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公開番号2025072327
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2024184335,2023182347
出願日2024-10-18,2023-10-24
発明の名称仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、および仮想空間コンテンツ配信方法
出願人カバー株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 21/431 20110101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約【課題】仮想空間コンテンツの興趣低下を防ぐこと。
【解決手段】演者が使用可能な演者用端末と、仮想空間コンテンツを視聴可能な視聴者ユーザー端末と、仮想空間に関する処理と演者アバターの動作コンテンツを含む仮想空間コンテンツを視聴者ユーザー端末に配信する処理とを実行可能なサーバコンピュータと、を含むシステムであって、動作コンテンツは、演者の動作がリアルタイムに演者アバターに反映される第1動作コンテンツと、事前に収録された第2動作コンテンツと、を含み、演者用端末は、第1動作コンテンツに続けて第2動作コンテンツが配信されるときに、第2動作コンテンツにおける演者アバターの最初の動作に対応する姿勢を、第1動作コンテンツの終了時において演者が行うべき終了時姿勢として提示する。
【選択図】図36
特許請求の範囲【請求項1】
仮想空間において演者アバターが動作する動作コンテンツを少なくとも含む仮想空間コンテンツを配信可能な仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記演者アバターに対応する演者が使用可能な演者用端末と、
視聴者ユーザーが前記仮想空間コンテンツを視聴可能な視聴者ユーザー端末と、
前記演者用端末と前記視聴者ユーザー端末とに通信ネットワークを介して接続され、少なくとも前記仮想空間に関する処理と前記仮想空間コンテンツの配信に関する処理とを実行可能なサーバコンピュータと、
を含み、
前記動作コンテンツは、該動作コンテンツが配信されるときに前記演者用端末に入力された前記演者の動作が前記演者アバターに反映される第1動作コンテンツと、該動作コンテンツが配信されるときよりも前に事前に収録された第2動作コンテンツと、を含み、
前記演者用端末は、前記第1動作コンテンツに続けて前記第2動作コンテンツが配信されるときに、前記第2動作コンテンツにおける前記演者アバターの最初の動作に対応する姿勢を、該第1動作コンテンツの終了時において前記演者が行うべき終了時姿勢として提示可能な姿勢提示手段を備える
ことを特徴とする仮想空間コンテンツ配信システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記姿勢提示手段は、前記第1動作コンテンツの配信が終了する所定期間前から前記終了時姿勢を表示可能であるとともに、該第1動作コンテンツの配信が終了するまでの期間を特定可能な期間情報を表示可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項3】
前記姿勢提示手段は、前記終了時姿勢を前記演者アバターの後方側からの視点画像として表示可能である
ことを特徴とする請求項2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項4】
前記姿勢提示手段は、前記終了時姿勢をとっている前記演者アバターの画像と、前記演者の姿勢を反映した前記演者アバターの画像と、を同時に表示可能である
ことを特徴とする請求項2または3に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項5】
前記姿勢提示手段は、前記終了時姿勢と前記演者の姿勢とを対比し、前記演者の姿勢が前記終了時姿勢と同一または略同一と判定可能な所定範囲内となっていることを示す一致報知を実行可能である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項6】
前記演者アバターは、複数の演者の各々に対応した複数のアバターを含み、
前記姿勢提示手段は、全ての前記演者の姿勢が前記終了時姿勢と同一または略同一と判定可能な所定範囲内となっていることを示す全員一致報知を実行可能である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項7】
前記姿勢提示手段は、前記終了時姿勢と前記演者の姿勢とを対比し、前記演者の姿勢が前記終了時姿勢と異なる部分を示す非一致部分報知を実行可能である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項8】
前記第1動作コンテンツの配信が終了する前における予め定められた判定タイミングとなったときに、前記演者の姿勢が前記終了時姿勢と同一または略同一と判定するための所定範囲内となっていない場合に、前記演者アバターの姿勢を視聴者ユーザーが認識困難とする特定演出を実行可能である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項9】
前記仮想空間コンテンツは、前記演者の音声コンテンツを含み、
前記サーバコンピュータは、前記姿勢提示手段によって前記終了時姿勢が提示されている期間においては、演者の音声による音声コンテンツの配信を行わない
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項10】
前記仮想空間コンテンツは、前記演者の音声コンテンツを含み、
前記サーバコンピュータは、前記姿勢提示手段によって前記終了時姿勢が提示されている期間においては該期間に対応した特定音声コンテンツを配信する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間において演者アバターが動作する動作コンテンツを少なくとも含む仮想空間コンテンツを配信可能な仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、仮想空間コンテンツ配信方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、配信ユーザ(演者)の動きに連動して仮想空間において動作する該配信ユーザ(演者)のキャラクタオブジェクト(アバター)のアニメーションを生成し、かかるキャラクタオブジェクト(アバター)のアニメーションを含む動画をライブ配信するとともに、視聴する視聴者ユーザーについても、視聴者ユーザーからの要求に応じて、配信ユーザ(演者)のアバターが配置されている仮想空間に観客として仮想参加することが可能な配信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