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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025072410
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025009050,2022509895
出願日
2025-01-22,2021-03-10
発明の名称
画像生成装置、反射鏡及びヘッドアップディスプレイ
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20250430BHJP(光学)
要約
【課題】画像表示範囲を広げ、外光あるいは反射光の影響を抑制可能な、成形時基板歪みが抑制された反射鏡、これを用いたヘッドアップディスプレイを提供する。
【解決手段】画像生成装置(24)は、光源(111)が搭載された光源基板(110)と、光源(111)からの出射光を透過する光学部材(120)と、光学部材(120)を透過した光により所定の画像を生成するための光を形成する表示デバイス(130)と、光源基板110から発生する熱を放熱するヒートシンク(150)と、光学部材(120)を保持するレンズホルダ(140)とを備えている。レンズホルダ(140)は第一係合部を有し、ヒートシンク(150)は第二係合部(152)を有している。第一係合部と第二係合部(152)とが固定されることで、光源基板(110)は、レンズホルダ(140)とヒートシンク(150)との間に挟み込まれた状態で位置決め固定される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッドアップディスプレイ用の画像を生成する画像生成装置であって、
光源が搭載された光源基板と、
前記光源から出射された光を透過する光学部材と、
前記光学部材を透過した光により所定の画像を生成するための光を形成する表示デバイスと、
前記光源基板から発生する熱を放熱するヒートシンクと、
前記光学部材を保持するホルダと、を備え、
前記ホルダは複数の第一係合部を有し、前記ヒートシンクは前記複数の第一係合部に対応する箇所に設けられた複数の第二係合部を有し、
前記複数の第一係合部のそれぞれと前記複数の第二係合部のそれぞれとが固定されることにより、前記光源基板は、前記ホルダと前記ヒートシンクとの間に挟み込まれて前記複数の第一係合部同士の間に形成された空間に収容された状態で位置決め固定される、画像生成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記ホルダは、前記表示デバイスの光出射面に平行な一対の第一面と、前記一対の第一面同士の間に形成されて前記一対の第一面に対して傾斜した第二面とを有し、
前記複数の第一係合部は、前記一対の第一面にそれぞれ形成された孔部であり、
前記第二面は、開口部と、前記開口部の周囲を囲む枠部と、を有し、
前記枠部に前記光源基板が取り付けられて前記光源が前記開口部内に配置される、請求項1に記載の画像生成装置。
【請求項3】
前記光源基板は、少なくとも一つの孔部を有し、
前記少なくとも一つの孔部に挿通可能な少なくとも一つのピンが前記枠部から突出している、請求項2に記載の画像生成装置。
【請求項4】
前記ヒートシンクは、前記一対の第一面に平行な面であって前記複数の第二係合部がそれぞれ形成される一対の第三面と、前記一対の第三面同士の間に形成されて前記第二面に平行な第四面と、を有し、
前記光源基板は、前記第二面と前記第四面との間に形成された空間に収容されている、請求項2または3に記載の画像生成装置。
【請求項5】
前記表示デバイスが搭載可能なハウジングをさらに備え、
前記ホルダおよび前記ヒートシンクは、前記複数の第一係合部および前記複数の第二係合部により前記ハウジングに取り付けられる、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像生成装置。
【請求項6】
前記表示デバイスを少なくとも制御する回路基板と、
前記ハウジングの背面を覆う背面カバーと、
をさらに備え、
前記回路基板が前記ヒートシンクと前記背面カバーとの間に配置されるようにして前記ハウジングに取り付けられた状態で前記背面カバーが前記ハウジングに取り付けられる、請求項5に記載の画像生成装置。
【請求項7】
前記背面カバーは、背面部と、前記背面部から立ち上がる側面部とを備え、
前記背面部には、前記ハウジングから前記背面カバーに向けて突出するボスに対してねじ止め可能な少なくとも一つの係合孔が形成され、前記少なくとも一つの係合孔が形成された領域は前記背面部の他の領域よりも前記背面カバーの前記ハウジングへの取り付け方向に向けて凹んでいる、請求項6の画像生成装置。
【請求項8】
車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ用の画像を生成する画像生成装置であって、
