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公開番号2025073894
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023185044
出願日2023-10-27
発明の名称判定システム、判定方法、及び、プログラム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08B 25/04 20060101AFI20250502BHJP(信号)
要約【課題】建物内に人が在室しているか否かを判定することができる判定システムを提供する。
【解決手段】判定システム20は、建物60の玄関62に設置されるドア61の開閉を検知するセンサ11の検知結果を示す第一情報を受信し、建物60内における人の在室を示す第二情報を受信する通信部21と、1回の第一情報の受信からもう1回の第一情報の受信までの対象期間内に、第二情報が受信された場合に、当該対象期間において建物内に人が在室していると判定する判定部24とを備える。判定部24は、第一情報が受信されてから別の第一情報が受信されるまでに経過した時間が所定時間以内である場合には、2回の第一情報の受信を1回の第一情報の受信とみなす処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の出入り口に設置されるドアの開閉を検知するセンサの検知結果を示す第一情報を受信し、前記建物内における人の在室を直接または間接的に示す第二情報を受信する通信部と、
受信された前記第一情報及び前記第二情報に基づいて、前記建物内に前記人が在室しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部による判定の結果を示す判定結果情報を出力する出力部とを備え、
前記判定部は、
1回の前記第一情報の受信からもう1回の前記第一情報の受信までの対象期間内に、前記第二情報が受信された場合に、当該対象期間において前記建物内に前記人が在室していると判定し、
前記第一情報が受信されてから別の前記第一情報が受信されるまでに経過した時間が所定時間以内である場合には、2回の前記第一情報の受信を1回の前記第一情報の受信とみなす処理を行う、
判定システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記第一情報が受信されてから前記別の前記第一情報が受信されるまでの時間が前記所定時間以内であり、かつ、前記別の前記第一情報が受信されてからさらに別の前記第一情報が受信されるまでに経過した時間が前記所定時間以内である場合には、3回の前記第一情報の受信を1回の前記第一情報の受信とみなす処理を行う、
請求項1に記載の判定システム。
【請求項3】
前記判定部は、前記第一情報が受信されてから前記別の前記第一情報が受信されるまでに経過する時間が前記所定時間以内であり、かつ、前記第一情報以降に続く2つの前記第一情報が受信される間に経過する時間が前記所定時間以内である場合には、前記所定時間以内と判断される間で最初の前記第一情報の受信から最後の前記第一情報の受信までを1回の前記第一情報の受信とみなす処理を行う、
請求項1に記載の判定システム。
【請求項4】
前記判定部は、前記対象期間において前記建物内に前記人が在室していると判定し、かつ、前記対象期間の直後の第一対象期間内に前記第二情報が受信されていない場合、前記第一対象期間において前記建物内に前記人が不在であると判定する、
請求項1に記載の判定システム。
【請求項5】
前記判定部は、さらに、前記第一対象期間の直後の第二対象期間内に前記第二情報が受信されていない場合、前記第二対象期間において前記建物内に前記人が在室していると判定する、
請求項4に記載の判定システム。
【請求項6】
前記判定部は、前記対象期間において前記建物内に前記人が在室していると判定し、かつ、前記対象期間の直前の第三対象期間内に前記第二情報が受信されていない場合、前記第三対象期間において前記建物内に前記人が不在であると判定する、
請求項1~5のいずれか1項に記載の判定システム。
【請求項7】
前記判定部は、
前記第三対象期間の直前の第四対象期間内に前記第二情報が受信されていない場合、前記第四対象期間において前記建物内に前記人が不在であると判定し、
前記第四対象期間に続く前記第三対象期間に前記第二情報が受信されていない場合、前記第三対象期間において前記建物内に前記人が在室していると判定し、
前記対象期間において前記建物内に前記人が在室していると判定した場合、前記第三対象期間における判定の結果を在室から不在に変更する、
請求項6に記載の判定システム。
【請求項8】
前記判定部は、前記判定の結果に判定の確度を示すレベルを紐づける、
請求項1に記載の判定システム。
【請求項9】
前記第二情報は、前記建物内に設置されるドアの開閉を検知するセンサの検知結果を示す情報である、
請求項1に記載の判定システム。
【請求項10】
前記第二情報は、前記建物内で計測した電気使用量を示す電気使用量情報である、
請求項1に記載の判定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、判定システム等に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
建物内に人が在室しているか否かを判定する技術が知られている。特許文献1には、居室のドアに取り付けられたドアセンサが当該ドアの動きの検知信号を受信したときから、所定の時間を経過するまでの間に、当該居室内に設置された人感センサから得られる検知信号を用いて、当該居室内の利用者が在室しているか否かを判定することができる管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-140355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、建物内に人が在室しているか否かを判定することができる判定システム等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る判定システムは、建物の出入り口に設置されるドアの開閉を検知するセンサの検知結果を示す第一情報を受信し、前記建物内における人の在室を直接または間接的に示す第二情報を受信する通信部と、受信された前記第一情報及び前記第二情報に基づいて、前記建物内に前記人が在室しているか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定の結果を示す判定結果情報を出力する出力部とを備え、前記判定部は、1回の前記第一情報の受信からもう1回の前記第一情報の受信までの対象期間内に、前記第二情報が受信された場合に、当該対象期間において前記建物内に前記人が在室していると判定し、前記第一情報が受信されてから別の前記第一情報が受信されるまでに経過した時間が所定時間以内である場合には、2回の前記第一情報の受信を1回の前記第一情報の受信とみなす処理を行う。
【0006】
本発明の一態様に係る判定方法は、コンピュータシステムによって実行される判定方法であって、建物の出入り口に設置されるドアの開閉を検知するセンサの検知結果を示す第一情報を受信し、前記建物内における人の在室を直接または間接的に示す第二情報を受信する通信ステップと、受信された前記第一情報及び前記第二情報に基づいて、前記建物内に前記人が在室しているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて判定の結果を示す判定結果情報を出力する出力ステップとを含み、前記判定ステップでは、1回の前記第一情報の受信からもう1回の前記第一情報の受信までの対象期間内に、前記第二情報が受信された場合に、当該対象期間において前記建物内に前記人が在室していると判定し、前記第一情報が受信されてから別の前記第一情報が受信されるまでに経過した時間が所定時間以内である場合には、2回の前記第一情報の受信を1回の前記第一情報の受信とみなす処理を行う。
【0007】
本発明の一態様に係るプログラムは、前記判定方法を前記コンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本開示の判定システム等は、建物内に人が在室しているか否かを判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態に係る在室判定システムの構成を示すブロック図である。
図2は、建物における玄関ドアセンサ、室内ドアセンサ、分電盤、及び、機器の設置位置の例を示す図である。
図3は、玄関ドアセンサの設置例を示す図である。
図4は、判定部が複数回の第一情報を受信したときに行う処理の例を示すタイムチャートである。
図5は、人の在否の具体的な判定例を示すタイムチャートである。
図6Aは、人の在否の推定に関する具体的な判定の一例を示すタイムチャートである。
図6Bは、人の在否の推定に関する具体的な判定の別の一例を示すタイムチャートである。
図7は、時刻Bから時刻Cまでの対象期間内において、建物に居住する人がIHクッキングヒータを使用したときのタイムチャートである。
図8は、第一端末装置が取得した現在の在室状況を示す判定結果情報の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、工程(ステップ)及び工程の順序等は、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(【0011】以降は省略されています)

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