-120098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように、配信ユーザ(演者)の動作を反映させたキャラクタオブジェクト(アバター)のアニメーションコンテンツをライブ配信する場合にあっては、サーバコンピュータの処理負荷を低減すること、若しくは機器の不具合の発生によって配信ユーザ(演者)の動作がアバターに良好に反映されなくなる等の事故の発生を予防することを目的として、配信ユーザ(演者)の動作によるキャラクタオブジェクト(アバター)のアニメーションコンテンツを部分的に事前に収録して配信することが行われているが、このように、配信の一部のコンテンツを収録して配信する場合にあっては、配信ユーザ(演者)の動作をリアルタイムにキャラクタオブジェクト(アバター)に反映させる部分と収録部分との切替時において、キャラクタオブジェクト(アバター)の姿勢が異なることにより、視聴者に違和感を与えてしまい、仮想空間コンテンツの興趣が低下してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、仮想空間コンテンツの興趣が低下してしまうことを防ぐことのできる仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、仮想空間コンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の仮想空間コンテンツ配信システムは、
仮想空間において演者アバターが動作する動作コンテンツを少なくとも含む仮想空間コンテンツ(例えば、仮想ライブ)を配信可能な仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記演者アバター(例えば、演者アバター1A,1B)に対応する演者(例えば、演者ユーザーA,B)が使用可能な演者用端末(例えば、演者端末200A,B)と、
視聴者ユーザーが前記仮想空間コンテンツを視聴可能な視聴者ユーザー端末(例えば、視聴者端末300)と、
前記演者用端末と前記視聴者ユーザー端末とに通信ネットワークを介して接続され、少なくとも前記仮想空間に関する処理と前記仮想空間コンテンツの配信に関する処理とを実行可能なサーバコンピュータ(例えば、配信用サーバコンピュータ100)と、
を含み、
前記動作コンテンツは、該動作コンテンツが配信されるときに前記演者用端末に入力された前記演者の動作が前記演者アバターに反映される第1動作コンテンツ(例えば、MC)と、該動作コンテンツが配信されるときよりも前に事前に収録された第2動作コンテンツ(例えば、演目)と、を含み、
前記演者用端末は、前記第1動作コンテンツに続けて前記第2動作コンテンツが配信されるときに、前記第2動作コンテンツにおける前記演者アバターの最初の動作に対応する姿勢(例えば、開始時姿勢)を、該第1動作コンテンツの終了時において前記演者が行うべき終了時姿勢として提示可能な姿勢提示手段(例えば、図34,35に示す姿勢同化用画面を表示可能な表示装置C212)を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第2動作コンテンツにおける演者アバターの最初の動作に対応する姿勢が終了時姿勢として提示されることで、演者は、自身の動作が演者アバターに反映される第1動作コンテンツの配信終了時に、該終了時姿勢をとることができるようになるため、第2動作コンテンツの配信開始時において、演者アバターの姿勢の違いによって視聴者に違和感を与えてしまうことによる仮想空間コンテンツの興趣低下を防ぐことができる。
【0007】
請求項2の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記姿勢提示手段は、前記第1動作コンテンツの配信が終了する所定期間(例えば、移行期間)前から前記終了時姿勢を表示可能であるとともに、該第1動作コンテンツの配信が終了するまでの期間を特定可能な期間情報(例えば、残り期間表示領域252の表示)を表示可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、表示によって終了時姿勢を視覚的に容易に捉えることができるとともに、第2動作コンテンツの配信が開始されるまでの残り期間も把握できるので、第2動作コンテンツの配信開始タイミングに合わせて終了時姿勢をとる準備を行うことができる。
【0008】
請求項3の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項2に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記姿勢提示手段は、前記終了時姿勢を前記演者アバターの後方側からの視点画像(例えば、図34,35のように、後方からの画像)として表示可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演者は、自分が行うべき姿勢を、左右が反対の鏡像ではなく左右同一の実像で把握できるようになるので、より一層、終了時姿勢を認識しやすくできる。
【0009】
請求項4の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項2または3に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記姿勢提示手段は、前記終了時姿勢をとっている前記演者アバターの画像と、前記演者の姿勢を反映した前記演者アバターの画像と、を同時に表示可能である(例えば、図34,35のように、事前収録ポーズと現在ポーズとを表示可能な部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演者は、終了時姿勢と自身の姿勢とを、演者アバターの表示にて対比できるようになるため、姿勢の違いを的確に把握できるようになり、より的確に終了時姿勢をとることができるようになる。
【0010】
請求項5の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1または請求項2に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記姿勢提示手段は、前記終了時姿勢と前記演者の姿勢とを対比し、前記演者の姿勢が前記終了時姿勢と同一または略同一と判定可能な所定範囲(例えば、一致度が95%以上の範囲)内となっていることを示す一致報知(例えば、青枠)を実行可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演者は、自身の姿勢が終了時姿勢と所定範囲内で一致していることを容易に認識することができ、該一致している姿勢を的確にとることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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