前記画像のうち前記車両の状況に応じて変化する変化画像を生成する変化画像生成部と、
前記画像のうち前記状況によらずに固定された固定画像を生成する固定画像生成部と、を備え、
前記変化画像生成部は、光源が搭載された光源基板と、前記光源から出射された光を透過する光学部材と、前記光学部材を透過した光により所定の画像を生成するための光を形成する表示デバイスと、を有し、
前記光源基板は、前記表示デバイスの第一光出射面に対して一定角度傾いて配置され、
前記固定画像生成部の第二光出射面は、前記第一光出射面に対して平行する面である、画像生成装置。
【請求項9】
前記変化画像生成部は、前記光学部材を保持するホルダと、前記表示デバイスが搭載可能なハウジングと、をさらに有し、
前記ホルダは、前記ハウジングに搭載された前記表示デバイスの前記第一光出射面に平行な一対の第一面と、前記一対の第一面同士の間に形成されて前記一対の第一面に対して傾斜した第二面と、を有し、
前記一対の第一面は、複数の第一係合部を有し、
前記第二面は、開口部と、前記開口部の周囲を囲む枠部と、を有し、
前記枠部に前記光源基板が取り付けられて前記光源が前記開口部内に配置される、請求項8に記載の画像生成装置。
【請求項10】
前記変化画像生成部は、前記光源基板から発生する熱を放熱するヒートシンクをさらに有し、
前記ヒートシンクは、前記一対の第一面に平行な面であって複数の第二係合部が形成される一対の第三面と、前記一対の第三面同士の間に形成されて前記第二面に平行な第四面と、を有し、
前記光源基板は、前記第二面と前記第四面との間に形成された空間に収容されている、請求項9に記載の画像生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像生成装置及び当該画像生成装置を備えたヘッドアップディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【0002】
また、本発明は、反射鏡及び当該反射鏡を備えたヘッドアップディスプレイに関する。
【0003】
また、本発明は、ヘッドアップディスプレイに関する。
【背景技術】
【0004】
将来の自動運転社会では、車両と人間との間の視覚的コミュニケーションが益々重要になっていくことが予想される。例えば、車両と当該車両の乗員との間の視覚的コミュニケーションが益々重要になっていくことが予想される。この点において、ヘッドアップディスプレイ(HUD)を用いて車両と乗員との間の視覚的コミュニケーションを実現することができる。ヘッドアップディスプレイは、ウインドシールドやコンバイナに画像や映像を投影させ、その画像をウインドシールドやコンバイナを通して現実空間と重畳させて乗員に視認させることで、いわゆるAR(Augmented Reality)を実現することができる。
【0005】
特許文献1には、車両のフロントガラス等に情報を表示するヘッドアップディスプレイ装置に使用される表示装置が開示されている。
【0006】
特許文献2には、運転席の前方に設けた所定の表示領域に所定のコンテンツを表示する車載用HUD装置が開示されている。
【0007】
特許文献3には、表示器と反射装置とを備え、表示情報の虚像を運転者の視野前方に表示させる車両用ヘッドアップディスプレイ装置が開示されている。特許文献1に開示の車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、正面形状が矩形状の凹面鏡を備えており、当該凹面鏡は、背面側に配置されたホルダ部を有している。
【0008】
特許文献4には、車両に搭載されて、表示情報の虚像を運転者の視野前方に表示させる車両用ヘッドアップディスプレイ装置が開示されている。特許文献1に開示の車両用ヘッドアップディスプレイ装置は、表示器と、表示器から出射された光を反射する反射部と、反射部を回転させるステップモータと、ステップモータを制御することで反射部の回転を制御する制御装置とを備えている。
【0009】
ヘッドアップディスプレイでは、画像生成装置から出射された光が反射鏡に反射され、車両のウインドシールドやコンバイナに照射される。反射鏡としては、一般的に特許文献5及び特許文献6に開示されるような凹面鏡が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
日本国特開2018-83593号公報
日本国特開2019-119262号公報
日本国特開2018-54966号公報
日本国特開2016-46650号公報
日本国特開2019-132990号公報
国際出願WO2017/208961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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