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公開番号2025076066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187729
出願日2023-11-01
発明の名称監視システム
出願人株式会社LIXIL
代理人個人
主分類C02F 1/50 20230101AFI20250508BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】液体検知センサを備える液源の液切れを検知可能な監視システムにおいて、その液体検知センサの長寿命化を実現する技術を提供する。
【解決手段】監視システム100は、衛生設備に用いられる吐出装置の監視システムである。監視システム100は、液源からの液体が流れる液体流路の被検知部における液体の有無を検知する液体検知を実行する液体検知センサ72と、液体検知センサ72の長寿命化を考慮した長寿命化検知条件が成立する場合に液体検知センサ72に液体の有無を検知する液体検知を実行させる液体検知実行部93と、液体検知センサ72による検知結果に基づいて液源が液切れしているか否か判定する液切れ判定部94と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
衛生設備に用いられる吐出装置の監視システムであって、
液源からの液体が流れる液体流路の被検知部における液体の有無を検知する液体検知を実行する液体検知センサと、
前記液体検知センサの長寿命化を考慮した長寿命化検知条件が成立する場合に前記液体検知センサに液体の有無を検知する液体検知を実行させる液体検知実行部と、
前記液体検知センサによる検知結果に基づいて前記液源が液切れしているか否か判定する液切れ判定部と、
を備える監視システム。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記液体の消費量を示す消費量情報を取得する取得部と、
前記消費量情報に基づいて前記液源の使用開始時点からの前記液体の合計消費量を導出する導出部と、
を備え、
前記長寿命化検知条件は、前記液体の合計消費量が所定の閾値消費量に達したことである請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記監視システムが用いられる吐出装置は、
吐出部と、
前記吐出部に給水する供給流路と、を備え、
前記液体流路は、前記供給流路を流れる原水に前記液体を添加し、
前記長寿命化検知条件は、前回の液体検知が実行されてから、前記原水に前記液体が添加されることで生成される希釈水が前記吐出部から所定量吐出されたことである請求項1または2に記載の監視システム。
【請求項4】
前記液体流路に設けられ前記液体を送液する送液部を備え、
前記液体検知実行部は、前記送液部の駆動中に前記液体検知センサに液体検知を実行させる請求項1に記載の監視システム。
【請求項5】
前記液切れ判定部は、前記液体検知センサによる1回の液体検知において液体無しが検知された累積時間に基づいて前記液源が液切れしているか否か判定する請求項1に記載の監視システム。
【請求項6】
リセット指示を受け付けた場合に前記液体検知センサに液体検知を実行させ、その検知結果に基づいて液切れが解消されたことが確認された場合に前記合計消費量をリセットとするリセット部を備える請求項2に記載の監視システム。
【請求項7】
衛生設備に用いられる吐出装置の監視システムであって、
液源からの液体が流れる液体流路の被検知部における液体の有無を検知する液体検知を実行する液体検知センサと、
前記液体の消費量を示す消費量情報を取得する取得部と、
前記消費量情報に基づいて前記液源の使用開始時点からの前記液体の合計消費量を導出する導出部と、
リセット指示を受け付けた場合に前記液体検知センサに液体検知を実行させ、その検知結果に基づいて液切れが解消されたことが確認された場合に前記合計消費量をリセットとするリセット部と、
を備える監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、衛生設備に用いられる吐出装置の監視システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、液源の液切れを検知可能な監視システムを開示する。特許文献1では、液源の液体の消費量を示す消費量情報を取得し、その消費量情報に基づいて液源の使用開始時点から現在までの液体の合計消費量を導出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-196635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の監視システムでは、導出した液体の合計消費量から液源の液切れを把握しようとしている。しかしながら、導出された液体の合計消費量と、実際の合計消費量との間には、当然ながらずれが生じるため、導出された液体の合計消費量から液源の液切れを正確に把握するのは難しい。そこで本発明者らは、より正確に液源の液切れを検知可能な技術であって、液体検知センサによって液体流路の被検知部での液体の有無を検知することによって液源の液切れを検知可能な技術を検討している。本発明者らは、このような検討の過程で、液体検知センサを長寿命化できる技術を模索し、本発明に想到した。
【0005】
本開示はこうした状況においてなされたものであり、その例示的な目的の1つは、液体検知センサを備える液源の液切れを検知可能な監視システムにおいて、その液体検知センサの長寿命化を実現する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある態様の監視システムは、衛生設備に用いられる吐出装置の監視システムであって、液源からの液体が流れる液体流路の被検知部における液体の有無を検知する液体検知を実行する液体検知センサと、液体検知センサの長寿命化を考慮した長寿命化検知条件が成立する場合に液体検知センサに液体の有無を検知する液体検知を実行させる液体検知実行部と、液体検知センサによる検知結果に基づいて液源が液切れしているか否か判定する液切れ判定部と、を備える。
【0007】
本開示の別の態様の監視システムは、衛生設備に用いられる吐出装置の監視システムであって、液源からの液体が流れる液体流路の被検知部における液体の有無を検知する液体検知を実行する液体検知センサと、液体の消費量を示す消費量情報を取得する取得部と、消費量情報に基づいて液源の使用開始時点からの液体の合計消費量を導出する導出部と、リセット指示を受け付けた場合に液体検知センサに液体検知を実行させ、その検知結果に基づいて液切れが解消されたことが確認された場合に合計消費量をリセットとするリセット部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態の吐出装置の模式的な全体構成図である。
実施の形態の監視システムの機能および構成を示すブロック図である。
図3(a)~(e)は、液切れの判定について説明する図である。
図1の吐出装置12の動作の一例を説明するフローチャートである。
図1の吐出装置12の動作の他の一例を説明するフローチャートである。
変形例の吐出装置の模式的な全体構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、好適な実施の形態について図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
【0010】
図1、2を参照する。吐出装置12は、キッチンなどの衛生設備に用いられる。吐出装置12は、本実施の形態では、原水によって原水とは別の所定の液体を希釈した希釈水を吐出する。吐出装置12は、吐出装置本体16と、供給ライン20と、制御装置22と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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