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公開番号2025072304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2024175590
出願日2024-10-07
発明の名称電気車両のための充電ポートカバー
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B60L 53/16 20190101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明の好適な実施形態は、DC急速充電システム、またはACグリッド電力(主電源)によって充電可能な電気車両を提供する。
【解決手段】本発明の好適な実施形態に係る電気車両は、電池パックと、DC電圧電源に接続し、かつ前記電池パックを充電する少なくとも1つのDC充電ポートと、前記少なくとも1つのDC充電ポートを覆うカバーと、を備える。前記カバーは、固定部と、該固定部に連結された可動部とを含む。前記可動部は、軸周りに移動可能である。前記少なくとも1つのDC充電ポートのレセプタクルは、前記軸に対して前記カバーの前記固定部から離れた側にある。
【選択図】図12A
特許請求の範囲【請求項１】
電池パックと、
ＤＣ電圧電源に接続し、かつ前記電池パックを充電する少なくとも１つのＤＣ充電ポートと、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートを覆うカバーと、を備え、
前記カバーは、固定部と、該固定部に連結された可動部とを含み、
前記可動部は、軸周りに移動可能であり、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートのレセプタクルは、前記軸に対して前記カバーの前記固定部から離れた側にある電気車両。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートおよび前記カバーは、前記電気車両の前面に配置される請求項１に記載の電気車両。
【請求項３】
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、複数のＤＣ充電ポートを含み、
前記複数のＤＣ充電ポートおよび前記カバーは、前記電気車両の前面に配置される請求項１に記載の電気車両。
【請求項４】
前記カバーの前記固定部および前記カバーの前記可動部は、ヒンジを介して連結され、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記カバーによって覆われ、かつ隙間を隔てて互いに隣接する第１ＤＣ充電ポートおよび第２ＤＣ充電ポートを含み、
前記第１ＤＣ充電ポートおよび前記第２ＤＣ充電ポートのそれぞれは、ケーブルまたはワイヤーハーネスを受容する前記レセプタクルを含み、
前記ヒンジの少なくとも連結部は、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に配置され、
前記第１ＤＣ充電ポートに接続された前記ケーブルまたは前記ワイヤーハーネスの中心と、前記第２ＤＣ充電ポートに接続された前記ケーブルまたは前記ワイヤーハーネスの中心との間の距離ｄは、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に位置する前記ヒンジの前記連結部の幅ｈよりも大きい請求項１に記載の電気車両。
【請求項５】
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、上下方向において同じ高さに位置する複数のＤＣ充電ポートを含む請求項１に記載の電気車両。
【請求項６】
前記軸は、前記電気車両の左右方向に延び、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートの前記レセプタクルは、上下方向において前記軸より下方に延びている請求項１に記載の電気車両。
【請求項７】
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、互いに隣接する第１ＤＣ充電ポートおよび第２ＤＣ充電ポートを含み、
前記カバーの前記固定部および前記カバーの前記可動部は、ヒンジを介して連結され、
前記ヒンジの少なくとも一部は、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に位置し、
前記ヒンジは、前記カバーの前記固定部が前後方向において重なり合う位置に配置される請求項１に記載の電気車両。
【請求項８】
前記カバーの前記可動部は、閉位置にあるとき、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートの前記レセプタクルを露出させる開口を含む請求項１に記載の電気車両。
【請求項９】
前記カバーの前記固定部および前記カバーの前記可動部は、ヒンジを介して連結され、
前記カバーの前記固定部は、壁部によって互いに分離された複数の区画を有し、
前記壁部は、前記カバーの前記可動部に連結された前記ヒンジを支持する請求項１に記載の電気車両。
【請求項１０】
前記電気車両の前面に配置された２つのヘッドライトをさらに備え、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートおよび前記カバーは、前記電気車両の前面に配置され、
前記カバーは、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートを覆い、前記２つのヘッドライトの間にある請求項１に記載の電気車両。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電動トラクタなどの電気車両（ＥＶ：Electric Vehicle）のための充電ポートに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
業界が内燃エンジンからバッテリシステムで動く完全電動モータへと移行するにつれ、電気車両（ＥＶ）は、より普及しつつある。トラクタのような完全電動式の農作業車両を提供するためには、大電流充電ステーションに接続される高電圧バッテリシステムが必要である。本発明者らは、このような電動式の農作業車両の充電ポートに対する安全手段を提供するための要件を充足する新規な構成を考案した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の好適な実施形態は、ＤＣ急速充電を可能にし、追加的な安全手段を備えたＥＶトラクタなどの電気作業車両の充電ポートを提供する。
【０００４】
本発明の好適な実施形態は、ＤＣ急速充電システム、またはＡＣグリッド電力（主電源）によって充電可能な電気車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）は、電池パックと、ＤＣ電圧電源に接続し、かつ前記電池パックを充電する少なくとも１つのＤＣ充電ポートと、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートを覆うカバーと、を備える。前記カバーは、固定部と、該固定部に連結された可動部とを含む。前記可動部は、軸周りに移動可能である。前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートのレセプタクルは、前記軸に対して前記カバーの前記固定部から離れた側にある。
【０００６】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）において、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートおよび前記カバーは、前記電気車両の前面に配置される。
【０００７】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）において、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、複数のＤＣ充電ポートを含み、前記複数のＤＣ充電ポートおよび前記カバーは、前記電気車両の前面に配置される。
【０００８】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）において、前記カバーの前記固定部および前記カバーの前記可動部は、ヒンジを介して連結され、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記カバーによって覆われ、かつ隙間を隔てて互いに隣接する第１ＤＣ充電ポートおよび第２ＤＣ充電ポートを含み、前記第１ＤＣ充電ポートおよび前記第２ＤＣ充電ポートのそれぞれは、ケーブルまたはワイヤーハーネスを受容する前記レセプタクルを含む。前記ヒンジの少なくとも連結部は、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に配置される。前記第１ＤＣ充電ポートに接続された前記ケーブルまたは前記ワイヤーハーネスの中心と、前記第２ＤＣ充電ポートに接続された前記ケーブルまたは前記ワイヤーハーネスの中心との間の距離ｄは、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に位置する前記ヒンジの前記連結部の幅ｈよりも大きい。
【０００９】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）において、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、上下方向において同じ高さに位置する複数のＤＣ充電ポートを含む。
【００１０】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）において、前記軸は、前記電気車両の左右方向に延び、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートの前記レセプタクルは、上下方向において前記軸より下方に延びている。
（【００１１】以降は省略されています）

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