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公開番号2025074877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185968
出願日2023-10-30
発明の名称ハーネス配索構造
出願人ダイハツ工業株式会社,古河電気工業株式会社,古河AS株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250507BHJP(車両一般)
要約【課題】製造コストを抑えて振動を抑制するハーネス配索構造を提供する。
【解決手段】本発明は、車体に対して車輪を懸架する懸架装置と車体との間のハーネス配索構造であって、ハーネスを挿通させた管状部材と、管状部材の外周を支持して車体に固定する第1固定部材と、第1固定部材から延びた管状部材の端末部を懸架装置に固定する第2固定部材と、を含み、第2固定部材は、管状部材の端末部の外周と、管状部材の端末部から露出しているハーネスの外周とを支持して一体的に懸架装置に固定することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車体に対して車輪を懸架する懸架装置と前記車体との間のハーネス配索構造であって、
ハーネスを挿通させた管状部材と、
前記管状部材の外周を支持して前記車体に固定する第1固定部材と、
前記第1固定部材から延びた前記管状部材の端末部を前記懸架装置に固定する第2固定部材と、
を含み、
前記第2固定部材は、前記管状部材の前記端末部の外周と、前記管状部材の前記端末部から露出している前記ハーネスの外周とを支持して一体的に前記懸架装置に固定する、
ハーネス配索構造。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記第2固定部材は、
前記管状部材の前記端末部の外周を巻回して結束する第1結束バンド部と、
前記管状部材の前記端末部から露出している前記ハーネスの外周を巻回して結束する第2結束バンド部と、
前記第1結束バンド部と前記第2結束バンド部とを連結する連結部と、
前記連結部を前記懸架装置に固定する固定部とを、一体的に含む、
請求項1に記載のハーネス配索構造。
【請求項3】
前記管状部材を挿通した前記ハーネスは、前記車体から前記懸架装置のコネクタまでU字経路で配索されている、
請求項1または2に記載のハーネス配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハーネス配索構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車体と、車体に対して車輪を懸架する懸架装置との間に、ハーネスを配索する配索方法がいくつか提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、車体に対し上下方向へサスペンションストローク可能に懸架された車輪に一体化されているインホイールモータの給電線と車体側にある車載電源などの車体側機器との間のワイヤハーネス配索構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-159224号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、走行中において、懸架装置に対して車体は相対的に動く。このため、車体と懸架装置との間にハーネスを配索する場合は、車体側のハーネスの振動が懸架装置側のハーネスのコネクタまで伝わらないように振動防止用の固定部材を追加する必要がある。なお、振動防止用の固定部材を新たに追加しようとすると製造コストの増加などの問題が生じる。
【0006】
本発明の目的は、製造コストを抑えて振動を抑制するハーネス配索構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するため、本発明は、車体に対して車輪を懸架する懸架装置と前記車体との間のハーネス配索構造であって、ハーネスを挿通させた管状部材と、前記管状部材の外周を支持して前記車体に固定する第1固定部材と、前記第1固定部材から延びた前記管状部材の端末部を前記懸架装置に固定する第2固定部材と、を含み、前記第2固定部材は、前記管状部材の前記端末部の外周と、前記管状部材の前記端末部から露出している前記ハーネスの外周とを支持して一体的に前記懸架装置に固定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、製造コストを抑えて振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態にかかるハーネス配索構造を適用したシニアカーの一例を示す斜視図である。
図2は、懸架装置周りの部分拡大図である。
図3Aは、図2に示す第2固定部材に適用した部品の一例を示す展開図である。
図3Bは、図2に示す第2固定部材を図2に示す-Y方向から見た場合の図である。
図3Cは、図2に示す第2固定部材を図2に示す+Y方向から見た場合の図である。
図3Dは、第2固定部材と懸架装置との固定に関する説明図である。
図4は、第1固定部材の構成の一例を示す図である。
図5は、他方の懸架装置におけるブラケットを設けたハーネス配索構造の説明図である。
図6は、振動防止用の固定部材を設けた場合のハーネス配索構造の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、添付図面を参照し、本発明の実施形態であるハーネス配索構造について詳細に説明する。なお、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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