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公開番号
2025060010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170480
出願日
2023-09-29
発明の名称
外断熱構造
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
個人
主分類
E04D
13/00 20060101AFI20250403BHJP(建築物)
要約
【課題】外断熱を容易に完結できる外断熱構造等を提供する。
【解決手段】外断熱構造1は、鉄骨梁11、12と、鉄骨梁11、12により支持されるスラブ13と、鉄骨梁11に固定され、スラブ13から外側に突出するように設けられる筒状の鉛直柱14と、を有し、スラブ13の外側に断熱材3、5が設けられ、鉛直柱14の内部に断熱材7が充填され、断熱材5、7が、鉛直柱14の壁部を挟んで当該壁部の厚さ方向に連続するように配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
支持部材と、
前記支持部材より支持される面状部材と、
前記支持部材に固定され、前記面状部材から外側に突出するように設けられる筒状の突出部材と、
を有し、
前記面状部材の外側に第1の断熱材が設けられ、
前記突出部材の内部に第2の断熱材が充填され、
前記第1、第2の断熱材が、前記突出部材の壁部を挟んで当該壁部の厚さ方向に連続するように配置されたことを特徴とする外断熱構造。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記面状部材がスラブであり、前記突出部材が鉛直柱であることを特徴とする請求項1に記載の外断熱構造。
【請求項3】
前記突出部材の壁部に、前記第2の断熱材を注入するための注入孔が設けられたことを特徴とする請求項1記載の外断熱構造。
【請求項4】
前記突出部材の壁部の、前記第1の断熱材に対応する位置において、前記第2の断熱材の充填確認を行うための確認孔が設けられたことを特徴とする請求項3記載の外断熱構造。
【請求項5】
前記突出部材の内部に、前記第2の断熱材の充填範囲の前記面状部材側の端部の位置を画定するための塞ぎ材が配置されたことを特徴とする請求項1記載の外断熱構造。
【請求項6】
前記塞ぎ材が開口を有し、
前記突出部材および前記塞ぎ材がメッキ処理されたことを特徴とする請求項5記載の外断熱構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の外断熱構造等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
建築工事では、屋上の断熱について内断熱工法と外断熱工法があり、通常は外断熱工法を採用するのが一般的である。特許文献1には、屋上において、コンクリートスラブの外側(上方)に防水層と断熱層を設ける外断熱工法について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5555364号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
屋上の外断熱工法では、屋上の設備基礎などにより部分的に断熱ラインが途切れることがあり、断熱ラインの欠損部分については、室内側から発泡ウレタン等の断熱材を吹き付けて断熱補強を行っている。
【0005】
しかしながら、屋上の下方の室空間がクリーンルームなど高い清浄度を要求されるものとなる場合、室内側の断熱補強として、発泡ウレタンなどの発塵する部材を現しで使用することができない。そのため、発泡ウレタン廻りを隠すための被覆用のプレートなどが必要となり、施工に要する工期が長くなる。
【0006】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、外断熱を容易に完結できる外断熱構造等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決するための第1の発明は、支持部材と、前記支持部材より支持される面状部材と、前記支持部材に固定され、前記面状部材から外側に突出するように設けられる筒状の突出部材と、を有し、前記面状部材の外側に第1の断熱材が設けられ、前記突出部材の内部に第2の断熱材が充填され、前記第1、第2の断熱材が、前記突出部材の壁部を挟んで当該壁部の厚さ方向に連続するように配置されたことを特徴とする外断熱構造である。
【0008】
本発明の外断熱構造では、屋上の設備架台などに用いられる筒状の突出部材の内部に充填した第2の断熱材により、スラブなどの面状部材の外側に配置した第1の断熱材との間で断熱ラインを形成し、外断熱を従来の方法よりも容易に完結することができる。そのため、室内側の断熱補強を低減あるいは無くすことが可能になり、工期短縮を図ることのできる外断熱構造を提供できる。
【0009】
前記面状部材は例えばスラブであり、前記突出部材は例えば鉛直柱である。
本発明の外断熱構造は、例えば、鉛直柱を含む設備架台等を有するスラブ上の屋上空間などに適用することができる。
【0010】
前記突出部材の壁部に、前記第2の断熱材を注入するための注入孔が設けられることが望ましい。この際、前記突出部材の壁部の、前記第1の断熱材に対応する位置において、前記第2の断熱材の充填確認を行うための確認孔が設けられることも望ましい。
突出部材の壁部に第2の断熱材の注入孔を設けることで、現場で簡単に第2の断熱材の充填施工ができる。また第1の断熱材と対応する位置に第2の断熱材の充填確認用の確認孔を設けることで、確認孔による充填確認をもって、第1の断熱材との連続性を容易に担保できる。
(【0011】以降は省略されています)
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