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公開番号
2025073740
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184778
出願日
2023-10-27
発明の名称
天然水由来処理水
出願人
個人
,
個人
代理人
弁理士法人たかはし国際特許事務所
主分類
C02F
1/48 20230101AFI20250502BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】エマルジョン効果のある水、飲料水又は飲食品原料水、化粧水又は化粧料原料水、毛髪又は皮膚に対する塗布剤、として好適な水を提供すること。
【解決手段】逆浸透膜を通過させた天然水を、多層構造体20が密接されている処理槽10に12時間以上貯留させてなる天然水由来処理水であって、該天然水が、富士山麓の標高800m以上にある井戸の地下150m以上の深さの場所から汲み上げた天然水であり、該処理槽10の側面外側の該多層構造体20が密接されていない部分は、金属シートで遮蔽されており、該多層構造体20が、該処理槽10から遠い側から、扁平な電磁石21、及び、長石(feldspar)の粉末を含有する鉱石層23を少なくとも有している、天然水由来処理水、それを使用したエマルジョン分散媒、飲料水又は飲食品原料水、化粧水又は化粧料原料水、及び、毛髪又は皮膚塗布剤。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
逆浸透膜(RO膜)を通過させた天然水を、その側面外側に複数個の多層構造体が密接されている処理槽に、12時間以上貯留させてなる天然水由来処理水であって、
該天然水が、富士山麓の標高800m以上にある井戸の地下150m以上の深さの場所から汲み上げた天然水であり、
該処理槽の底から該天然水が貯留している水面の高さまでを含んで、該処理槽の側面外側の該多層構造体が密接されていない部分は、金属シートで遮蔽されており、
該多層構造体が、該処理槽から遠い側から、扁平な電磁石、及び、長石(feldspar)の粉末を含有する鉱石層を少なくとも有していることを特徴とする天然水由来処理水。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記天然水が、山梨県南都留郡鳴沢村に位置する井戸から汲み上げた天然水である請求項1に記載の天然水由来処理水。
【請求項3】
前記金属シートが、アルミニウムシート、及び/又は、銅シートである請求項1に記載の天然水由来処理水。
【請求項4】
前記長石の粉末が、閃長岩(syenite)の粉末である請求項1に記載の天然水由来処理水。
【請求項5】
前記閃長岩の粉末が、貴陽石(登録商標)の粉末である請求項4に記載の天然水由来処理水。
【請求項6】
前記多層構造体は、前記処理槽の側面外側に密接されている面を底面とした底面積が4cm
2
以上80cm
2
以下の略角柱状ないし略円柱状のものであり、15個以上150個以下の該多層構造体が該処理槽の側面外側に密接されている請求項1に記載の天然水由来処理水。
【請求項7】
更に、前記多層構造体が、前記鉱石層の内側に、更に、複数の互いに異なる「金属又は炭素を含有する繊維で編んだ若しくは織った着色布層」を有してなるものである請求項1に記載の天然水由来処理水。
【請求項8】
酸化還元電位が、+250mV以下である請求項1に記載の天然水由来処理水。
【請求項9】
請求項1ないし請求項8の何れかの請求項に記載の天然水由来処理水を含有してなるものであることを特徴とするエマルジョンの分散媒。
【請求項10】
請求項1ないし請求項8の何れかの請求項に記載の天然水由来処理水を含有してなるものであることを特徴とする飲料水又は飲食品原料水。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エマルジョンの分散媒として好適な水;飲料水や飲食品の原料として好適な水;皮膚や毛髪に対して良効果を及ぼす水等に関するものである。
続きを表示(約 960 文字)
【背景技術】
【0002】
天然水を原料とした化粧水等の化粧料や、天然水の成分を含有させた化粧水等の化粧料は知られている。
【0003】
特許文献1には、動物の骨から炭素や硫化物を除去した焼成骨と天然水を混合した化粧用ミネラルイオン水が記載されている。
【0004】
特許文献2には、採水直後の天然水を配合した化粧料が記載され、そこには水溶性の抗菌剤を添加することが記載されている。
特許文献3には、天然水を配合した化粧料が記載され、そこには多価アルコール、ムコ多糖類等を配合することが記載されている。
【0005】
特許文献4には、精製水、アルコール、保湿剤、柔軟剤、増粘剤、緩衝剤を含有する化粧水が記載され、該精製水として、天然水を原料とすることが記載されている。
【0006】
特許文献5には、麦飯石、ミネラル石、ラジウム鉱石、トルマリン、還元セラミックを充填させたカラムに天然水又は精製水を通過させて得られるミネラル水、及び、該ミネラル水を配合してなる化粧料が記載されている。
【0007】
特許文献6には、焙煎麦抽出成分とミネラル成分とを含有する組成物が記載され、該ミネラル成分が、天然水、海洋深層水、又は、湖水に由来した成分であり、該組成物を配合して飲食品とすることが記載されている。
【0008】
特許文献7には、被処理水に、磁束密度の最高ピーク強度が1.0T(テスラ)の減衰振動磁界を被処理水に水に印加する方法が記載され、該被処理水として天然水が挙げられている。
【0009】
しかしながら、上記特許文献に記載の技術発明を含めた公知の発明は、原料となる天然水を限定した発明でも、該原料天然水の膜処理を行う発明でも、該天然水に特定の鉱石層等を用いた特定の処理を施す発明でもなかった。
【0010】
エマルジョンの分散媒として好適な水や、飲料水や飲食品の原料として好適な水や、皮膚や毛髪に対して良効果を及ぼす水等については、従来技術では優れたものが得られていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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