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公開番号
2025072161
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182725
出願日
2023-10-24
発明の名称
木質柱梁の施工方法、及び木質柱梁接合構造
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04B
1/58 20060101AFI20250430BHJP(建築物)
要約
【課題】木質柱と木質梁とを接合金物を介して接合する木質柱梁接合構造において、木質柱の上端部に対する接合金物のめり込みを抑制することを目的とする。
【解決手段】木質柱梁の施工方法は、仕口部20Jの上面20U及び側面20S2を開口するスリット30が形成された下側木質柱10を建て方する木質柱建て方工程と、木質梁40の端面から突出するガセットプレート部82Bをスリット30に挿入するとともに、ガセットプレート部82Bの上端部に接合されたベースプレート部90を仕口部20Jの上面20Uに載置する木質梁設置工程と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
仕口部の上面及び側面を開口するスリットが形成された木質柱を建て方する木質柱建て方工程と、
木質梁の端面から突出するガセットプレート部を前記スリットに挿入するとともに、前記ガセットプレート部の上端部に接合されたベースプレート部を前記仕口部の前記上面に載置する木質梁設置工程と、
を備える木質柱梁の施工方法。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
仕口部の上面及び側面を開口するスリットが形成された木質柱と、
一端側が前記仕口部の前記側面から突出された状態で前記スリットに挿入されるガセットプレート部と、前記ガセットプレート部の上端部に設けられ、前記仕口部の前記上面に重ねられるベースプレート部と、を有する接合金物と、
前記ベースプレート部を前記仕口部に固定する固定部材と、
前記ガセットプレート部の前記一端側に接合される木質梁と、
を備える木質柱梁接合構造。
【請求項3】
前記木質柱としての下側木質柱の上に配置される上側木質柱を備え、
前記接合金物は、前記ベースプレート部の上面に設けられ、前記上側木質柱が接合されるフランジ部を有する、
請求項2に記載の木質柱梁接合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、木質柱梁の施工方法、及び木質柱梁接合構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
木質柱と木質梁とを接合金物を介して接合する接合構造が知られている(例えば、特許文献1~3参照)。
【0003】
特許文献1に開示された接合構造では、平面視にて十字形状の接合金物を介して、木質柱と4本の木質梁とが接合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-014036号公報
特開2008-019652号公報
特開2014-109150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された接合構造では、接合金物が、木質柱の上端部に形成された平面視にて十字形状のスリットに挿入される。そのため、接合金物が木質柱の上端部にめり込む可能性がある点で、改善の余地がある。
【0006】
本発明は、上記の事実を考慮し、木質柱と木質梁とを接合金物を介して接合する木質柱梁接合構造において、木質柱の上端部に対する接合金物のめり込みを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の木質柱梁の施工方法は、仕口部の上面及び側面を開口するスリットが形成された木質柱を建て方する木質柱建て方工程と、木質梁の端面から突出するガセットプレート部を前記スリットに挿入するとともに、前記ガセットプレート部の上端部に接合されたベースプレート部を前記仕口部の前記上面に載置する木質梁設置工程と、を備える。
【0008】
請求項1に係る木質柱梁の施工方法によれば、先ず、木質柱建て方工程において、仕口部の上面及び側面を開口するスリットが形成された木質柱を建て方する。次に、木質梁設置工程において、木質梁の端面から突出するガセットプレート部を、木質柱の仕口部に形成されたスリットに挿入するとともに、ガセットプレート部の上端部に接合されたベースプレート部を木質柱の仕口部の上面に載置する。
【0009】
ガセットプレート部は、一端側が仕口部の側面から突出された状態でスリットに挿入される。このガセットプレート部の上端部に、ベースプレート部が設けられる。ベースプレート部は、木質柱の仕口部の上面に重ねられる。また、ベースプレート部は、固定部材によって木質柱の仕口部に固定される。このガセットプレート部の一端側に、木質梁が接合される。
【0010】
ここで、前述したように、ガセットプレート部の上端部には、仕口部の上面に重ねられるベースプレート部が設けられる。これにより、木質梁の荷重が、ガセットプレート部及びベースプレート部を介して、木質柱の仕口部の上面に分散して伝達される。したがって、木質柱の仕口部に対するガセットプレート部のめり込みが抑制される。
(【0011】以降は省略されています)
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