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公開番号2025073560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184473
出願日2023-10-27
発明の名称車両用照明装置、および車両用灯具
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 43/14 20180101AFI20250502BHJP(照明)
要約【課題】熱伝導性材料を用いて、発光モジュール(基板)を接合する場合であっても、製造コストの低減を図ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた発光素子と;前記基板の上に設けられ、前記発光素子と直接電気的に接続されている第1の回路素子と;前記基板の上に設けられ、前記発光素子と直接電気的に接続されていない第2の回路素子と;前記ソケットと、前記基板と、の間に設けられ、熱伝導性材料を含む接合部と;を具備している。車両用照明装置の中心軸に沿った方向から見た場合に、前記基板の周縁の近傍と重なる位置、前記基板の角部の近傍と重なる位置、および、前記第2の回路素子と重なる位置の少なくともいずれかの位置には、前記接合部が設けられていない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ソケットと;
前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;
前記基板の上に設けられた発光素子と;
前記基板の上に設けられ、前記発光素子と直接電気的に接続されている第1の回路素子と;
前記基板の上に設けられ、前記発光素子と直接電気的に接続されていない第2の回路素子と;
前記ソケットと、前記基板と、の間に設けられ、熱伝導性材料を含む接合部と;
を具備し、
車両用照明装置の中心軸に沿った方向から見た場合に、前記基板の周縁の近傍と重なる位置、前記基板の角部の近傍と重なる位置、および、前記第2の回路素子と重なる位置の少なくともいずれかの位置には、前記接合部が設けられていない車両用照明装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記ソケットは、高熱伝導性樹脂を含み、
前記ソケットと、前記接合部と、の間に設けられ、金属を含む伝熱部をさらに具備した請求項1記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記接合部が設けられていない位置において、前記伝熱部の、前記接合部側の面が、前記接合部から露出している請求項2記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記接合部の熱伝導率は、0.5W/(m・K)以上、10W/(m・K)以下である請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項5】
請求項1記載の車両用照明装置と;
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを有するランプを備えた車両用照明装置に代えて、発光ダイオードなどの発光素子を備えた車両用照明装置の普及が進んでいる。この様な車両用照明装置は、ソケットと、ソケットの一方の端部側に設けられた発光モジュールと、を備えている。発光モジュールは、例えば、基板と、基板の上に設けられた発光素子および回路素子と、を備えている。
【0003】
ここで、車両用照明装置に設けられた発光素子を点灯させると、光とともに熱が発生する。発生した熱により発光素子の温度が上昇して、発光素子の温度が最大ジャンクション温度を超えると、発光素子が故障したり、発光素子から照射される光の光束が低下したりする場合がある。
【0004】
そのため、発光モジュール(基板)と、ソケットとの間に、金属から形成された伝熱部を設ける場合がある。伝熱部を設ける場合には、発光モジュール(基板)が、熱伝導性接着剤などの熱伝導性材料を用いて、伝熱部の上に接合される。
【0005】
この場合、熱伝導性材料を用いて、伝熱部の端面の全領域と、発光モジュール(基板)とを接合すると、熱伝導性材料の量が多くなる。熱伝導性材料は、接着剤などの一般的な接合材料に比べて高価であるため、熱伝導性材料の量が多くなると、車両用照明装置の製造コストが増大することになる。
そこで、熱伝導性材料を用いて、発光モジュール(基板)を接合する場合であっても、製造コストの低減を図ることができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-247061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、熱伝導性材料を用いて、発光モジュール(基板)を接合する場合であっても、製造コストの低減を図ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた発光素子と;前記基板の上に設けられ、前記発光素子と直接電気的に接続されている第1の回路素子と;前記基板の上に設けられ、前記発光素子と直接電気的に接続されていない第2の回路素子と;前記ソケットと、前記基板と、の間に設けられ、熱伝導性材料を含む接合部と;を具備している。車両用照明装置の中心軸に沿った方向から見た場合に、前記基板の周縁の近傍と重なる位置、前記基板の角部の近傍と重なる位置、および、前記第2の回路素子と重なる位置の少なくともいずれかの位置には、前記接合部が設けられていない。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、熱伝導性材料を用いて、発光モジュール(基板)を接合する場合であっても、製造コストの低減を図ることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式分解図である。
図1における車両用照明装置のA-A線断面図である。
(a)、(b)は、他の実施形態に係る接合部の形態を例示するための模式平面図である。
車両用灯具を例示するための模式部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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