具を使用せず、簡易に車窓や車窓枠に装着でき、虫の侵入を防ぐ車窓用防虫網戸を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載のように、本発明の車窓用防虫網戸は、内側が開口して、車窓や車窓枠に取り付けられる第一枠と、前記第一枠と同様に内側が開口している第二枠と、前記第一枠と前記第二枠で挟み込むネットを備え、前記第一枠と前記第二枠の間に、防水性に優れた接着剤で前記ネットを挟み、全周を固定している網戸であって、車内側の車窓や車窓枠に取り付け、車両外観からは前記第一枠と前記第二枠が突出しないことを特徴としている。
【0010】
また、請求項2に記載のように、本発明の車窓用防虫網戸は網戸全体の厚みを2mm以下とし、さらに特殊な金属などからなる止め金具を用いず、防水性に優れた極めて薄い両面テープにて、車窓や車窓枠に固定したことにも特徴を有している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
飛行自動車
2か月前
個人
車窓用防虫網戸
1日前
個人
警告装置
28日前
個人
小型EVシステム
1か月前
日本精機株式会社
ケース
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
アンチロール制御装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
照明装置
2か月前
株式会社松華
懸架装置
2か月前
個人
ブレーキシステム
1か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
今日
個人
自動車ドア開度規制ベルト
29日前
個人
ステージカー
2か月前
個人
自走式立体型洗車場
1か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
1か月前
帝国繊維株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
3か月前
株式会社ユーシン
照明装置
12日前
マツダ株式会社
車両
2か月前
マツダ株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
1か月前
コイト電工株式会社
座席装置
2か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
1か月前
個人
農業機械への架線給電システム
1か月前
続きを見る